高橋大輔選手、フィンランディア杯優勝!
b0038294_1418215.jpgフィギュアスケートのフィンランディア杯(フィンランド開催)において、
復帰戦ショートプログラム(SP)を首位スタートした高橋大輔選手が、フリープログラム(FP)を終えて見事優勝!

フリーの順位はジャンプのミスが多く2位でしたが、総合順位では2位のセルゲイ・ボロノフ(私この人の演技も割と好きです)を約14点引き離してのぶっちぎり優勝でした。

動画は現地に行かれた方の録画と思われるものがすでにあがっていたので、ここに貼り付けます。


順位はこちら↓
Finlandia Trophy 2009
「Men」の欄の「Result」で総合順位と総合得点が、
SPとフリーの「Entries/Result Details」では得点詳細が、「Judges Score」では各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。





高橋大輔 Finlandia Trophy 2009 Men FP “La Strada”





彼の「身のこなし」が私は大好きです。流れるように自然で、きちんと踊り・振りを自分のものにしている。振付を更に生かせる動きですよね。手の動かし方、首の角度、振り向くタイミングなどもダンサーの動きに近いというか、スケート靴を履いて氷の上にいるとは思えないような感じです。

今回の曲はフェデリコ・フェリーニ監督の映画「道」。
振付はパスカーレ・カメレンゴさんと初めて組んだ作品。曲も静かにはじまり、盛り上がりもありつつ最後はドラマチックに、という王道な感じで、見ていても自然に感情移入できる感じです。

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演技終了直後。「やりきった」というか、やっとここに戻ってこられた、という気持ちもあったと思いますが、いい表情をしていますね。

本当はSP、フリーともにプログラムは昨年使用するはすのものでしたが、怪我で昨季を棒に振ったためそのままスライドさせて今季で披露することになりました。
しかし私はこのプロは五輪にこそふさわしいものだったのではないかと思っています。
彼のいままでのスケート人生の「道」を五輪で集大成させる、という意味合いも込められますし、点数評価がシビアになってからあまり見られなくなってしまった演技要素の高いプログラムというのはジャッジにも強くアピールできる。

ニュース映像でちらりと見ただけでも面白さがすごくよく伝わってきて、昨年から早くこのプログラムを見たくて見たくて楽しみにしていた私は、今朝起きてすぐPCの電源を入れました(笑)
アップしてくださった方に感謝です。


期待は裏切られませんでした。
ついに見ることが出来た「La Strada」は、その4分半の演技だけで、1本の映画を見ているようでした。
私には音楽との相乗効果もあいまって、とてもドラマチックなプログラムに思えました。今季のSP、フリーともに既に大好きになっています。
「道」というタイトルもあり彼の今までの道のりがオーバーラップしてなんだか見ていて胸がいっぱいになり、涙が出そうでした。
五輪でこれを見たら本当に泣きそうです。多分最後のストレートラインステップで号泣しそうな自分がいます。既に。

怪我したときのショック、五輪前年という大事なシーズンを諦め手術という決断をし、辛いリハビリに耐えて更にスケーターとしてレベルアップして戻ってきた彼には、やはり表彰台の真ん中がよく似合います。
「自分の寿命は24歳(オリンピックの年になる年齢)までだと思ってやっている」と言っていた人が、「もうスケートいいや」と一時リハビリを放棄してしまうほどに辛い日々というのは、彼にとっては(使い古されたフレーズながら)まさに出口の見えないトンネルにいるような気持ちだったと思います。
でもそこで逃げずに戻ってきた勇気とリハビリを再開した頑張りへのご褒美としては、今回の優勝では全然足りないですよね。これからも、もっともっと彼が輝けるように祈っています。

ともあれ、復帰戦で優勝というのは彼にとって忘れられない思い出と経験になったことでしょう。
本当におめでとうございます!あなたが今シーズンをどのように締めくくるか、私はいまからとても楽しみにしています。


高橋大輔 大怪我からの復活までの軌跡

インタビュアーは高橋尚子さん。
by toramomo0926 | 2009-10-11 09:35 | フィギュアスケート


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