浅田真央選手20歳おめでとう! -写真特集:シニア編(2008-2010)
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2008-2009年から、真央選手は正式にタチアナ・タラソワをメインコーチに据え、いよいよ「鬼プロ」と言われるプログラムへの挑戦が始まります。今までのふわふわ路線より強さを打ち出す一方で、女性らしいしなやかで気品ある身のこなしを身につけ、滑りが一層優雅になりました。





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Mao Asada 2008 Grand Prix Final SP -Clair de Lune

ポジションが格段に洗練され、音楽と完全に同化しています。


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四大陸選手権の時だけ、このブルーの衣装をSPで着用。きれいだったのですが演技があまりうまくいかなかった為か、世界選手権と国別対抗戦ではまた最初の衣装に戻していました。


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仮面舞踏会は彼女の代表作のひとつとなりましたね。見事に課題を克服し、滑り切りました。
ただ、このシーズンの世界選手権でシニア初の表彰台落ちを経験。舌禍事件に巻き込まれたり、試練のシーズンでした。

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Mao Asada 2009 World Team Trophy FS -Waltz Masquerade

世界選手権と、この年から始まった国別対抗戦(2年ごとに開催)で着用。難しい色ですが、上品ですね。

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グランプリファイナル・EXの練習にて、小塚選手と。
家族や仲間といるときは、真央選手は本当にリラックスした表情になりますね。演技するときにきっちりアイメイクをするようになったせいもあり、試合の時よりいくらか幼く見えます。

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Mao Asada 2009 SOI -Por Una Cabeza

今季のSPがタンゴと発表されたとき、このプログラムの印象からか、歓迎される声が多かったですね。上品な、小悪魔的なタンゴでファンの間でも人気が高いプログラムです。

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2009-2010の五輪シーズンは、人生最大のスランプで始まりましたが、目標を変えることなく努力を続け、全日本で見事な演技をして五輪出場権を獲得しました。本当に、あの全日本は素晴らしかったですね。

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この年も、SPは計3枚の衣装を使用しました。

これは初戦、フランス杯。
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この衣装はこれ1回でしたが、砂糖菓子みたいで私は割と好きでした。ちょっとアレンジを加えて、オフになってからアイスショーに使用していましたね。


これがフリー。
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この衣装は「今までで一番かも」というくらい気に入っているとのこと。今季はフリーに関しては一番最初のジャパンオープン(地域別団体戦)以外、ISU主催の公式試合はすべてこのコスチュームで滑りました。

ただし、このフランス杯では結構襟がボリュームありますが、全日本ではひだを少し抑えた形にアレンジしていました。
間違い探しみたいな差ですが、演技者としては気になるんでしょうね。
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五輪では、フリーで青い衣装を着た選手が勝ち続けているというジンクスがあり、シーズン最初にこの「鐘」を披露した時には、青と黒の衣装を身に着けていました。
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ですが、「鐘」のテーマを考えると、「青」はありえないのだそうです。
この「鐘」は火事を知らせる警鐘という意味があるそうで、真央選手の選択は正しかったということになりますね。でも、青の衣装もすごく素敵だったんですが。ショーとかで再利用してくれるといいなあ。


SP2枚目。
これはロシア杯、全日本、四大陸と使用。これも甘い色合いで素敵ですね。「舞踏会デビュー」というテーマにぴったりの初々しい衣装です。
シーズン後もアイスショーでこの衣装を多く着ていますし、本人も気に入っているのでしょう。
ロシアの衣装はスカートの裾がレースになっていたり、細かいところまできちんと作られていて、衣装だけでもうっとりしてしまいます。
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Mao Asada 2009 Japanese Nationals SP -Waltz Masquerade

この時から内容を少し変更したステップが「お花を振りまいているみたい」とファンの間で話題になりました。演技終了時の笑顔をしっかり映したカメラマンさん、GJです!
苦労をともにした牧野トレーナーとのハイタッチもいいですね。

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Mao Asada 2010 World Championship FS -The Bells Of Moscow

もう何もいうことはありません。こんなに見ていてのめりこむプログラムもないですね。
最初は疑問だらけでしたが、見事に作品として昇華させた努力は素晴らしいと思います。

この「鐘」というプログラムは、浅田真央というスケーターに強さと貫禄を与えました。
このプログラムをやったのとやらなかったのとでは、真央選手自身とその評価には大きな差があったと思われます。その点で、彼女のスケート人生において間違いなく必須の、ターニングポイントとなるプログラムです。あまりこういう言葉は使いたくありませんが、タラソワとの、そしてこのプログラムとの出会いは運命的なものだと思います。それはいつか真央選手が現役を終えたときに、はっきりと示されるはずだと確信しています。

「鐘」は間違いなく浅田真央の「格」を上げたプログラムだったと私は思っています。

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Mao Asada 2009 Japanese Nationals EX -Caprice

一時はSPになるかと言われたほど人気も、演技ぶりも素晴らしかったカプリース。
生き生きとした躍動感と、体全体をつかった振り付けや内容の濃い足さばきなど、見どころの多いプログラムでした。
真央選手のプログラムは「このシーズン限りじゃもったいないなあ」と思わせるプログラムが多いですね。

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世界選手権ではパーフェクトな演技をして、見事二回目の世界女王に。
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コーチも決まり、今期はじっくりと自分の足元を固める年になりそうですね。
20代を迎え、更にここから新しい、よりスケールの大きいスケーターになってくれることを楽しみにしています。
怪我なく、充実したシーズンを送ることができますように。

浅田真央選手、おめでとうございます。

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世界のファンから、真央選手へのお誕生日お祝いメッセージ



<参考リンク>
鐘 (2010年2月26日) -Risa's音楽雑記 (クラシックピアニスト 山形リサさんのブログ)
by toramomo0926 | 2010-09-24 19:24 | フィギュアスケート


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