プルシェンコ優勝、小塚崇彦選手銀メダル-グランプリシリーズロシア杯
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フィギュアスケートグランプリシリーズ ロシア杯男子シングルは、トリノ金メダリストで今季より競技に復帰したエフゲニー・プルシェンコ選手(ロシア)が優勝、小塚崇彦選手は2位になりました!

ISU Grand Prix Rostelecom Cup
ロシア杯の順位と得点詳細。
それぞれの種目の「Result」で総合順位と総合得点が、ショートプログラム(SP)とフリーの「Entries/Result Details」では得点詳細が、「Judges Score」では各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。




プルシェンコ選手はトリノ五輪後は競技からは遠ざかり、「休業」というかたちで(プロになったのかと思っていたのですが、違うんでしょうか)アイスショー等に出演していました。
しかし今季よりまた競技に復帰するらしいと聞いたとき、まず思ったのは「大丈夫か?」でした。技術が衰えているとは思いませんでしたが、一時すごく体重が増えたように見えたからです。
アイスショーのツアーが大変ではないとは言いませんが、選手としてシーズンを過ごす時の心身にかかるプレッシャーは大変なものだと思います。トリノの頃より採点基準やレベル認定もずっと厳しくなっていますし、一旦現役を終えたあと、選手のレベルまでまた立て直してくるというのは彼のような世界最高の選手の一人でも、なかなか大変なのではないかと。
そういうわけで、五輪の行方を占う意味でも、このロシア杯での彼をとても楽しみにしていました。

Evgeni Plushenko 2009 Rostelecom Cup SP

曲は「アランフェス協奏曲」。途中からアレンジがガラッと変わりますね。
男子で唯一4回転-3回転ジャンプをプログラムに入れ、きれいに成功させています。全くブランクを感じさせない滑りです。恐れ入りました。

私はトリノまでは、彼はあまり好きなタイプの選手ではありませんでした。
ジャンプは正確だけれど、「ジャンプマシーン」というか、体、特に上半身や腕・指先の動きがすごく堅いため、特にステップなどがジタバタしてしまう感じだなあと・・・。
私個人的には体をムチのようにしなやかに使える選手が好きなので、ジャンプは殆ど失敗しないしすごくダイナミックだなあと思ったけれど、それほど演技自体に魅力を感じていませんでした。

しかし今回の演技は、そのステップすら(やはり堅めでジタバタしてるようには見えたけど)「やっぱり滑りうまいなあ」と圧倒されました。フィギュアは10年以上ずっと見てきましたが、のめりこんで細かいルールなども分かるようになったのはちょうどトリノ前くらいだったので、その頃とは私も見方が変わったというか、少しはちゃんと技術や難度などの要素を深く見ることが出来るようになったのかもしれません。


プルシェンコ選手は女性のファンも多いです。トリノのこの表情に魅了された女子はたくさんいたはず(笑)
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でも、ファンの方には大変申し訳ないのだけど、私の中でのプルシェンコ選手って「鼻」がすごく印象的で、どちらかというとこっちのイメージ(笑)
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そして更に、彼と「MR.BATER」は私の中で完全につながっているのです(ホントすみません)
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                     「ちょっとええかな」

また、彼は非常にサービス精神旺盛というかショウマンシップに長けていて、エキシビジョンやアイスショーではすごく凝った演出を見せてくれます。
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こんなのもあったなあ(笑)
滑るとカリスマ性を出しますが普段はかなり気さくな性格みたいですね。チャーミングです。
優勝おめでとうございます。


そして小塚選手!!!
もう完全にトップグループに属する選手になりましたね。
4回転は決まらなかったのは残念ですが、転倒はしなかった。やはり昨年よりもずっと確率が上がっているように見えます。
点は思ったより伸びなかった(特にSP)ようですが、初戦としては上出来ではないでしょうか。

Takahiko Kozuka 2009 Rostelecom Cup SP "Bold As Love"

演技終了後、すごくいい表情をしていますね。「やった!」みたいな感じです。彼は本当に昨シーズンから安定感が格段に増しました。
今年1月に靴を変えてから少し調子を落としたそうですが、今年は靴も2足並行で使うなど対策も万全。今年はシーズン通しての活躍が望めると思います。

今回の衣装は、去年よりも多少(笑)派手になってましたね!SPは骨太な曲に合わせて赤系のシャツと色落ちしたデニムっぽい衣装です。

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                           美しいイーグル。

フリーでも、滑り終わった時の表情がとても晴れ晴れとしていて、去年よりもずっといい顔をしているので嬉しくなりました。

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彼の次の試合は11月5日からのNHK杯。今回の採点を参考にまた課題を見つけて、代々木では更に良い演技を見せてくれるでしょう。楽しみです。

プルシェンコ選手と、ステファン・ランビエール選手も競技に復帰するということで、ビッグネーム2人の復帰は男子の混戦具合をものすごく激しくさせましたね。更に高橋大輔選手も復活するし、もうどうなるのか本当に予想がつきません。とりあえずグランプリファイナルの切符を得ることもかなり高いハードルとなりそうです。

男子シングルは女子のようにあまりキナくさい話が出てこないので、なんか心穏やかに、どの選手も気持ちよく応援できてとてもいいですね。本当に目が離せません。
次の試合が本当に楽しみです。

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by toramomo0926 | 2009-10-26 10:17 | フィギュアスケート


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