ロシア杯・女子SP
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ロシア杯女子ショートプログラム(SP)は、鈴木明子選手が1位となりました!フリーが楽しみですね。
安藤美姫選手は試合前の練習で他選手とぶつかるアクシデントがあり、腰を痛めた影響か5位スタート。でも点差は3点くらいなので、巻き返しは可能です。
ロシアやアメリカの若手も出てきて混戦模様となっています。


ISU Grand Prix 2010 Rostelecom Cup
順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Score」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。




鈴木明子選手がきちんと演技をまとめあげ、安定した演技で首位発進です!
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明子選手は去年とはがらりとイメージを変えた演技をしていますね。去年はSPもフリーももっと激しさというか躍動感がありました。でも今季はしっとりとした、女性らしい大人の演技を魅せる、という気持ちを感じます。表情も素敵です。
昨季より更に安定感が生まれ、円熟味を増したように思います。このまま落ち着いてフリーに臨めば問題なく優勝できると思います。頑張ってください!!


Akiko Suzuki 2010 Rostelecom Cup SP -Tango Jalousie

黒い衣装も白い肌とリンクにすごくよく映えています。


2位にはアメリカの新星・アグネス・ザワツキー選手が入りました!
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彼女も村上佳菜子選手と同じ16歳、今季シニアデビューの選手ですが、どえらいのがやってきましたね。
最初の3-3はトウループのコンビネーションとはいえ、今季見た中で一番きれいなものたったと思います。高さも幅もありました。
最後の方、ステップはちょっと疲れてしまったみたいですが、柔軟性もあり手足も長くて、シニアのプログラムに慣れてきたら怖い存在になりそうです。
フリーも頑張って乗り切れば、表彰台は堅いかな?点差もあまりないので、優勝のチャンスもあります。頑張れ!!!


Agnes Zawadzki 2010 Rostelecom Cup SP -Gopher Mambo/Concierto para Bongo

今季「ウッ!」を使うのは、高橋大輔選手だけではなかった(笑)
彼女も躍動感があって良いプログラムですね。


3位にアシュリー・ワグナー選手!アメリカ勢強し。
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今回は切れ味がありましたね。衣装もシンプルだけど素敵で、よく似合ってました。アシュリー、また体を絞りましたかね?なんか肩のあたりがずいぶん痩せたように思うのですが・・・。
彼女の課題はフリーなので、このままの勢いでいけるといいですね。フリーがうまくいったら優勝もありえますし、フリーをクリーンに滑り切ったという自信は今後の彼女に大きな自信になると思います。
ああ、フリーでのノーミスが見たいですね~。


Ashley Wagner 2010 Rostelecom Cup SP -Once Upon A Time In America



4位にはやはりロシアの新星、16歳のソフィア・ビリュコワ選手!
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昨年まではロシアの若手といえばアリョーナ・レオノワ選手という感じでしたが、いよいよ今季から、ソチ五輪のためにずっと育ててきたジュニア選手が続々とロシアから大量に出てくると思われます。彼女もきっとその中の一人、競争を勝ち抜いてきたスーパーエリートなのでしょう。
しかしロシアの16歳って成熟してますね・・・佳菜子ちゃんはまあ幼いほうだけど、それにしても東洋人って西洋人に比べてやっぱり幼いんだなあ。
ザワツキー選手はアメリカ人ですが、恐らく名前から思うにロシア系だと思いますし、なんかやっぱりロシアの女性は美しさに迫力がありますね。
彼女も3-3をきれいに跳びました。男子の4回転同様、女子の3-3も復権してきてうれしい。
まだ音楽に乗り切れてない感はありますが(『トスカ」』ってドラマチックだけど、演技するとなると難しい曲だと思います)、これからなじんでくるでしょうね。とりあえずものすごいポテンシャルは感じました。恐るべしですね。日本選手もうかうかしていられません。


Sofia Biryukova 2010 Rostelecom Cup SP -Tosca



安藤美姫選手は試合前のアクシデントのためか実力を出し切れず、SPは5位です。
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美姫は腰痛め5位と出遅れ/フィギュア

<フィギュアスケート・GPシリーズ第5戦:ロシア杯>◇初日◇19日◇モスクワ
 GP2連勝を目指す安藤美姫は、冒頭のルッツ-ループの2連続3回転ジャンプを3回転-2回転に急きょ変更し、細かなミスで5位と出遅れた。「ルッツを降りた後にいい力が入らなくて、ダブルに変えた。無理やり跳んでも良くないと思ったから」とうつむいた。
 直前に腰を痛めた影響が大きかった。衣装の間からはがっちりと張られたテーピングがのぞいた。「痛くはないけれど、きちんと力が入らない。気持ちと体がかみ合わなくて悔しい」。左手で腰を押さえ、リンクを去る姿は悲壮感が漂った。
 ただ、これまで4度のGP制覇はいずれもフリーでひっくり返した。首位と3・43点の小差。「まずは滑りきることが大事」。祈るように話した安藤が5度目の逆転を目指す。

2010年11月20日 サンケイスポーツ

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安藤選手は今季今までで一番と言っていいほど安定した演技で、心身ともに充実していたようなので、これは心配です。大きな怪我にならないといいのですが…。
それでもジャンプをしっかりまとめたのはさすがですね。素晴らしかったです。
やはり中国杯のような演技のキレはなく、ステップもちょっと辛そうでしたね。ジャンプで回転不足を取られてしまったとのことで順位は5位ですが、まだ巻き返せる点差です。是非頑張ってほしい。
・・・・ですが、無理だけはして欲しくはないので、あまり時間はないでしょうが出来る限りしっかり体を休めて、フリーは出来る範囲でのベストを尽くして欲しいと思います。
表彰台に乗れればファイナル決定です。うまくいきますように。


Miki Ando 2010 Rostelecom Cup SP -Broken Sorrow/Egyptian in the Night

今季モロゾフのプログラムって、男女ともに途中で止まるの多いですよね・・・。
選手にとっては1~2秒の静止でもあるのとないのとでは全然違うということですが、恐らく昨季のキムヨナ選手の高得点を研究して作ったんじゃないかなと思います。
ただ、あまり露骨にやりすぎると演技がぶつ切りになってしまうので、モロゾフさんには気を付けてほしいところです。
とはいえ、安藤選手の演技は、すごくかっこよくて彼女によく合っていると思います。


それにしても、女子の点の低さはなんでしょうね。PCSを見ても、7点台を出した選手が一人もいないんですよ。ただの一人も。
男子は高すぎると言われる選手がいる一方で、女子は総じて低い。これはいったいなんでしょうねえ。もうISUはどこを見て、何を見て採点基準を決めているのか、または試合で採点しているのかが本当にわからなくなってきています。


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ロシア杯・男子SP
by toramomo0926 | 2010-11-20 13:12 | フィギュアスケート


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