高橋大輔選手復活!-フィンランディア杯SP首位
b0038294_14335947.jpgフィンランドで行われたフィンランディア杯男子ショートプログラム(SP)で、昨年大怪我で手術とリハビリを乗り越えたで高橋大輔選手が出場、
復帰第一線のSPで2位に13.01点差の大差で見事首位につけました。おめでとうございます!



織田信成選手、小塚崇彦選手、それから無良崇人選手が昨年頑張って五輪男子3枠を勝ち取りましたが、やはりこの人がいないと始まりませんよね。
織田選手は柔らかいジャンプとスピン、最近はあまり見ませんがコミカルな演技が持ち味だし、小塚選手は折り目正しいスケーティングとスピード、品のある演技が持ち味。無良選手はワイルドで切れ味のよいジャンプなど、それぞれ全く違った魅力があり、本当に今の日本男子シングルは充実していると思います。
間違いなく日本のフィギュアスケートの歴史の中で一番選手層が厚く、レベルの高い選手が揃っていますね。

そしてその中でもやはり高橋大輔選手は「別格」という感じがしますね。ジャンプの安定感、キレのある盛りだくさんのステップ、指先まで神経のいきわたった演技。
そして彼の一番の魅力は、体全体から放出されるゴージャスさですね。世界でも有数の「華」を持つ選手だと思います。

彼はトリノまでは「危なっかしい」という印象がどうしてもありましたが、五輪翌年から別人のように演技が安定し、表彰台の常連となり国内外からトップスケーターとして認知され、世界チャンピオンを狙える位置まで上り詰めました。彼を見ていると、五輪という経験はここまで選手を成長させるのかというのも感じます。


高橋大輔 Finlandia Trophy 2009 Men SP “Eye”

最後見事にコケてしまったのは、思わず見ていて「ええー!!!!(笑)」と声を上げてしまいました。本人も大テレでしたが、それを見ている観客も温かくて、微笑ましいですね。
それにしても手術とリハビリに1年かけたとはいえ、選手生命が危ぶまれた怪我からの復帰とは思えない、ブランクを感じさせない演技ですね。更に怪我前よりもスピンの早さ、ポジションの柔軟性が向上し、またステップアップして戻ってきたのはすごいとしか言いようがありません。

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最後のポーズをとるまでは完璧だったのに(笑)起き上がってがっくりとうなだれたのが笑えました。「とほほ・・・」のポーズ。

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SPの曲は世界的な日本人アコーディオニストCobaの「Eye」。
タンゴ?(だと思うんですけど)の情熱的な、ある種粘っこいメロディは高橋選手に本当に合っていますよね。
以前の「El Tango de Roxanne」とは違って軽快な曲調ですが、音にばっちりとシンクロした演技。昨年のDOIで初披露したときとは少し構成を変えているようですが、うーん、やっぱりかっこいいです。髪の長さも今くらいの方がいい気がします。以前も色気はあったけど、私個人的には「クドい」と「色っぽい」のボーダーライン上というか、ちょっと演技するには長すぎる気がする。


高橋大輔 2008 Dream On Ice "Eye"

去年、怪我をする前の夏のアイスショーでこのプログラムを初披露したときの演技。
このときはオフシーズン中ということでジャンプもコンビネーションが入ってなかったりスピンの時間が短かったり(?)していますが、他の振付は今年よりも凝っている感じがしますね。見比べると面白いけど、このときも最後のポーズで足間違えてる(笑)

フリーではいよいよ「La Strada」がお目見えですね。早く見たい!!!!!
余程のことがなければ優勝はできると思いますが、とりあえず順位よりもフリーの全貌を見るのが待ちきれない気持ちです。
今の彼は滑る喜びというか、「滑れる」喜びに満ち溢れて見えますね。この気持ちのまま五輪までいければ、金メダルはかなり現実味を帯びてくるのではないかと思います。

高橋選手、お帰りなさい!そして頑張ってください!


<関連コラム>
高橋大輔負傷 靭帯断裂の疑いも (11/18追記あり)  2008年11月5日
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SP首位 報道



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by toramomo0926 | 2009-10-10 14:52 | フィギュアスケート


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