高橋大輔選手、プログラム使用曲と練習を公開
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高橋大輔選手が札幌での練習を公開し、ショートプログラム(SP)とフリーの楽曲を発表しました。
SPはマンボ、サンバ、タンゴなどを組み合わせたラテン音楽を組み合わせたもの、フリーではピアソラのアルゼンチン・タンゴ!
これは凄いですね。「ザ・高橋大輔」的なものすごく濃い世界が見られそうです。





4回転、余裕を持って降りています。
*フリップを跳ぶという話が出ていたので最初フリップかと思って見ていたのですが、これは4回転フリップだとのご指摘を頂きました。このジャンプはトウループだそうです。
ジャンプの見分けは私には何年見てても難しいです・・・。


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高橋ラテンで世界制覇!…フィギュア

 フィギュアスケートのバンクーバー五輪男子銅メダリスト。高橋大輔(24)=関大大学院=が20日、札幌市内で練習を公開した。新シーズンのプログラムを初披露し、ショートプログラム(SP)、フリーともにラテン音楽で世界選手権2連覇に挑むことを明かした。

 「ウー、ハッ!」。陽気なマンボのかけ声に合わせ、決めポーズ。SPの音楽は、マンボ、サンバ、タンゴなどを組み合わせたラテン音楽の詰め合わせとなった。フリーも、アコーディオンの音色が魅惑的な、アストル・ピアソラ作のアルゼンチン・タンゴに内定。「社交ダンスにも挑戦したい」と身も心も“ラテン系”に染まる覚悟だ。

 SPの振り付けは、かつて師事していたニコライ・モロゾフ氏の元夫人、シェイリン・ボーン氏に依頼。高難度のステップは、高橋も「いつもなら一度見れば覚えられるのに、2、3回見ないと覚えられなかった」と語るほど。フリーでは、4回転のフリップかトーループを構成に入れる。若手の台頭に「おじさんも頑張りますよ」と笑った24歳。長光歌子コーチは「私の想像の枠を超えて大きくなってほしい」と期待を寄せた。

 ◆高橋大輔のプログラム使用曲 08~09年シーズンから、SPではアコーディオン奏者cobaの「eye」を使用。バンクーバー五輪後には、携帯電話の「着うた」ジャズ・クラシック部門で1位になるなど話題となった。07~08年シーズンのSPでは、フィギュアでは珍しくヒップホップ(「白鳥の湖」をアレンジ)も取り入れた。

8月21日8時1分配信 スポーツ報知
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高橋選手の昨年のSP「Eye」もちょっとラテンな感じでしたが、完全にスケートとダンスを両立&融合させて、どこの国でも熱狂的な歓声を受けていましたよね。
特にバンクーバー五輪とイタリア・トリノでの世界選手権では、解説者も含めて大変な絶賛を受けていました。世界選手権では記者会見の際、海外の記者に「あなたは日本人なのに、どうしてあんなにラテン音楽を理解できているのか?」という(言葉は不正確ですが)主旨の質問をされたということです。

Daisuke Takahashi 2010 world Championship SP -Eye



SPがラテン集、フリーがタンゴということになれば、これはもう高橋大輔の得意分野です。
彼は来年3月に東京で行われる世界選手権連覇に強い思いを持っていますし、今の段階で彼が現役を続けることが決まっているのはこの試合までなので、自分の一番やりやすい、入りやすいプログラムで集大成としたいということなのかな、とも思ったりします。
でも、辞めてほしくないんですけどね・・・。
まあ体のことや精神的なことは本人にしか分からないので無理強いは出来ませんが、彼はやっと昨季スケーターとして開花したというか、彼の「本当の」力がやっと外(試合)に出てきたという印象があります。
まだファンも、そしてフィギュアスケートという競技自身も彼を必要としているような気がするんです。
ここで何度か書きましたが、「高難度ジャンプか全体的な完成度か」という二者択一を迫るような現在のフィギュアスケートの流れの中で、彼はその二つの両立が可能であるし、両方とも追求すべきであるということを証明できる数少ない選手だと思えるからです。
そういう意味でも、彼はまだ試合のリンクに必要な選手だと思えるのですが・・・どうなるでしょうね?

それにしても、今季のプログラムはタンゴ多いですね。
浅田真央選手や鈴木明子選手もタンゴなどのラテン音楽を採用しましたし、キムヨナ選手もそれを匂わせている。他にも絶対いると思います(笑)
タンゴって音楽自体の個性が強いので演じやすいのか毎年採用する選手が多いですが、今年はトップスケーターの採用確率が高いように思います。それぞれにどんな風に曲を表現してくるか、そういうところも今季見どころとなりそうですね。


Daisuke Takahashi 2010 World Championship FS -La Strada

「道」のプログラムは、今見てもぐっとくるものがありますね。
SPの「Eye」は圧倒されてうっとりする、という感じですが、この「道」はしみじみと、本当に良い映画を見た時のような気持ちになります。



今年は↑この世界選手権フリーで世界で始めて挑戦した4回転フリップ(4F)もプログラムに入れると明言していました。
4回転ジャンプはジュベール選手など数少ない選手を除いて殆ど全ての選手がトウループで跳んでいますが(ジャンプ自体の難易度もそれほど高くないし、きっと高さや距離が出やすいのでしょう)、彼はフリップの方が本当は跳びやすいと話していました。この世界選手権で両足ながらも着氷したことで、今季本格的に導入することを決めたみたいですね。
以前のミハル・ブレジナ選手のインタビューでは「(高橋は4Fを)練習では成功させていた」と話していましたし、今季認定を狙えそうですね。楽しみです。

今季の演技初披露は10月2日のジャパンオープンになるのでしょうか?
怪我や疲労に気をつけて、是非素晴らしいシーズンにして欲しいと思います。
頑張ってください!!

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昨日の練習公開の際の写真なんですが、ナンでこんな写真しかないんでしょうね・・・?(笑)
ラテンの粘っこい動きを切り取ったものなのかもしれませんが、「あらよっと」みたいな感じにしか見えませんよね(笑)しかも髪の毛がちょんまげ状態だし・・・(笑)
高橋選手は五輪や世界選手権のときのような短い髪がすごく似合っていたと思うんですが、今は伸ばしてるみたいですね。ますますラテン男に磨きがかかりそうです(笑)


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by toramomo0926 | 2010-08-21 08:36 | フィギュアスケート


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