スケート選手会発足&世界選手権選考基準発表
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本日二度目の投稿です。フィギュアスケート関連の重要なニュースが2つ飛び込んできました。
スケート選手による選手会が発足(2011-2012シーズン)することになったようです。また、来年東京で行われる世界選手権の出場選手選考基準が発表になりました。



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真央が初代会長!?スケート界「選手会」設立へ

日本スケート連盟は30日、都内で理事会を開き、強化指定選手らを対象とする選手会(仮称)の設立を承認した。プロ競技には選手の権利などを守る組織として設置されている選手会だが、アマチュア競技団体では陸上や水泳など一部だけ。スピード、ショートトラック、フィギュアの3種目でそれぞれ選手会長を決め、3人の中から選手会会長1人、同副会長2人を決める予定で、選手会の意見を連盟の運営に生かす方針という。

 アマチュア団体としては珍しい選手会構想は、現場からの意見ではなく、日本スケート連盟の橋本聖子会長(45=参議院議員)の提唱だった。夏冬計7度の五輪出場を経験した橋本会長は「現役時代から“あったらいい”と思っていた。(連盟は)選手の意見を組織として直接聞けるし、選手は言いっぱなしではなく責任も伴う」と目的を説明。「(14年)ソチに向かう中で、この1年の間にやるべきことをやる」と最終目的は五輪でのメダル量産にあることを示唆した。

 具体的な組織づくりは年内をメドにしているが、同会長は「連盟の中で最も大切な組織が選手会という位置づけにしたい」とし、選手会の要望などは理事会で直接吸い上げる方針。選手会会長と副会長2人の計3人は、オフシーズンなど競技に支障がない時期にはオブザーバーとして理事会にも出席できるという。既に組織を立ち上げているアマ競技団体もあるが、ここまで立場を認められてスタートするのは異例。同会長は「強化だけでなく、普及などについても、しっかりした意見を持っている選手はいるはず」と期待を口にした。

 理事会に出席した伊東秀仁フィギュア委員長は「連盟と選手が一体化してソチに臨むという方針には賛成」と歓迎の意向を表明。現在、選手はドーピング検査などの関係で常に居場所がはっきりしているため、連盟からの連絡は容易で、意見集約に金銭的な負担は少ないという。バンクーバー五輪でメダルを獲得し、ソチ挑戦も明言しているスピードの加藤条治(25=日本電産サンキョー)やフィギュアの浅田真央(19=中京大)らが、初代会長の有力候補となりそうだ。

 ≪国際フィギュア選考方法承認≫
理事会では今冬のフィギュア国際大会の選考方法も承認された。
来年3月、東京で開催される世界選手権は男女各3人ずつの出場枠があるが

(1)ファイナルを含めたGPシリーズのランキング上位3選手
(2)全日本選手権3位以内
(3)全日本選手権終了時の世界ランクの上位3人、


を総合的に判断するとした。
また、過去に世界選手権6位入賞の実績のある選手に関しては、シーズン前半にケガなどがあっても、選考対象にすることがあるとしている。

2010年07月31日 スポニチアネックス

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実際に動いてみてどうかというのはまだ未知数ですが、選手会発足は良いことだと思います。
今までスケ連については何を考えているのかわからないというか、素人目にも「これが選手のためになるのか」とか「何故もっと選手を守ろうとしないのか」というフラストレーションが溜まっていたところがあるので、
そういう面がうまくフォローされるようになれば、かなり選手の競技環境やストレスは緩和されるのではないかと思います。

ただ、現役選手が行うということで、その活動が選手に負担となるるようでは元も子もないですよね。
なので選手以外に実務的なことに優れたスタッフを置くことも重要だと思います。それもスケ連の影響力の及ばない、全く別の組織や企業から登用するのがよいと思います。
よくわからないけど弁護士等に代表されるようなトラブル対処に詳しい人とか、お役所手続きに詳しい人とか、ウィダーの牧野さんみたいな選手のサポートを本職にしている人とか。
つまり選手がアイデアを出した時に、それを現実的にどう叶えるかというノウハウを知っている人を起用することが絶対に必要だと考えます。そうすれば選手会のやりたいことがよりスムーズに、短期間で実現できるでしょう。

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ファンの間でも、このような動きは始まっています。
先日、黒猫さんという方が「フィギュアスケート保護連合」(FPU)という組織を発足させました。
FPUは「フィギュアスケートファンの交流をはかりながら、不可解な採点の真相を究明してフィギュアスケートが公明正大なスポーツとして、多くの方々から信頼を得られるように、関係各所への働きかけ」(サイトより引用)をするという目的で作られたものです。
会員にはブログ運営者は正会員と賛助会員があり、ブログをお持ちでない方は一般会員として登録できます。登録は無料です。


このオフのルール改正では、女子ショートプログラムでの規定要素であるダブルアクセルについて、トリプルアクセルも可能になるという変更事項がありましたが、これはアンコウさんのブログにてファンの署名活動を行い、それをスケ連に提出したことが大きなきっかけになりました。
こういう活動をファン同士協力して、組織的に行うようになるのではないかと想像しています。

これから本格的に活動を始める組織だと思いますが、ご興味のある方は是非下記へアクセスして詳細をご確認ください。

FPU:フィギュアスケート保護連合


もう五輪から5ヶ月も経ったんですね。オフは長いと思いながらも、振り返ってみると早いものです。この分ではシーズンインもあっという間でしょうね。
選手のみなさんはアイスショーをこなしながら新しいプログラムの完成へ取り組んでいて、オフっていっても全然オフじゃないような気がします(笑)
ちょっと気の毒に思うところもありますが、きっと同じように氷に乗っていても精神状態はシーズン中とオフでは全く違うんでしょうね。

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日本選手の世界選手権代表選考基準についても、理事会で決まったようですね。
まあ毎年大体同じような感じだと思いますが、男女ともに最大の3枠を取れているのは素晴らしいですね。今年の世界選手権は男女シングルにおいてはジュニア・シニアともに全て日本選手が独占というものすごい成績を収めました。来年は地元・東京で行われますし、是非とも素晴らしい演技、素晴らしい大会になることを今から楽しみにしています。

選手のみなさんが怪我なく、ストレスがなるべくない状態で競技に臨むことができますように。
怪我をしている選手は、シーズンまでに回復しますように。
プルシェンコ選手の選手資格が一日も早く復活しますように。


<参考リンク>
FPU:フィギュアスケート保護連合
浅田真央ファン夢日記 (アンコウさんのブログ)


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by toramomo0926 | 2010-07-31 10:38 | フィギュアスケート


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