そして浅田真央選手と村上佳菜子選手がロシア入り。いよいよ始まる、という感じですね。 ISU World Figure Skating Championships 2011 -順位と得点詳細、タイムスケジュール。 男子予選は「Preliminary Round Men」の種目名で表示されています。 「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、 「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、 「Judges Score」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。 ***** <世界フィギュア>「格」の違い見せつけ 小塚SP進出 「格」の違いを見せつける滑りだった。今季の全日本王者でありながら、予選からの出場となった小塚崇彦(トヨタ自動車)。30点近い大差を付けての予選トップ通過にも、「(SPを前に)1回経験できたことはすごく大きい」と視線は次に向く。 リストのピアノ協奏曲に乗せたフリーの演技は、冒頭わずかに乱れた。4回転トーループの着地で右手をつき、回転不足を取られた。 だが、その後はほぼ完璧。他のジャンプはすべて成功し、三つのスピンはいずれも最高のレベル4評価。「あとは思い切って(4回転を)降りるだけ」。SP、フリーに向けて楽しみを取っておいたとすら感じさせる貫禄があった。 全員予選免除の日本女子に対して、男子の免除枠は2人。前回の世界選手権の成績に基づいており、日本勢3人のうち現在世界ランキングが最も低い小塚に出場義務が生じた。 だが、「予選とはいえ、試合の一部。ここでダラダラしたくなかった」と気を抜くことはなかった。 東日本大震災の被害に胸を痛め、「自分には何ができるか考えていた」という22歳。「被害に遭った方に少しでも勇気を、という思いで滑れればいいな」。その機会は、あと2回もある。【芳賀竜也】 2011年4月25日 毎日新聞 小塚、貫禄の予選トップ通過/フィギュア フィギュアスケート・世界選手権、第1日(25日、モスクワ)男子予選(24人)には全日本選手権王者・小塚崇彦(22)=トヨタ自動車=が出場し、余裕のトップ通過。上位12人がショートプログラム(SP、27日)に進んだ。 男子予選に日本からただ1人出場した小塚は、今季グランプリ(GP)シリーズで2勝と予選24選手ではトップの実力者。レベルの違いをみせつけ、先陣を切った。「予選とはいえ、試合の一部。ピシっと気持ちを本戦に向けるように滑った」。 冒頭の4回転ジャンプは回転が足りずに手もついたが、それ以外のジャンプはすべて成功。スピンでも得点を取りこぼさず、165・00点をマーク。予選からの出場は体力的に不利な面もあるが、大技の4回転を実戦で試すことができ、「いい感覚を持てた。1回滑った経験は大きい」と収穫もつかんだ。 2011年4月26日 サンケイスポーツ ***** Takahiko Kozuka 2011 World Figure Championships 2011 Preliminary Round -Piano Concerto #1 ちょっと抑え気味?というか慎重にいろんなことを確かめながら滑っているようにも見えます。 とはいえ、さすがと思わせる滑らかさと正確さ。素晴らしかったです!! 演技中ちらっと、プル様のバナーが見えました。 そして、予選はTV放映はないだろうし見ることができないと思っていたので、フルで演技が見られたのは凄くうれしいです。 アップして下さったgalinaflute様、ありがとうございました! 予選は今季から導入された制度で、本戦に出場する選手数を絞る目的でのものです。 昨季まではショートプログラム(SP)が予選という意味合いも含んで行われており、フリーに進めない選手というのが出ていました。 出場人数が増えれば試合時間も当然長引きますし、滑走順の最後の方の選手はかなり待たなければならない。そういう選手の負担を減らすために導入されたのではないかと思います。 予選出場選手は24人、そのうち12位以上の選手が本戦に進むことができます。 日本チームは、レベル的には男女ともに全員楽勝で予選免除なところにいますが、昨季の世界選手権で織田信成選手がSPでひとつもジャンプを成功させられず、まさかの28位でフリーに進めませんでした。 そのため、男子は出場枠は高橋大輔選手、小塚崇彦選手で「3」を勝ち取っていましたが、一人は予選に出場せねばならない状況になっていたのです。 そうなると「日本男子のうち、誰が予選に出るのか」というという話になりますが、それは同国の出場選手で世界ランキングの順位が一番低い選手、ということになっているようで、そうすると小塚選手になってしまったということですね。 そのため、予選出場選手発生の原因を作った(スミマセン)織田信成選手が予選免除となり、今季日本チャンピオンの小塚崇彦選手が予選に出なければならないという、ある意味パラドキシカルな状況になったというわけです。 小塚選手も2月の四大陸で表彰台に乗っていればひょっとしたら出なくてよかったかもしれないんですが(確認してませんが)、1回多く滑ることになってしまいました。 ですがコメントを見る限りでは、勿論疲れの蓄積は懸念されますがメンタルには良い方向に作用しているようで、よかったなと思っています。予選とはいえこの成績は自信になりますし、氷の感触や約2ヶ月ぶりの試合だったので自分の感覚をつかめたこと、ジャッジの点の出方などを確認できましたしね。 そして真央選手と佳菜子ちゃんがロシアへ出発、無事に到着したようですね。 ***** 「やるべきことやった」=連覇狙う浅田が到着―世界フィギュア 【モスクワ時事】フィギュアスケート世界選手権の女子で連覇を狙う浅田真央(中京大)が25日、当地に到着し、「自分がやるべきことはやってきた。順調です。ショートプログラム(SP)が重要になる」と改めて決意を語った。 初出場の16歳、村上佳菜子(愛知・中京大中京高)も当地入り。「ワクワクして、ちょっとドキドキ。世界選手権は初めてなので、いろいろな選手を見て勉強したい」と初々しく話した。 女子は29日にSP、30日にフリーが行われる。 2011年4月26日 時事通信 真央、被災地に届け3回転半!/フィギュア 地の利を忘れて、決意の旅立ち。モスクワへ出発する前の成田空港で、真央はこの日、「自分のやるべきことをしっかりやりたい。頑張ります」と表情を引き締めた。 シーズンを締めくくる大会は当初3月に東京で開催される予定だったが、東日本大震災の影響で中止となり、代替開催の舞台が設定された。場所変更も調整期間にも対応が迫られたが、言い訳にはできない。代表選手は被災地への思いを胸に、喪章と「甦れ日本」と書かれたステッカーをウエアにつけてリンクに立つことになった。 真央にとって、昨年3月の世界選手権で破って以来、ライバル金妍児との再戦が実現する。バンクーバー大会では五輪女王の座を奪われたが、守る立場の世界女王の座は譲れない。2人に熱い視線がそそがれるが、真央はライバル対決よりも、「日本に元気を与えられるようないい演技をしたい」と言い切る。29日のショートプログラム(SP)、30日のフリー両方の冒頭で、真央の代名詞「トリプルアクセル」(3回転半ジャンプ)の成功に集中するのだ。 リンクの上で全力を尽くすことは当然のこと。代表チームとして、会場を訪れた観客に被災者へのメッセージを書いてもらい、日本に持ち帰る計画も浮上する。 大会最終日の30日とエキシビションがある5月1日に、日本選手たちがファンに協力を呼び掛け、折り紙に激励の言葉を寄せてもらい、日本で千羽鶴にして被災地に届けるプラン。空路、モスクワ入りした真央は長旅の疲れも感じさせない笑顔を浮かべ、「自分のやるべきことをやってきた。順調です」。真央スマイルがリンクで弾けたとき、希望の光が被災地を照らす。 2011年4月26日 サンケイスポーツ フィギュア世界選手権:佐藤コーチ 小塚は「及第点」、真央は「難しい」 フィギュアスケートの世界選手権は25日にロシア・モスクワで開幕する。 小塚崇彦(22=トヨタ自動車)、高橋大輔(25)、織田信成(24=ともに関大大学院)の日本男子勢は24日、初練習を行った。初日の予選(上位12人がショートプログラム進出)に日本勢でただ一人出場する小塚は4回転ジャンプに3回挑戦して成功1回だったが、佐藤信夫コーチは「まあまあだと思う」と及第点を与えた。今大会は当初3月に東京で開催される予定だったが、東日本大震災の影響で開催地と日程が変更。選手は喪章と「甦(よみがえ)れ日本」のステッカーをジャージーにつけた。日程変更で選手は調整が難しい状況で、佐藤コーチは2連覇を狙う浅田真央についても「非常に難しい。やってみないと分からない」と厳しい口調だった。 2011年4月25日 スポーツニッポン ***** 信夫コーチが「難しい」と言ってるのは2連覇についてなのか、真央選手の調子自体のことなのかがよくわかりませんが、やはりひと月延びたというのは調整が完全に狂ってしまいますから、指導者としては悩ましいところだったでしょうね。2月にすごく調子が上がってきていただけに、確かに真央選手についてはどうなるか、というのはあるかもしれません。むしろ2月に疲労のために調子が出なかった小塚選手の方が浮上してきているのかも。 でも日程変更については全ての選手が同じ条件ですから、そんなことは言っていられません。それは真央選手もよくわかっていると思いますし、空港での話しぶりなどを見ても体調も気持ちもしっかりしてそうなので、あとは信じて応援するだけですね。 そして、女王様との対決ということが再び注目されていますが、真央選手はブレませんね(笑)本当に、建前とかじゃなくて、女王様を含めた他人のことは全く眼中にないようです。 とにかく自分のベストを試合で出す事、それしか考えてない。 こういうのはB型のいいところというか(笑)トップアスリートにB型が多いというのがよく分かります。小塚選手も言ってましたが、フィギュアは他人がどうとかいうよりも、自分がどれだけできたか、という競技ですものね。 そして会場で千羽鶴を呼び掛けるというのも、すごく良いと思います。たくさんの鶴と募金が集まるといいと思っています。 不安材料といえば、女子シングルのテクニカルコントローラーが天野真氏ということで、真央選手のトリプルアクセル(3A)に回転不足を付けるのではないかという懸念はありますね・・・ 天野氏は回転不足認定を非常に厳しく付けるジャッジとして有名です。今季より回転不足認定が緩和されているし、フィギュアは試合ごとに得点の出方に本当に差があるので(これがそもそも変ですよね)、やってみないとわかりませんが・・・ お願いですから、天野氏に限らず公平で公正な採点をお願いしたい。厳しくてもいいけど、特定の選手に甘いとか、特定の選手に厳しいとかはやめてほしいですね。 真央選手はシーズン序盤からは想像できないほど、予想を超えた速さでシーズン終盤までにジャンプ修正のめどを付けて調子をあげて来てはいますが、今季私は真央選手には成績を求めないと決めているので、怪我なく、本人が後悔なく滑り切ることができれば満足です。自分のベストが出せるように頑張ってほしい!! 先に現地入りしている安藤選手、高橋選手、織田選手も順調に調整しているようですし、小塚選手も無事に予選通過ということで、いよいよ始まりますね。 日本チーム頑張れ!!!!素晴らしい大会になりますよう祈っています!! <関連コラム> 世界フィギュア展望 -日本経済新聞「フィギュアの世界」 2011年4月24日 思い切り演技 励みになれば-浅田真央選手:挑戦 真央らしく 2011年4月22日 世界選手権、J Sportsでの放送スケジュール決定 2011年4月5日 高橋大輔選手首位、小塚崇彦選手4位発進!-2010世界選手権 2010年3月25日 回転不足認定に「中間点」導入の見通し-ISU 2010年2月28日
by toramomo0926
| 2011-04-26 06:32
| フィギュアスケート
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