キムヨナ選手陣営、またも「妨害」アピール
キムヨナ選手陣営、またも「妨害」アピール_b0038294_14411453.jpgキムヨナ選手が昨年の世界選手権前に「日本選手に妨害された」と根拠のない発言をして物議を醸した事件はまだ記憶に新しいが、この度のバンクーバー五輪でも、また韓国陣営が「妨害された」とアピールしていることが分かった。
今回被害(笑)に遭ったのは、エストニアのエレーナ・グレボア選手。つくづくご愁傷様でございます。

韓国側の主張(・・・)は下記の通り。



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ヨナ、エストニア選手の行為にヒヤリ

 キム・ヨナが公式練習中、エストニアの選手から妨害を受けた。

 キム・ヨナは22日(韓国時間)、パシフィック・コロシアムでの公式練習中、エストニアのエレナ・グレボアによるマナーのない行為で危うく大事故になるところだった。クァク・ミンジョンのコーチでもある大韓スケート連盟のチョン・ジェウン理事は、「エストニアの選手が韓国の選手に対し、練習を妨害すべく危険な行為を行った」と抗議した。

 この日は練習グループ4組に所属する6選手のうち5選手が参加し、リンクが込み合っていた。そのため、選手同士が互いに進路を遮らないようにするなど、マナーに配慮しなければならない状況だった。前日は4人しか練習しなかったため、スペースに余裕があった。

 だがグレボアは、ウォームアップのときから動作が大きく、周囲に不安を与えていた。チョン理事はこれを見て、キム・ヨナとクァク・ミンジョンに気をつけるよう注意を促した。

 練習に入ると、マナーに欠ける行為で韓国選手に脅威を与えた。特に幼く見えるクァク・ミンジョンに対しては、母国語で罵声(ばせい)を浴びせ、険悪なムードとなった。また、キム・ヨナとクァク・ミンジョンの進路を遮り、何度か接触の危機もあった。さらに、キム・ヨナが動く方向に意図的に近づき、危険な状況を作り出した。幸い、キム・ヨナがうまく避けたため、大事故には至らなかった。

 昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ第5戦でも、キム・ヨナが村主章枝から妨害を受けたという疑惑が浮上し、問題となった。

 しかし今後は、キム・ヨナ、クァク・ミンジョンとも、グレボアと同じリンクに立つことはない。24日のショートプログラム(SP)前日の公式練習は滑走順に行われるためだ。クァク・ミンジョンは2組、キム・ヨナは5組で、グレボアは4組に属している。

バンクーバー=クォン・インハ記者
(朝鮮日報:2010/02/23 09:01:07)
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もう、いい加減にして欲しいというのが正直な気持ちです。
自意識過剰もここまで来ると笑えるというか・・・。
さきの世界選手権での彼女の「妨害」発言を受け、今回そういうもめ事が起きないように、公式練習以外は彼女だけトップ10の選手とは一緒ではなく、10位以下の選手と練習するタイムスケジュールになっていると聞きました。そこでもこんな事をしているのでは、世界女王の名が泣きますよ。
たとえこれがキム選手の本意ではないとしても、韓国が世界中から笑われ、眉をひそめられ(前科アリですから)、「キムヨナはトラブルメーカー」というイメージがつくのは避けられません。
韓国にとっても、彼女にとってもメリットはないと思います。前回同様負けたときの言い訳の材料作りだとしても、あまりにもお粗末だと思います。

今回彼女がトップ10選手から隔離されたことは「念のため」の措置だと思っていましたが、これで単なる杞憂ではなかったことがはっきりし、つくづく日本選手が別でよかったと思いました。
今日の公式練習は滑走順にグループ分けされていた為、浅田選手と鈴木選手が同じ時間にリンクにいましたが、ぶつかったりされるのではないかと正直ヒヤヒヤしていました。

ここまでいろいろあったキム選手や韓国(陣営)ですが、五輪ではスポーツマンシップにのっとった言動を望みたい、というのはあの国にとっては難しい要求だったのでしょうか?
非常に残念です。というか、うんざりしました。たとえおもしろ半分なガセネタとしても、他選手の名誉を毀損する重大な(欧米なら間違いなく訴訟沙汰になるでしょう)行為です。五輪を汚すようなマネだけはやめてもらいたい。


<関連コラム>
キム・ヨナ選手の「妨害」発言について  2009年3月23日
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by toramomo0926 | 2010-02-23 14:39 | フィギュアスケート


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