目標はグランプリファイナル 高橋成美選手インタビュー:浅田舞のスポ友!
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7月22日、アイスショー「The ICE」の出演中に、浅田舞選手がペアで昨季素晴らしい活躍をした高橋成美選手にインタビューしていました。
高橋成美選手は19歳。5歳よりスケートをはじめ、12歳までシングル選手でしたが2004-2005シーズンからペアに転向。2007-2008年シーズンよりマーヴィン・トラン選手とペアを組み、昨季は全日本選手権を3連覇、日本人ペアとしては初めてジュニアグランプリファイナルで優勝。初めて参戦したシニアの世界選手権では9位と大健闘を見せ、今季の活躍が期待されています。

浅田舞のスポ友!
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 慶応大生の高橋成美さん(19)(木下工務店クラブ東京)は、カナダ出身のマービン・トランさん(20)とのペアで全日本選手権3連覇を果たすなど、日本スケート連盟の特別強化選手に指定されている期待の若手です。モリコロパーク(愛知県長久手町)で7月に開かれた、東日本大震災チャリティーイベントのアイスショー「ザ・アイス」に出演中、会場で話を聞きました。(2011年7月22日、愛知県長久手町のモリコロパークアイスアリーナで)


■ リンクの上で意思疎通
 舞 フィギュアスケートを始めたきっかけは?

成美 お姉ちゃんが先にスケートをやって、それについて行ったっていうのが、きっかけです。

 舞 初めはシングルをやっていて、何でペアをやろうと思ったの? 日本じゃペアはあまり盛んじゃないよね?

成美 最初、お父さんの仕事の関係で中国に行ったんだけど、それまで全然、ペアって考えてなかったけど、見たら自分もやりたいなって思って。

 舞 カナダの生活が長くて、寂しくない?

成美 日本が一番好きだから。でも、こうやって、ショーや試合で戻って来ることができるから、バランス良く日本に帰って来ることができている。

 舞 これがあるから、ペアが好きっていうのは何だろう?

成美 大きな技や難しい技を成功させて、お客さんが息を飲んだ時。(観客席は)怖いのを見たなって感じになって。でも、ナルや(ペアを組む)マービンは全然平気だよ、みたいな感じで滑る時。

 舞 怖いなって思う時がある?

成美 (二人が近くで並んで、滑る)サイドバイサイドのスピンでエッジが目の前に来るとこわい。自分の体調で練習の量や質をコントロールできないから、(気持ちが乗らない時にけががあったら)大変だって思うなって時もある。相手の体調もあるし。あとは、けがしている時。

 舞 怖いよね。彼とは、どんな風にコミュニケーションを取っているの?

成美 リンクでずっと一緒だから、あまりご飯とかは一緒に行かないけど、考えていることは同じだと思う。リンク以外でも一緒のことをやろうとしなくても、リンクに立つと、考えていたことが一緒だと感じるから仲良くなれる。

 舞 シングルをやった後、ペアになって、違いを感じることは?

成美 (ペアはパートナーと)手をつなぐから、手も温かくなるし、励まし合って行ける。試合の緊張感、緊張の度合いが違っている。

 舞 けんかもあると思うけど?

成美 けんかはナルが文句を言ったり、いらいらしたりした時。いつもはスルーしてくれるけど、マービンも少し気分が良くなくて、スルーしてくれない時は、けんかになっちゃう。

 舞 それは英語でするの?

成美 うん、英語。

 舞 どっちが勝つ。

成美 マービンが勝つ。

 舞 そうなんだ。

成美 マービンはずっと冷静で言うことが理論的だから、マービンが勝つ。


 舞 ふだんスケートで一緒のことを考えられるようになるまでは、時間がかかった?

成美 一緒のことを考えるっていうのは、ツイストの調子が悪かったりしたら、その解決法を一緒に考えたり、そういうことに共通の考えがあるということです。ペアは2人でチームだから、一人が失敗したらそれは二人の責任。二人で同じ目標を持ってやっています。

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 舞 モントリオールはペアの本場で、練習も競争心をあおって、すごく厳しいと聞いたけど?

成美 だから、刺激になります。でも、(ほかのペアと)いつも仲良くやっていて、だから、高め合う仲間って感じになっています。

 舞 ナルちゃんは、すごくスピードあるよね。エキシビションも勢いがあるけど、試合になったら、もっとすごいスピードになるよ。飛ばされちゃうんじゃないかって、心配しちゃう。リンクの外へ。

成美 危ない。マービンとペアを組む前、アイスホッケー用の窓に思いっ切りぶつかったことがある。

 舞 ペアって、一つ間違えば、大事故になるっていうよね。どうやって、怖さを克服しているの?

成美 けがをしていたり、調子が悪かったりする時は、「先生に必ず言って」って、言われている。ナルがダメだ、ちょっと体が動かないって思っていても、先生が(滑っている姿を)見て、「できる」っていえば、「あっ、できるんだなあ」って、思えてくる。そうなると怖さは感じない。

 舞 けがは多いんじゃない?

成美 意外と少ないです。ジャンプは(パートナーの力を使っているから)回転が足りないとかは少ない。それに、ジャンプはまっすぐ降りてくるから、ねん挫とかも少ない。シングルで練習していた時は、ジャンプで降りる時、足首とかがグニャってなったりして、けがをしたりするけど。それに、ペアはあまり(ブレードの先端の)トーを使わないから。スローアクセル、スロートリプルアクセルを練習すると、頭を打ったりすると思う。

 舞 見ている方はメチャメチャ怖いけど?

成美 たぶん、けがはシングルよりも少ないと思うけど、もし、けがをした時はずっと大きいと思う。

 舞 体調が悪い時は、どう自分を律しているの?

成美 マービンが下を向いたりしている時は、「どうしたの?」「大丈夫?」って聞いて、気持ちが乗って来ない時は、(大きな技の練習をやめて)「じゃあ、きょうはスケーティングをいっぱいやろうよ」って。逆に、ナルがダウンしている時は、マービンが「シングルの練習を最初、やってくるよ」って、言ってくれる。そうやって、調整しています。


(続く)

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成美ちゃん、慶応大学なんだ・・・・知らなかった。
それにしても「大技をやって、観客が「うわああ」とびっくりして、でも涼しい顔できれいにキメた時が快感」というのは、さすが男前、ドSキャラの成美ちゃんらしい(笑)
でも成美ちゃんって勝気さがすごくチャームポイントというか、女性から見てもかわいいんですよね。強気なのが自分だけに向いてて、他者への攻撃になってないからですかね。そういう女性はすごく魅力的です。



こういうところが大好きです(笑)


マーヴィン・トラン選手とのコンビネーションもすごくいいですよね。トラン選手も「成美は最高のパートナー」と話しているのをずっと前にどこかで見た記憶があります。
前にも書きましたが以前よりトラン選手が体力がついたし(今モリモリですよね)昨季からコンビネーションの良さが試合でちゃんと出せるようになって、今季から本格シニア参戦となるようですが、シニアで戦う準備をしっかりしてのシーズンインとなりそうですね。基本シングルを中心に追いかけている私ですが、アイスダンスのシブタニ兄妹とともに今季大注目の若いペアスケーターです。


二人は実際はすごく身長差があるのですが・・マーヴィンが座って、成美ちゃんが立ってのインタビュー?なわけないですね(笑)


舞選手のインタビュー記事は通常4回あるので、どこかのタイミングでトラン選手も参加してくれるといいなーと思って期待してます(笑)
日本のペアの歴史の中でも飛びぬけた成績を既に残しつつある二人ですから、今季報道や中継でも彼らをもっと取り上げてほしいなあと思います。
頑張れ成美&マーヴィン!



今年の世界選手権のショートプログラム。まさに神演技でした!


<参考リンク>
浅田舞のスポ友!
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高橋成美オフィシャルブログ「氷上のフェアリー」


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by toramomo0926 | 2011-09-06 07:14 | フィギュアスケート


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