一流は一流を知る、ようですね(辻井伸行さん・浅田真央選手)
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先ほどテレ朝で放映していた「報道発 ドキュメンタリ宣言」という番組で、ピアニストの辻井伸行さんを取り上げていました。
幼少時から11年余り彼を追い続けたもので、見応えがありました。
とにかくすごい神童ぶりで、2歳でジングルベルを耳から覚えただけで弾き、先生についてからも1度先生が弾いて見せれば即座に全く同じようにコピーができていました。音感のすばらしさと、集中力もきっとものすごくあるんでしょうね。
そんなすごい天才振りを発揮しながら、素の彼は人との関係に壁を作らない、とても素直な人柄のシャイな男の子でした。


辻井伸行  8つの演奏会用エチュード 作品40-2「夢」 





彼は「盲目のピアニスト」として一躍有名になりましたが、「目が見えないから」凄い、という評価だけに留まるような人ではないことが聞いているとわかります。
音の一つ一つが美しいし、従って旋律も素晴らしいんですよね。ピアニストっていろんなタイプの人がいますが、私が好きなタイプは、強い音を出しても音がキンキンしない人。そして弱い音もしっかり粒の揃った音が出せる人、そして必要以上に自分のスタイルを押し出すことなく、作曲者の表現したいことに忠実に、自然に演奏できる人ですね。また、音が強くても弱くても、しっかりと音に丸みを出せる人の演奏って素晴らしいなあと思います。そして彼は、私の中でこの基準を全て軽々と超えてきた人でした。彼はまだ21歳ですが、本当に素晴らしいピアニストだと思います。


また、イギリスのオーディション番組、「Britain's Got Talent」に挑戦し一躍スターになったスーザン・ボイルさんも素晴らしい声の持ち主ですね。彼女の凄いところは、CDよりも生歌の方が格段にイイところ。
そしてプロとしての訓練を全く積んでいなかったにも拘らず、声の強弱、音の高低の出し方の本質みたいなものが既にしっかりと備わっているように見えます。


Susan Boyle - Wild Horses ( X Factor 2009)

これが実はローリング・ストーンズの曲だと知ってびっくり。ミックが歌う姿が全く想像できないくらい自分のものにしてしまっています。真に魂のこもった歌いっぷり。堂々たるさまはもうすっかりプロフェッショナルですね。


彼女のサクセスストーリーはこちら↓ 圧巻の歌声です。
歌は心【完全版】/スーザン・ボイル (日本語字幕つき)-Youtube


ところで、辻井伸行さんは、私が見たドキュメンタリー番組の最後に「好みの女性のタイプ」を聞かれたとき、彼は「スケートの浅田真央ちゃん」と答えていました。

浅田選手の魅力について、辻井さん曰く「最初調子がでなくても、必ず盛り返して優勝したりするところ」と話していました。
真央選手の諦めない姿勢に共感するのかな、と思いました。
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彼はフィギュアスケートを見たことはないはずですが、真央選手のまっすぐな性格と真摯に競技に取り組む姿勢、また漢な部分をしっかりと感じ取っているんだなーと。
一流は一流を知るんだなと嬉しくなりました。

いつか辻井さんのピアノと真央選手のスケート、という夢のコラボが実現するといいですね。


浅田真央 映像:幻想即興曲+辻井伸行:ラ・カンパネラ

こういう動画を作っている方がいました。ちょっと最後が尻切れだけれども(笑)感じはでています。
今の重厚路線も悪くないけど、いつか真央選手にはまたピアノ曲を滑ってもらいたいな、と思います。
そのときにはきっと今までの少女っぽいものとはまた違った、しっとりとした演技が見られるんじゃないかな。

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by toramomo0926 | 2009-11-30 22:04 | フィギュアスケート


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