鈴木明子選手優勝、浅田真央選手銀メダル! -2011年NHK杯
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NHK杯・女子シングルが終了。
鈴木明子選手はフリーでジャンプにミスが出たものの最後までスピードを落とさず笑顔を絶やさない演技で見事優勝!
そして浅田真央選手はトリプルアクセル(3A)は回避したものの5種類のトリプルジャンプを全て取り入れ、まさに「愛の夢」の世界を作り出した素晴らしい演技で明子選手を猛追、フリーでは1位となりショートプログラム(SP)での約8点の差を2点弱にまで詰めての銀メダルとなりました。
3位にはSPの軽妙さとは違った力強い演技を見せたアリョーナ・レオノワ選手が入りました!!おめでとうございます!


ISU Grand Prix 2011 NHK Trophy
順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。




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鈴木明子逃げ切りV!真央はフリートップで2位に
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯第2日は12日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで行われ、女子フリーで、女子SP1位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は、ジャンプのミスなどもあったが119・43点、合計185・98点で2季ぶりのGP2勝目を挙げた。スケートカナダでも2位となっており、シリーズの上位6選手が争うGPファイナル(12月・カナダ)進出を決めた。

 SP3位の浅田真央(中京大)は、トリプルアクセルを回避しながらもフリーではトップの125・77の高得点を出し、合計184・19点で2位となった。石川翔子(明大)は77・07の合計122・14で10位だった。

 ▽鈴木明子の話 
 フリーは悔しい出来になったので、優勝にはびっくり。ちょっと申し訳ない気持ち。ミスはあったが、冷静に落ち着いて考えながら滑った。いま自分ができることを曲に乗せて滑った。

 ▽長久保裕コーチの話
 鈴木はフリーの後半は力が入った。ただ、最低ラインの点数が取れるような練習ができている。普通にやれば(優勝は)何とかなると思っていた。

 ▽浅田真央の話
 「愛の夢」をいい滑りで終えられてよかった。トリプルアクセルに挑戦できなかったのは悔しいけれど、次の大会には間に合うように頑張りたい。積み重ねてきたものが自信となって試合に表れている。まだまだ伸びしろはある。

 ▽佐藤信夫コーチの話
 浅田はまだ不安定な部分もあるが、きっちり頑張ってくれた。課題の2回転半―3回転の連続ジャンプが成功と認定され、彼女にとって大きなプラスになる。

 ▽石川翔子の話 練習の六十パーセントしか出せず悔しい。(荒川静香さんが)作ってくれたプログラムなのでいいところを見せたかった。

2011年11月12日 スポニチアネックス
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鈴木明子、逃げ切りVも反省 「今日のフリーは満足できていない」
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯(札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)は12日に女子フリースケーティング(FS)が行われ、日本の鈴木明子(邦和スポーツランド)が185.98点でNHK杯優勝を遂げた。浅田真央(中京大)が184.19点で2位、石川翔子(明治大)は122.14点で10位となった。3位には170.68点のアリーナ・レオノワ(ロシア)が入った。
 鈴木はジャンプでミスがあったが、全体をまとめる演技で逃げ切り優勝を遂げた。浅田はジャンプをすべて着氷。それぞれの要素を曲に合わせ丁寧に演じ、フリーでは1位となる演技だった。

 以下は鈴木のコメント。
「優勝できたことはうれしいですけど、今日のフリーは全然満足ができていないので、すごく悔しいです。
 練習ではフリーの方が滑り込めていたので、自信を持って今できることをやろうと思って滑りました。(ジャンプのミスは?)後半のループでパンクしてしまって、いつもあまりミスが出ない部分なので、そこで動揺してしまいました。(コーチは力みがあったといっていたが?)あったと思います。最初3つがうまくいってこのまま流れに乗ろうと思ったんですけど、後半の1つ目がうまくいかなくて歯車が狂ってしまったのがすぐに修正できませんでした。気にせずにいけばよかったんですけど、その点が悔しいです。

(手応えは?)ミスがありながらも、最後のステップなど、滑りは自分のできることはできたので、そういう点では切り替えるということと、音楽に助けてもらっている部分がすごく大きいので、この曲で自分が乗ってこれるということは、良い選曲だったなと思います。
(音楽を奏でられた?)音楽に奏でられたのではなく、今回は音楽に助けてもらいました。

(セカンドトリプルを今日も成功したが?)トリプルトゥループ-トリプルトゥループや、トリプルルッツ、フリップにもつけて練習もしているんですけど、そのことによって、ダブルアクセル-トリプルトゥループはだいぶ確率が上がりました。とにかくトリプルトゥループをつける練習を昨シーズンの倍以上増やしました。

 昨日今日と、たくさんのスケートを愛するファンの皆さんが会場に足を運んでくださって、その中で良い成績を取るとともに自分のベストの演技をしたいと思っていました。SPでは納得いく演技ができましたが、フリーでできなかったので、見に来て下さっているお客さんに申し訳ないなという気持ちになりました。結果的には優勝することができて、日本で君が代を流すことができて良かったなと思いますし、日本人で良かったなと思いました。

(ファイナルに向けて)今回はSPとフリーで良い演技をそろえることができなかったので、ファイナルにはSPフリーともに自分ができることをすべて出せるようにしたいと思います」
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2位の浅田真央、フリーの演技に手応え「自信をぶつけることができた」
以下は浅田のコメント。


「(大会を終えて、収穫と課題は?)アクセル以外のジャンプはほぼ決まってスピンも取りこぼしがなかったので、次につながる良い試合だったと思います。でも、まだまだほかにもジャンプの質など、良くするところがたくさんあると思うので、そういうことを改善して、ロシア大会につなげていきたいです。
(ロシアに向けては)今とても良い調子なので、この調子を維持できるようにしたいと思います。

(トリプルアクセル無しでもできるという感覚か、それともやらなきゃダメだという感覚か?)なしでもここまで得点を伸ばすことができたのは、今後の大きな自信になると思います。ただ、自分にとっての最高の演技をするためにはトリプルアクセルが必要だと思うので、しっかりと試合に間に合わせられるようにしたいと思います。
(ロシア杯までの二週間をどう過ごす?)ずっと中京(大学)で練習すると思います。今調子が普通に良いので、この調子でロシア大会に臨める様にしたいと思います。
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(フリーの演技について佐藤信夫先生からは何かあった?)昨日はすごく忙しくて夜も遅くなってしまったので、何も話せていないんですけど、良かったよと言ってもらいました。
(スピードに関しては)こっちに入ってきてから徐々に良くなっていて、最後のフリーの公式練習のときもすごく良い状態だったので、これからもうちょっといろいろな部分を修正しながら、どういう風にやったら良くなるか、先生と一緒に探しながら練習していきます。
(スピードを上げることでジャンプの感覚や難しさも出てくると思うが)スピードを出すとタイミングが狂ってしまうということは何度かありました。それを信夫先生や(佐藤)久美子先生と一緒に色々と試行錯誤してやってきたんですけど、今の時点では、だいぶスピードも出て、ジャンプもリズムも乱れなくなってきています。
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(かなりスリムな体型だが)練習をすごくしているので、逆に食べないとやせていくと思うのですが、今の時点でトレーニングもしていますし、体幹も徐々に上がってきています。体力面でも、フリーの後半を滑りきることができているので、少しずつ調整しながら、トレーナーさんや先生とやっていければ問題ないと思っています」
2011年11月12日 スポーツナビ

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鈴木明子選手、NHK杯は初優勝です!
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SPが本当に素晴らしくて、このままいけば明子選手が優勝だろうなと思っていましたし、なんかミスをしそうに見えない落ち着きと安定感があったので全く心配なく見ていました・・・ので、後半の2つのジャンプミスにはびっくりしました。
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ですがその後も微笑みを絶やさず、集中を切らさず最後まで滑り切りました。3連続の最初のルッツでパンクしてしまったのですが、すぐに2つのトウループを付けたのもミスを最小限に防ぐ意味でも大きかったですね。明子選手本人は「動揺した」と言ってましたが、こういうところがやはりベテランという気もしますし、積み上げたものがとっさに出たという感じでした。
ミスがあっても曲の雰囲気を壊さず、最後までスピードが落ちなかったのも素晴らしかったです。
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これでグランプリファイナル出場を決めました。「SPとフリーの2つを(ミスなく)揃える」という課題にこれからファイナルまで取り組んでいくことになりますね。今季の明子選手は、バンクーバー五輪シーズンの輝きよりも更にまぶしく見えます。
ファイナルではきっと「揃った」演技が見られると思います。今季のプログラムは明子選手の魅力を引き出し、明子選手も更にプログラムを生かす演技をしていてどちらも大好きです。次の試合が早くも楽しみですね。
本当におめでとうございます!!






2位は浅田真央選手!本当に夢のような演技でした!
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衣装は昨季と同じでした。
ですが、衣装が同じな分、昨季よりどれだけレベルアップしたかというのがある意味わかりやすいかもしれません。
振り付けはまた少し変わってましたね。振り付けの大きな手直しはこれで2度目。昨季後半のものもとてもよかったのでこのままいくかと思ったら、またガラッと変えてきましたね。
真央選手を5年以上も見守り続けた振付師のローリー・ニコルさんもも気合入ってるのか、手直しも余念がないですね(笑)

真央選手には珍しく「フリーは『自信がある』」と話していたので、よい練習が積めていたのだなと思ったのですが、持ち越しとはいえ内容は全く同じではなく、振り付けとステップ、スピンのポジションなども変わってましたし、正直初戦でここまでのものを見せてくれるとは思っていませんでした。
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今回の演技で一番といっていい歓声が上がったのは、最後のレイバックスピン。前はビールマンポジションでしたが、今回はキャッチフットの変形?みたいなポーズです。柔軟性を更にアピールできますし、ドーナツスピンからのポジションチェンジの速さ、スムーズさも素晴らしかったです。
関節を外したのか(笑)、というくらいカチッとポジションが変わりますね。すごい。

初めにポーズを取った時の表情から落ち着きが感じられ、既に曲の世界にぐっと引き寄せられました。
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3Aは今回信夫コーチと話し合い回避。現実的に試合で成功させられるまでにはまだ出来上がっていないということと、男子のSPで大技を回避した高橋選手、小塚選手がそれでもきちんと高得点を出せていることで、今回は「演技をまとめる」ということで納得したとのこと。
今回はそれでよかったのかもしれませんね。あまりに表彰台に乗れない状態が続くと、ジャッジの印象が「下り坂の選手」となってしまう危険性もありますし、ここは初戦ということもありしっかりまとめた演技をして、ジャッジの印象を良くし強いインパクトを残す、というのも重要だなと成績を残している選手を見ると感じるので、今回はこれで正解だと思います。真央選手自身も初戦を良い形で乗り切ったことで、今後の試合運びに精神的に余裕も生まれるでしょうし、大きな自信にもなるでしょう。
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また、信夫コーチも話していましたが、ダブルアクセルートリプルトウループ(2A-3T)の認定を得たのは大きいですね。スピードも出て、ジャンプの軸もまっすぐになり、着氷に流れが出ています。そして昨季後半よりジャンプに幅が出てきたなと思っていましたが、今回は真央選手らしい高さも戻ってきてるように思いました。エッジエラーで0.7点の減点はありましたが、ルッツは高くて着氷もすごくきれいに決まっていましたし、信夫コーチの言うように「だいぶ良くなってきている」と思います。
とにかく今大会は表情がとても良かったのが本当に印象的でした。いわゆる演技した、作ったものではなくて、心からの笑顔というか、自信と落ち着きが微笑みとなって体の中からにじみ出ているような感じでした。これは明子選手にも感じたことです。演技した表情も惹きこまれるものがありますが、この二人の演技での自然に湧き出た感情、浮かべた表情、表現は更に心を揺さぶられるものがあり、人の心を深いところまで響かせているように思います。
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特に「愛の夢」のステップでのあの笑顔は、本当の意味で「音楽を表現」していました。真央選手が、しかも試合で、こんな表情で滑れる日がくるとはという感じで感激しました。
ローリーは本当にいい時期に、素晴らしいプログラムを授けてくれたなと思います。昨季辛いこともあったでしょうが、この曲とプログラムの持つ穏やかさと美しさに支えられた面は真央選手も、ファンである私自身もあったような気がします。
真央選手自身が強い心でこの大工事に臨んだというのも勿論ですが、佐藤信夫・久美子コーチ(と小塚嗣彦コーチ)も真央選手を根気よく指導し、厳しくも温かく支えてくれた事が今の真央選手を作っていますね。
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本当の意味で「大きなヤマを越えた」のではないかと思います。昨季のような「今回は良くても、次はわからない」という感じではなくなってきているように思います。ロシア杯が楽しみですね。本当にうれしいです。
2位になったとか台乗りできたということではなく、真央選手がSP、フリーともに達成感を持って笑顔で終われたことが本当にうれしいです。一年耐え抜いた成果が出てきています。
ケガに気を付けて、ロシア杯も笑顔で終われますように!おめでとうございます!

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Mao Asada 2011 NHK Trophy FS -Liebestraume

ブリティッシュユーロスポートのいつもの実況・解説の方、泣いてる?演技後暫く無言ですが声が震えてます。


3位にはアリョーナ・レオノワ選手!!
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最初の3トウループ-3トウループはとても美しく決まりましたが、その後ジャンプにちょこちょことミスが重なり、後半のステップでは疲れも見えてしまいました。SPのような躍動感というか力強さが少しなくなってしまっていたように思います。実力を出し切る演技をするのも難しいですが、ここでいい演技をすれば表彰台とか優勝、というのがチラついた時にいかに自分を強く持っていけるか、というのは難しいところですね。これは経験を積んでいく、しかも上位を勝ち取る経験を積んでいくしかないのかもしれません。
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フリーのプログラムは強く荘厳な感じ。安藤美姫選手の「レクイエム」系というか、「魂の叫び」的な雰囲気を感じます。これも最近のモロゾフが好んで作るタイプのプログラムです。
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SPがアリョーナの得意分野とすれば、フリーは彼女にとってはチャレンジの分野という形になりますね。こうやっていろんな方向性にチャレンジすることで、演技者としても幅が出てくることでしょう。
ただ、やはり今回も演技や表情、感情の込め方はすごくいいのですが、肝心のスケートがあまり滑っておらず、フィギュアスケートとしての説得力がなくなってしまっていたのがちょっと残念です。これでもっと滑るようになったら本当にすごい選手になると思うんですが・・・モロゾフコーチがそういうところをしっかり指導してくれるといいのですが、最近演技力にすごく力を入れているように見えるのでちょっと心配。
でも彼女にとって重要なステップアップの年になりそうですね。
おめでとうございます!次はロシア杯ですね。頑張ってください!
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Alena Leonova 2011 NHK Trophy FS -Adagio for Strings/Requiem for a Tower



4位はアシュリー・ワグナー選手!
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素晴らしい演技でした。表彰台に上がれなかったのはとても残念でしたが、彼女は確実にレベルアップしているとすごくよくわかる試合ぶりでした。
特に今回のフリーでは最後までパワフルさと集中が切れず、疲れを見せることがなくなりました。
アシュリーはSPとフリー前半までは「すごい、これは上位にいくかも!」と思って見ていると突然中盤以降に転倒し、その後は何かが切れたようにミスを連発してしまうことが多く、もっと上の順位も行けるはずなのに、と思う事も多かったですが、今季2試合見た限りでは、そういう弱さは完全に克服したように見えます。

フリーの曲は「ブラック・スワン」。コリオスパイラルの時の羽を広げてコマ送りのように動く振り付けは、衣装もあいまって本当の黒鳥のようで見てて楽しいです。
ファイナルの行方はまだわかりませんが、確定しているものでは彼女の次の試合は全米選手権のようなので、少し時間がありますね。この時間に2試合やっての課題や細かいところを詰めて、更にプログラムを練り上げてくることでしょう。楽しみですね。
お疲れ様でした!

Ashley Wagner 2011 NHK Trophy FS -Black Swan



5位はエレーネ・ゲデバニシビリ選手!
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フリップでのミスがあったりしましたがプログラムをしっかりまとめていて、いい演技だと思っていたところに、最後のステップで転倒してしまいました・・・惜しかったーー!!
終了後、本人も「Oh,No~!!!(笑)」という感じで頭を抱えて照れ笑いしていました。かわいかった。
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オーサーコーチとすごくうまくいっているようですね。二人はいつでもどこでも一緒にいるとニコニコしています。なんだか親子みたいに見えてくるという(笑)
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これはSP。

彼女にとってコーチを変えたことはすごく良かったようですね。今季からの師事ですから、更に慣れてくればもっともっと良くなるとと思います。彼女は今後目が離せないですね。
お疲れ様でした!

Elene Gedevanishvili 2011 NHK Trophy FS -

今後、ゲデ子ちゃんとオーサーコーチの二人は、佐藤組に次ぐ「和みキスクラ」になるかも(笑)。


キーラ・コルピ選手が6位!
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昨季のSP「オーバー・ザ・レインボー」を持ち越しましたが、衣装を変えてきましたね。去年は薄いブルーで、今年は鮮やかなイエロー。どちらも素敵です。彼女の衣装のセンスは毎年素晴らしい。
そしてフリーもステキ!!クラシックに髪を撫でつけて、昔の女優さんみたいです。出てきただけでPCS上がりそうな感じ(笑)。
演技後半のジャンプがことごとく2回転になってしまったのは残念でした。彼女は昨季はSP、フリーと揃えることができつつあったので、今季も滑り込んでいけば大丈夫かな?と思います。

あと、やはり今後上に行くには、フリップかルッツ、どちらか一つはプログラムに入れることが出来ないと厳しいですね。スピンや滑りそのものはとても美しいので、あと一つチャレンジしてもらえないかなーと思っています。
でもループ、トウループ、サルコウでここまで来れてるのも凄いんですけどね(笑)

Kiira Korpi 2011 NHK Trophy FS -I Got Rhythm



アグネス・ザワツキー選手が8位。
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SPの時に姿を見てびっくり。別人のようになってましたね。大人になりました。
私の中の彼女はこの写真の印象が強く、溌剌とした感じだったんですよね。
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今回SPとフリーともに割とムーディな曲で、大人っぽさを出そうとしたのかもしれませんが、ちょっと今のところ没個性になってしまったように見えました。もうちょっと去年のはじける路線でもよかったんじゃないかなあ。でもこれだけ大人になってしまったらそういう風に方針を考えますかね。
いま彼女は17歳、ちょうど女子選手が身体の変化の対応に苦慮する「魔の16歳~17歳ゾーン」(命名筆者)まっただ中なので、今はいろいろ試してみる時期なのかもしれません。頑張ってください!

Agnes Zawadzki 2011 NHK Trophy FS -Rhapsody in Blue



石川翔子選手は10位です。
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ミスはありましたが、なんというか滑っている時の存在感というのは何か特別なものがありますね。
佐藤コーチがついていますし、これからどんどん練習と経験を積んでいけば、大物になるのではないかという感じがしました。スピンのポジションもすごくきれいですし、長身で演技が映えます。
村上佳菜子選手や今井遥選手などの若い勢力も話題になっていますが、石川選手のような中堅どころも是非ここらで存在感を見せてほしいところであります。
頑張ってください!!次は全日本ということなので、ミス・サイゴンの完成版を待ってます!!


Ishikawa Shoko 2011 NHK Trophy FS -Miss Saigon



すごく熾烈な戦いになりましたが、明子選手と真央選手のワンツーフィニッシュとなりました。日本選手だけでなく他の選手も本当に素晴らしい演技で、見ていて本当に楽しい試合でした。
中国杯とNHK杯、ぐっとスポーツという感じになっているというか、ガチンコな感じが見ていて楽しいです。
こういう試合がどうして今までできなかったんでしょうね・・・

選手の皆さんお疲れ様でした!
来週末はフランス杯です。出場する選手もしない選手も、皆さんケガに気を付けて頑張ってください!!
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by toramomo0926 | 2011-11-13 08:16 | フィギュアスケート


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