世界選手権、来月24日よりモスクワで開催が決定
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今月21日から東京で開催予定だったフィギュアスケートの世界選手権は、東日本大震災と福島第一原発の事故の影響でとりやめとなり、中止となるか代替地で開催するかが話し合われていましたが、昨日ISUより、4月24日~5月1日の日程で、モスクワでの開催が決まりました。とりあえず今季のワールドが中止にならなかったこと、来シーズン頭の開催にならなかったことはよかったと思います。




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世界フィギュア、モスクワで代替開催=来月24日から5月1日―ISU
 【ロンドン時事】国際スケート連盟(ISU)は24日、東日本大震災の影響で日本が開催を返上した今季のフィギュアスケート世界選手権を、4月24日から5月1日まで、モスクワで代替開催すると発表した。ISU理事会で決定した。
 日本の開催返上を受けて、ISUは各国連盟に代替開催を打診。ロシアの他、オーストリア(グラーツ)、カナダ(バンクーバー)、クロアチア(ザグレブ)、フィンランド(トゥルク)、米国(コロラドスプリングズかレークプラシッド)の6カ国連盟が立候補を表明した。
 大会は当初、今月21日から27日まで東京・国立代々木競技場で行われる予定だったが、大震災の被害拡大や福島第1原発の事故もあり中止となった。ISUは日本での今秋の実施などの可能性を模索したが、日本連盟が辞退していた。
 日本勢は、大会連覇を目指す女子の浅田真央(中京大)、男子の高橋大輔(関大大学院)らが出場する。

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プーチン首相「快適な競技を約束」
 【モスクワ時事】ロシアのプーチン首相は24日、ロシアでフィギュアスケート世界選手権の代替開催が決まったことを受け、「参加選手が快適に競技に臨むことができると約束する」と述べた。また、ムトコ・スポーツ観光青年相に開催準備を急ぐよう命じた。タス通信などが伝えた。

2011年3月24日 時事通信

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佐藤信夫コーチのコメント
 ともに代表の女子の浅田と男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)を指導する佐藤信夫コーチは「(本番までの調整期間で)1カ月はぎりぎりかな。モスクワなら近いし、少し楽という部分はある」と前向きに捉えた。

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世界選手権を来シーズンの頭(10月)に行うという案も出ていたようですが、それだと今シーズンのプログラムを滑っても、来シーズンのプログラムのお披露目となったとしても選手にはかなりの負担を強いることになります。今季のプロでやるんでは来季のプロの製作や練習に支障が出ますし、来季のプロのぶっつけ本番では、世界チャンプを決める大会としては選手の本当の力を評価することはできないし、もったいなさすぎる。
それでもオフシーズンにがっつり食い込む形になるわけで全ての選手の来シーズンに多少影響は出ると思いますが、今年のチャンプが空席となったままよりはずっと良かったと思っています。選手も世界選手権で素晴らしい演技をすることを目指してシーズンを過ごしているわけですし、あまりに気の毒ですものね。

今回は誰にも予想できなかった甚大な災害を受けてのものだったし、これだけの影響が出たのは仕方ないですね・・・
選手の皆さんには負担が増えると思いますが、頑張ってほしいと思います。また日本代表の皆さんには、ぜひ頑張ってもらって日本を力づけてほしいと思います。
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また、来年(2012年)の世界選手権はフランスで開催の予定になっていますが、フランスのスケート連盟が日本に開催権を譲るという申し出を行っているそうです。

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来年の世界フィギュア、日本に譲る…仏が提案
 【ロンドン=近藤雄二】フランス氷上競技連盟は23日、東日本巨大地震の影響で今年のフィギュア選手権東京大会が中止されたことを受け、来年ニースで開催予定の世界選手権を、東京に譲る提案を国際スケート連合(ISU)に行ったと発表した。

 同連盟によると、ISUには先週中に書面で通知。ISUと日本スケート連盟が同意すれば、来年の開催権を東京に移譲し、2013年以降のニース開催を目指すという。フランス氷上競技連盟の広報担当は、「日本の関係者の無念は想像にあまりある。この提案が日本を勇気づけられれば最高に幸せだ」と話している。

2011年3月24日 読売新聞

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2012フィギュア世界選手権を日本で、仏が開催譲渡を提案
【3月24日 AFP】フランス・アイス・スポーツ連盟(Federation Francaise des Sports de Glace、FFSG)は22日、2012年に同国で開催予定の世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)の開催権を、震災に見舞われた日本へ譲渡すると申し出た。

 FFSGのディディエ・ゲヤゲ(Didier Gailhaguet)会長は、「2011世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2011)の開催を返上せざるを得なくなったこの残酷な事態に見舞われた日本、日本の人びと、日本スケート連盟(Japan Skating Federation、JSF)に、心からの連帯を示す。我々が国際スケート連盟(International Skating Union、ISU)に提案する解決法は、JSFに現在の状況から立ち直る機会と十分な準備期間を与えるだろう」と、声明で発表した。

 日本は東北地方太平洋沖地震を受け、21日から開催予定だった2011年大会の開催を返上した。ISUは現在、5月末までに大会を開催する代替地の早期選定を目指しており、29日午後まで開催候補地を募っている。すでにモスクワ(Moscow)と、2010年大会の開催地トリノ(Turin)が意欲を見せている。

 2012年大会は現在のところ南フランスのニース(Nice)またはモンペリエ(Montpellier)での開催が予定されている。

2011年3月24日 AFP通信

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フランスは素晴らしいですね。本当にありがたい申し出です。
ただ、他のブロガーさんも書いていらっしゃったのですが、ブライアン・ジュベール選手が、2012年のフランス世界選手権を花道にしての引退を考えていたという情報を見ました。
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これは私は知らなかったのですが、もし彼がそのように考えていたとすれば、フランスで世界選手権をやることは非常に重要なことになりますね。
それが日本に変わってしまったとしたら、彼にとっては気の毒なことになりますが・・・
うーん、複雑です・・・・・・。
世界選手権の開催予定地って、どのくらい先まで決まっているのでしょう?もし2013年がまだ未定なのなら、日本はそこに入れてもらえればって感じなのですが。
まあ、2013年はソチ五輪前年になるので、みんなやりたがるかもしれないですけどね~。


とりあえず、選手にとって試合日程が決まったことで練習のスケジュールなども組みやすくなったでしょうし、方針が決まったことでファンとしても少し安心しました。

日本が一日も早く、全ての人が安心して暮らせる状態に戻りますように。
選手たちが充実した練習ができて、4月24日からのモスクワワールドでベストの演技ができますように!!!


***おまけ***
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ブライアン・ジュベール選手と、彼の愛犬Blade。


<関連コラム>
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by toramomo0926 | 2011-03-25 15:49 | フィギュアスケート


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