キャンデロロ、女子SP結果に吠える「真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?」
b0038294_21355387.jpgなんかすみません、また他のブログ様の記事を引用させていただきますが(海外の情報を独自に入手できるルートも語学力も持っていないので(涙)、今回のSPを見て、真央選手のゴッドファーザーを自ら名乗るフィリップ・キャンデロロ氏(リレハンメル五輪と長野五輪の銅メダリスト)とフランスの放送局は、真央選手とキム選手の得点差に大激怒していたということです。

また、女子SPについて書いたコラムで「プルシェンコさん、ストイコさん、サーシャ・コーエンさん、出番です!」と呼びかけていたのですが、ストイコさんとサーシャが応えてくれました!
今回引用させていただいたのは下記のブログ様です。
Nereide Design Blog

詳細は下記をご覧ください。↓



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真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?byキャンデロロ
2010.02.24 Wednesday 22:49

フランス公共放送France2の実況中継にて、解説のキャンデロロ氏がキム・ヨナを酷評。

フィリップ・キャンデロロ(リレハンメル&長野五輪で銅メダル)
「5.25も点差があるなんて誰も理解できない。真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか? Badサプライズ。」
「5点差は大きすぎるし、スキャンダル。」
「この点差ではもう追いつけない、キムに異常な高得点を出した。」

フランス実況では、キャンデロロはじめ解説陣総出でブラボージャポンを連呼し、「(真央は)本当に素晴らしい演技をした」と大絶賛。この国は完全に日本の味方です。

現地からも会場での反応は完全に「真央>ヨナ」で、音楽も007は正直盛り上がっておらず、放送では分からないが、ヨナの点数発表(世界最高得点)の後、軽いブーイングもあったのだそうです。

アメリカからも現役トップ選手のブーイングが届きました。


サーシャ・コーエン (トリノ五輪銀メダリスト)
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「ユナは速くてとてもパワフルなスケーターだけど、真央ほど難しいプログラムをやってない。」
「真央は最も難しいプログラムにトライしてる。フリー演技がしっかりできたら4人の中でトップになるかも。」
私は本当に浅田真央を誇りに思う。彼女はとても可愛らしいのよ。何年も一緒になったことがあるけど。」
「彼女のトリプルアクセルは本当に美しかった、もう本当によ。あのショートプログラムで。」


エルビス・ストイコ (リレハンメル&長野五輪銀メダリスト)
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「ヨナの滑りは素晴らしかった。だが得点が異常に高い。
「ヨナがあんなに上なのは同意しないな。」
「真央は天真爛漫で、気品があるスケーティングだね。ユナはセックスアピールだね。」
「キムのスピンは確かに速い。でも真央のスパイラルはより柔軟性があった。 キムは最後とポーズが良かったね。でもそれで得点差はあそこまで開かない。有り得ないよ。」
「真央のトリプルアクセルは、キムのトリプルルッツよりずっと難しいんだ。」
「トリプルアクセル&ダブルはもっと価値があるんだよ。トリプル-トリプルより勝つものなんだ。」
「それはもう本当に馬鹿げている。」
「一つ言えることは、自分なら浅田真央をもっと評価する。」
「女性選手がショートプログラムでトリプルアクセルを成功させるなんて素晴らしい。」
「あれは本当に素晴らしかった。家で中継を見ていた全てのアスリート達がそう思ってるはず。」

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キャンデロロはさぞや怒っているだろうと思っていたら、やはりですね。そしてサーシャやストイコさんも、男子の4回転論争に続き「技術向上派」を支持してくれているのは嬉しいことです。
フランスは昔から真央選手をすごく応援してくれていて嬉しかったのですが、今回の怒りの解説もとても嬉しかったです。日本のメディアが「キムは浅田と比べてどこが凄かったのか」という報道ばかりなので。
真央選手、日本よりフランスの方が大事にしてもらってる気がします(笑)いや、半分本気で。

2009世界選手権 フランスTV局のインタビュー

中盤で「こんにちばーマオ!」と呼びかけているのがキャンデロロさん。インタビュアーのネルソンさんもニコニコです。
でも、TVに映っているのはロシェット選手なので、彼女にも触れてもらいたい気も・・・(笑)

「この点差ではもう追いつけない」とありますが、やはりそうなんでしょうか。この採点方法でこの点差では、ということなのか・・・。
でも、私は最後まで信じたいと思います。真央選手の神演技を、そしてそれに相応しい点が出ることを信じています。


この方の記事には更に詳細に、真央選手とキム選手の技の写真を並べて「これで同じ点というのはどうか」という問題提起をしてくださっています。画面で見ると説得力がありますので、是非ご覧になってください。

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こうやって元選手や解説者などが声高に今の採点システムの異常さを叫び、今後それがルール改正という形になってくれれば嬉しいのですが、でも今回の五輪には適用されないからなあ・・・今の選手は気の毒ですね。
選手の皆さんは私たち以上にルールや情勢に対する情報は入っているでしょうからいろいろ思うところはあるでしょうが、まずは自分の演技に集中して、悔いなく演技が終えられるように思い切り滑って欲しいですね。
そして少しでも技を向上させようと日々努力している真っ当なアスリートの皆さんには、彼らの怒りのコメントは何よりの励ましになるはずです。

いよいよ明日はフリー。頑張ってください!

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ロロ様、どうか真央選手を、そして挑戦を続ける全てのスケーターをお守り下さい!


Philippe Candeloro - 1998 Oly - D'Artagnan (Perfect Quality)

ロロ様、'88年長野五輪での演技。代表作「三銃士」です。
この頃は旧採点法で、ジャッジの印象で点が決まるというすごい状況でしたし、スピンやステップなどのレベル認定などもなかったので、必須の演技要素などは決まっていたものの、選手は比較的自由にプログラムの演技構成を組むことが出来ました。そのため今よりもずっと演技性の高いプログラムが多かった。そしてキャンデロロはその代表的な選手の一人でした。
ですがそれでもトリプルアクセルートリプルトウループをしっかりと跳んでいます。決してジャンプを疎かにした訳ではないし、ジャッジも難易度を重視してくれていたと思います。だからこそキャンデロロは銅メダリストだったともいえます。
今はルールも変わってこんなに演技性の高いプログラムを組む事は難しくなったし、そういう人もいなくなったなーと思ったら、今季の高橋大輔選手にその可能性を見ました。今のルールでもあれだけドラマを見せられる人が出てきたのは嬉しいですね。
今回のトップに上げた現在の写真だとわかりにくいですが、あまりフィギュアを熱心に見ていない方でもこのあごヒゲの色男(笑)に見覚えのある方は多いのではないでしょうか?すごくチャーミングなスケーターで、大好きでした。


<引用したリンク>
Nereide Design Blog
真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?byキャンデロロ  2010年2月24日


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by toramomo0926 | 2010-02-25 19:23 | フィギュアスケート


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