「バラード」3種から浅田真央選手の進化をたどる
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先日岡崎市で行われた「プリンスアイスワールド」(PIW)の演技の模様が中京地区で放映されました。

このプログラムの演技を見て毎回感じるのは、公演を重ねるごとに目に見えて滑りが良くなっているということです。




真央選手はこれまで、今季のエキシビジョンプログラム「バラード第一番」を3つのアイスショーで披露しています。Dream On Ice(DOI), The ICE, そしてこのPIW。
この3回だけを比べても、真央選手のすべりはかなり滑らかになり、体の動きだけで雰囲気を出せるようになってきています。

また、ジャンプを現在一から、文字通り一回転から矯正しているところだという話ですが、その効果は着実に出ているように思います。
以前よりジャンプの軸がまっすぐになり、着氷も詰まりがちだったのがきれいに流れるようになってきています。



Mao Asada EX -Ballade #1
DOI (2010.6.25-27)

これが初演。既にきっちり出来上がっていて、素晴らしい演技でした。


The ICE (2010.7.24-25)

このとき衣装を少しマイナーチェンジし、背中の開きを大きくしたと話していました。


PIW (2010.8.14-15)

更に滑りが滑らかになり、ますます洗練されて、本当に「作品」らしくなってきました。
動画の最初にバックステージやリハーサルでの様子が流れますが、プルシェンコ選手からはかなり刺激を受け、またプルシェンコ選手本人からもアドバイスがあったようですね。小塚崇彦選手や村上佳菜子選手とも楽しそうに過ごしていて、微笑ましいです。
アイスショーは本当に和気藹々で行われていて、選手自身が一番エンジョイしていそうな感じがとても良いですね。


ジャンプはかなり長期的視点で取り組んでいるということですが、素人目には随分とよくなっているように思えます。
ただ、現在は(緊張が全くないということはないでしょうが)試合のようなプレッシャーのない場での演技なので、これが試合という特別なムードとジャッジに評価される緊張感の中で跳んだときにどうなるか、というのはまだ未知数です。
ですが真央選手の発言を聞いていても落ち着いていてブレがありませんし、これはきっとうまくいくという確信が持てるような演技でした。
また、彼女は「ジャンプ向上」を強調していますが、スピンやスパイラルも更に進化しているように見えます。
全体的にスピードも少しずつ上がっている?ようにも思えました。
シーズンスタートが本当に楽しみです。
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***おまけ***

真央選手とプルシェンコ選手の特集。THE ICEを中心に、バンクーバー五輪あたりからフォローしています。
プルシェンコ選手が真央選手をすごく励まし、自信を持つように話してくれているのが嬉しかったです。彼は本当に真央選手に優しいですね。
真央選手、お寿司頼みすぎ(笑)そしてプル様は完全にあのフレーズを「つかみ」としてますね(笑)


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by toramomo0926 | 2010-08-23 07:27 | フィギュアスケート


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