高橋大輔選手、自己ベスト更新で大差のSP首位 -2011全日本選手権
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ついに全日本選手権が始まりました。今日は男子ショートプログラム(SP)。
高橋大輔選手がSPで自身初となる4回転-3回転のコンビネーションを決め、他の要素や表現にいたるまで全ての面で世界最高と言える完璧な演技で96.05という自己ベストを更新する高得点でぶっちぎりの1位、小塚崇彦選手は4回転を回避したものの全ての面で質の高さを揃える堅実な演技で2位、3位には今季滑りが格段に進化した町田樹選手、4位に今季の優勝候補の一人であり世界でも有数の成長ぶりを見せている羽生結弦選手が入りました。
日本男子のレベルの高さ、層の厚さは凄い!と世界に誇れるSPとなりました。


第80回全日本フィギュアスケート選手権大会  (日本スケート連盟)
順位と得点詳細。
「競技結果」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「滑走順/得点詳細」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細を見ることができます。

*織田信成選手は足の怪我の為欠場しています。




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高橋が高得点で首位発進 2位に小塚、4位に羽生=全日本フィギュア・男子SP<差替>
 フィギュアスケートの全日本選手権は23日、大阪府門真市のなみはやドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では、高橋大輔(関大大学院)が自己ベストを更新する96.05点をマークしトップに立った。2連覇を狙う小塚崇彦(トヨタ自動車)は85.60点で2位。シニア2年目の17歳・羽生結弦(東北高)は74.32点で4位スタートとなった。

 高橋は冒頭の4回転トゥループ-トリプルトゥループのコンビネーションを着氷。スピン、ステップでも場内を魅了する圧巻の演技で高得点をたたき出した。小塚はジャンプを落ち着いて着氷するなど、ディフェンディングチャンピオンらしい貫禄の演技。グランプリファイナルで4位に入った羽生は、気負いがあったか勢いに欠けるも好位置につけた。

 男子シングルのフリースケーティングは24日に行われる。

2011年12月23日 スポーツナビ

羽生の得点訂正=スピンを見直し―全日本フィギュア大会本部
 フィギュアスケート全日本選手権の大会本部は23日、男子ショートプログラム(SP)で羽生結弦(宮城・東北高)の得点を当初発表の74.82点から74.32点に訂正し、発表した。これに伴い、羽生のSP順位は3位から4位に変わり、74.64点の町田樹(関大)と入れ替わった。
 大会本部によると、羽生の得点のうち、当初「レベル3」(最高はレベル4)と認定した軸足を替えるスピンを「レベル2」に見直したため、得点が下がった。 

2011年12月23日 時事通信

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上記報道の通り、演技直後の発表では羽生選手が僅差で町田選手を上回っていましたが、試合終了後羽生選手のスピンの得点(レベル認定)が下方修正され、町田選手と羽生選手の順位が入れ替わりました。
一応ルールとして、試合の得点は24時間以内なら修正することが可能となっているようですが、なるべくこういうことはやめて頂きたい。そしてこういうことは、この全日本のように選手の次の試合が決まるような重要な試合によく起こりがちな気がします。
2005年の全日本選手権でも表彰式が行われた後に採点ミスが見つかりました。
そのため、再度客席に誰もいない状態で表彰式をやり直す事態になったばかりではなく、その時の全日本はトリノ五輪出場選手の決定もなされたため、五輪に出場する選手も変更になったという悲劇がありました。
どの国であっても、自国の選手権の順位というのは重要なキャリアになりますし、SPの順位がフリーへのモチベーションになる場合もある。それで変更ということになれば、精神的にもダメージを受けかねません(上に上がった選手はいいですが、それでもジャッジへの信頼については危ういものになると思います)。
今回の採点に関わったジャッジ、テクニカルコントローラー、スペシャリストは猛省して頂きたいと思います。
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これは多分2005年のNHK杯だと思いますが、この年の全日本では、この二人の運命は天と地ほどにひっくり返りました。


また、今回大きな驚きといえば、フジテレビの放送の仕方が非常にまとも、というか「普通のスポーツ中継」であったことです(笑)。「真っ当なスポーツ中継」というべきでしょうか。
昨年までのフジテレビの放映のやり方は異常でした。

昨年の全日本男子SPの放映などは2時間の枠が取ってあったにも拘わらず、実際は開始後45分間は煽りVTRと、なんと「フィギュアのルールをお勉強」という名目でタレントや他種目のアスリートを呼んでの「クイズ番組」だったという驚愕の伝説がありました。そして肝心の演技は一部のトップ選手の分しか流しませんでした。
スポーツ中継をやります、と銘打っておきながら、2時間のうち正味の放送時間の約半分(もしくはそれ以上)の間を「バラエティ」の内容の放映を行ったのです。酷すぎでした。
ファンは有名だろうが無名だろうがなるべく多くの選手の演技を見たいのに、番組構成は全く視聴者不在のものでした。

かと思えば男子の日だというのに「何かが足りない・・・それはキムヨナという要素」などという全然関係ない(しかも女子選手)のVTRや、なぜかキーラ・コルピ選手(フィンランド)のインタビューを延々を流したりと、意味不明なものがありました。
今季も浅田真央選手の昨日の会見の模様が流れたりもしました。それはやはりやめてほしいと思いましたが、昨年に比べれば長さからしても雲泥の差でした。煽りVTRも流れましたが、まだ「常識の範囲内」というもので、見ていて殆どストレスは感じませんでした。
このフラストレーションの感じ方、印象の違いは、今回ジュニアで活躍している選手などの演技も広くノーカットで流してくれたということが大きかったと思います。

ここまでの劇的な変化は、昨季よほどの苦情が寄せられたのではないかと思いますが(もしかしたら番組責任者が変わったのかとすら思いました。変わったのかもしれません)、「フジなのに一体どうしたんだ」的な声を結構見かけました(笑)。
これが普通なのに、普通のスポーツ中継をやると驚かれるというのは笑っちゃいますね。これまでがいかに異常だったかということです。

ですが、見る側もこれだけフジテレビが視聴者の意見を(たぶん)取り入れて大幅に改善したのですから、「今回はすごくよかった」というフィードバックを、昨季苦情を寄せたのと同じぶんだけフジテレビに送るべきだと思います。
明日の女子SPをはじめ、これからの中継をずっとこういうスタンスで続けてもらうためには、文句を言うだけではなく良かった時には「こういうものを視聴者は望んでいる」ということをしっかり知らせることも大事ですよね。私も後で送ろうと思っています。


前置きが長くなりましたが、男子の演技について書きます。

高橋大輔選手が4-3を決めた文字通り完璧な演技で96.05という驚愕の得点でトップに立ちました!!
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2008年に膝を怪我してから4回転の精度を取り戻せておらず、今季4回転は殆ど決まっていなかった高橋選手がいきなりすごくきれいな4-3を跳んだので、一瞬自分の目が信じられませんでした。「え?今の?ホントに?」という感じで。会場も着氷した瞬間の歓声は凄かった。
次いでトリプルアクセル(3A)と3ルッツ(3Lz)も完璧に決め、今季本当に洗練されたスピンと、再度練り直してきたステップが素晴らしく音楽を表現していました。
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日本の国内選手権は選手層が厚いことから海外からも注目されますが、彼の今日のSPの演技は世界中を驚かせるものになると思います。きっと明日には世界のスケート選手、関係者の間で話題になっていることでしょう。
大差でのトップとなりましたので、優勝はほぼ手にしたようにも見えますが、本人としてはジャンプはうまくいったものの滑りそのものについてはあまり満足していないようで、明日も「攻める」と話しているので、きっとしびれるようなブルースを見せてくれると思います。楽しみです!!


Daisuke Takahashi -In the garden of souls



2位は小塚崇彦選手!
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フィギュア 小塚2位発進「気持ちよく滑れた」
 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・ニース=フランス)代表最終選考会となる全日本選手権は23日、大阪なみはやドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)はグランプリ(GP)ファイナル2位の高橋大輔(関大大学院)が4回転-3回転の連続ジャンプを決めて96・05点の高得点を出し、トップに立った。

 2連覇を狙う小塚崇彦(トヨタ自動車)が85・60点で2位、町田樹(関大)が74・64点で3位につけ、17歳の羽生結弦(宮城・東北高)は74・32点で4位だった。織田信成(関大大学院)は左膝のけがで出場していない。
 「全神経を研ぎ澄まして、最初から最後まで気持ちよく滑れた」。曲が終わった瞬間、小塚は伸ばした右手を胸に引き寄せ、ギュッと握った。納得だった。まったく減点のない滑りでファンを魅了し、「ミスなくできてよかった」と笑った。
 「全日本は独特の緊張感がある」という。音楽が流れる直前は顔に緊張感がみなぎった。さらに「スピン中には足が震えていた」とも。そんな中で、全要素で加点を獲得。極限状態で自分の動きを保ち、22歳は見事に緊張を退治してみせた。
 今季前半戦は調子が上がらなかった。一因はスケート靴との相性。2位に終わり、GPファイナル進出を逃した11月のNHK杯後に替えて、光明を見出した。「しっかり踏み込める。不安なく練習できている」。納得の滑りにこぎつけた。
 昨年の大会で初優勝。1966年から3連覇した父、嗣彦さんと史上初の「父子優勝」も達成した。忘れ物はフリーでの失敗。「ミスなく終えれば得点は出る」。同じ過ちを繰り返すつもりはない。SP2位から前回を超える滑りを見せる。(榊輝朗)

2011年12月23日 産経新聞

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彼は今季SPでも4回転をプログラムに入れるという事と、表現に力を入れるという課題に取り組んでいますが、合う靴が見つからないという思わぬことに足を引っ張られたりして、グランプリシリーズでは2位と3位という悪くない成績をとりながらもハジけきれていないところがあります。
ファイナル出場を逃しましたが、その分滑り込みは出来た、問題はないと試合前に自信を滲ませていただけに良かったと思いました。
ただ、いつもの小塚選手よりもちょっと軽快さが足りないというか、ちょっとスピード感とかがなく、すごく大事にいっているなという気はしました。
フリーの「ナウシカ」は、滑るたびによくなっていると思うし曲の世界が見る者にも伝わっては来ているのですが、このプログラムはもっと凄いものにできるという予感があります。靴の不安もなくなったとのことですから、是非この全日本で私たちをどっぷり浸らせてほしいなと思います。頑張って下さい!!


Takahiko Kozuka -Inner Urge



3位は町田樹選手!
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このSP「黒い瞳」は大好きなんです。最初はスローで始まりジャンプを重ねることで盛り上げていき、後半からメロディーのスピードがどんどん上がっていくのに合わせてステップが盛り上がっていく。
そのステップも足を上げたりしゃがんだりと上半身だけでなく体全体の動きが非常に大きく、これを演技後半にやるのはSPとはいえ結構辛いだろうなと思わせる充実の振り付け。それをキレ良く演じる町田選手はすごくかっこいいです。

表彰台がしっかり見えている位置につけています。是非狙ってほしいと思います。頑張って下さい!!


Tatsuki Machida -Dark Eyes



僅差の4位に羽生結弦選手!
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4位発進の17歳・羽生は不満顔 「力を出し切れなかった」<差替>
 フィギュアスケートの全日本選手権は23日、大阪府門真市のなみはやドームで開幕し、男子ショートプログラム(SP)では、高橋大輔(関大大学院)が自己ベストを更新する96.05点をマークしトップに立った。2連覇を狙う小塚崇彦(トヨタ自動車)は85.60点で2位。シニア2年目の17歳・羽生結弦(東北高)は74.32点で4位スタートとなった。
 高橋は冒頭の4回転トゥループ-トリプルトゥループのコンビネーションを着氷。スピン、ステップでも場内を魅了する圧巻の演技で高得点をたたき出した。小塚はジャンプを落ち着いて着氷するなど、ディフェンディングチャンピオンらしい貫禄の演技。グランプリファイナルで4位に入った羽生は、気負いがあったか勢いに欠けるも好位置につけた。
 男子シングルのフリースケーティングは24日に行われる。

 以下は羽生のコメント。
「(今日の演技は)納得できていません。体がおかしいとか、調子が悪いとかではないです。6分間練習で4回転-3回転も下りていましたし。
 力を出し切れなかったですし、(むしろ)力が余っているので(笑)、フリーではしっかり発揮できるようにしたいです。
(冒頭が3回転トゥループになって)最後のルッツにトリプルトゥループをつけたら(同じ技で)キックアウトになると分かっていたので、初めてのパターンにしてはしっかりできたと思います。
 最終滑走のちょっとした緊張感はありました。グランプリシリーズでは早い滑走順が多かったので。これからの課題として、こういう場合も対応できるようにしたいです。
(高橋の演技は)見ていませんでしたが、得点を見てすごいなと思いました。でも、自分も(ミスの割には)取れたと思います」

2011年12月23日 スポーツナビ

「納得していないです。(ジャンプ失敗に)動揺はしていたと思いますね。自分に自信がなかったのが本音かな」と悔やんだ。
 高得点で首位に立った高橋大輔(関大大学院)とは、大きく点差が開いた。「点数見て『すごいな』『4回転跳んだんだな』と思った。追いつけはしないでしょうけど、明日のフリーは力が余っているので」と初の表彰台へ、巻き返しを目指す。

2011年12月23日 日刊スポーツより抜粋

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実況の西岡さんも話していましたが、これがやはり全日本の怖さというものかなと思いました。選手も皆さん口々に全日本の雰囲気は他の試合とは全然違うとよく言ってますしね。
そして羽生選手自身、今回目標を表彰台ではなく、優勝に据えているというのがはっきり分かりました。その意気込みがちょっと空回ってしまったかなという印象でした。
しかも最終滑走でしたしね。それに、高橋選手の圧倒的な演技、そしてその得点を見ての観客の反応や会場の雰囲気もきっと凄いものになっていたのだと思います。
私の中で、グランプリシリーズ破竹の勢いだったのがファイナルのSP最終滑走で崩れてしまったエリザヴェータ・トゥクタミシェワ選手がダブりました。

そう考えると、やはり経験の差というものがこの順位に出た気がしますね。
高橋選手はベテランらしく、試合の雰囲気に呑まれずにむしろ自分のものにして120%以上の力を出し切った。
小塚選手も緊張に負けることなく冷静に自分が出来ることを出し切り、町田選手も細かいミスにも落ち着いて対処し、減点を最小限に防いでいます。
ですが、3位の町田選手との差は0.32しかありません。しかも羽生選手はいつも演技で入れている4回転が入らなかった状態で、今季ワーストと言っていい出来でした。なので、正直優勝はちょっと難しいかもしれませんが、フリーの出来次第では2位か3位は充分狙える位置にいます。
彼の今季のフリー「ロミオとジュリエット」は既に名プログラムの呼び声高いですし、この演技とこの順位ということで、もう変な力みもなく、思い切り自分の力を出せる精神状態になったかもしれませんし、これは楽しみですね。昨年4位で世界選手権出場を逃していますから、是非今季は世界選手権への切符を勝ち取ってほしいと思います。
頑張って下さい!!


Yuzuru Hanyu -Etude in D Sharp Minor Patetico



5位は中村健人選手!
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タンゴの曲調をすごくよく表現していました。体のキレが良く、本当に女性を抱いて踊っているかのようにきっちりと形になっているように見えました。タンゴの曲には絶対に欠かせないシャープな体の動きもしっかり表現されていたし、ステップにも生かされていました。フリップの転倒だけが本当に惜しかったけれど、そういうところで思ったより取りこぼさずに済んだように思います。スピンも美しかったですしね。
彼の演技をそれほど多く見ている訳ではないですが、去年よりずっとうまくなっているように見えました。まあ樋口“おねい”豊コーチの教え子ですから、スケーティングなどの細かい技術が高く評価されたのかもしれないですね。
昨年の全日本ジュニア王者はこれから更に飛躍しそうですよね。頑張って下さい!!

Kento Nakamura -Bugle Call Rug



6位の田中刑事選手の演技は素晴らしかった!
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今日の演技は彼にとっても会心の出来ではないでしょうか。全てのジャンプが大きく、着氷まで本当に美しかったですし、体全体を大きく使った動きはすごく見栄えがしました。
これでスピードと、もう少し振り付けのこなし方にメリハリが出来たら、かなり成績を伸ばせるのではないかと思います。今年の全日本ジュニア銀メダリスト。これからがものすごく楽しみな選手です。頑張って下さい!!


Keiji Tanaka 2011 Japanese Nationals SP -Violentango



7位は宇野昌磨選手!
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あの小さかった昌磨くんも14歳・・・と思うと感慨深い(笑)。
ジャンプもきちんとまとめました。そしてスピンが、ちょっと最初のはかなりスピードがなかったけれど、ポジションはとてもきれいですね。キャッチフットやドーナツスピンなど柔軟性を要求されるポジションもすごくスムーズに美しくとれていました。
そして男子選手としては珍しくというか、指先まで気を配った身のこなしが出来ていますね。「タッカー」の華やかな曲に合わせて軽快な演技を見せてくれました。
フリーも是非良い演技を見せてほしいと思います!


Shoma Uno -Tucker



9位が村上大介選手。
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4回転サルコウのミスから、立て直せなかったですね・・・コンビネーションもつけることができず、順位を大きく落としてしまいました。
キス&クライでの落胆した表情を見るのはつらかった・・・。
普段はアメリカを拠点とし、英語の方が流暢なのではないか?という風にも見える彼ですが、日本に来るとすごく嬉しそうにしているので、良い演技をしてほしかったんですが・・・残念。フリーでは是非ハッとするような4回転を見せてほしいと思います。頑張って下さい!


Daisuke Murakami -The Feeling Begins



10位が佐々木彰生選手!
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たぶんこれは違う試合での写真です。見つからなかったので同じ衣装の写真を貼っておきます。

この忍者プログラムは楽しかった!フィギュアに詳しくないダンナさんが一番楽しんだのが彼の演技でした。
あの時代劇で人を斬る時の「ブシュッ」という効果音がかなり効果的に散りばめられていて、振り付けのコミカルさを大いに演出していました。会場では笑い声すら起きていました(笑)
私もTVで見てて、「佐々木選手どんだけ斬られるんですか・・・」と笑ってました(笑)。

そして演技終了後、他の選手同様投げ入れられる花束やぬいぐるみなどに混ざってでっかい手裏剣(恐らく紙製)が投げ入れられていました(笑)。さすがファンの方はアイデアがいいですね!!
彼のステップはすごく見応えがありました。フリーではどういうタイプのプログラムを滑るのか、楽しみにしてます。頑張って下さい!!


Akio Sasaki -Japanese Dance No. 5 based on Hungarian Dance No. 5/Typewriter



日野龍樹(りゅうじゅ)選手は11位です。
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水兵さんルックな衣装が彼の整った顔立ちにすごくよく似合っていました。今年の全日本ジュニアチャンピオンです。
今回はジャンプの着氷がうまくいきませんでしたね。3Aなどはエッジのつま先のギザギザの部分で着氷してしまい全く流れが出ませんでしたし、コンビネーションジャンプの3Tではお手付きがありました。
ですがジャンプ自体は高くて、軸が多少傾いても空中で修正できるというすごい能力の持ち主。これから更に場数を踏んで体力もついて来れば・・・と考えると本当に楽しみです。
頑張って下さい!!フリーも期待してます!


Ryuju Hino -Russian Sailor's Dance



無良崇人選手が12位。
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これは今年のフィンランディア杯の時の写真です。

4回転は抜けてしまい、コンビネーションジャンプはファーストジャンプで転倒してコンビネーションを付けられなくて殆どジャンプでの点はもらえませんでした。彼の代名詞といえる高くて美しい3Aは見ることが出来ましたが、すごく残念です。
オフにはアメリカで練習もしてきたということで意欲的に取り組んでいたようなのですが、今季からグランプリシリーズのシステムが変わったこともあり、国際大会に出る機会が少なくなっていて場数を踏めていないということも影響したように思います。
彼にしてみれは非常に不本意な演技、順位だと思いますがフリーでは是非豪快さと繊細さを併せ持つ彼の良さが出る演技が見られるといいなと思っています。
頑張って下さい!!

Takahito Mura -Red Violin



こうやって見ると、日本チームの層の厚さは凄いですね。
高橋、織田、小塚、そして昨季からの羽生というメンツは勿論のこと、その後にもこれだけ才能豊かな、魅力的な選手が揃っている。他の国ならエースになれるような存在の選手もゴロゴロいる。すごいですね。

明日は男子フリーと女子のSPが行われます。
男子の実況はフィギュアを愛する西岡アナウンサーなので聞いていても違和感はないのですが、女子になるとなぜかフィギュアファンの間で悪名高い塩原アナウンサーが出張ってくるので、すごく心配です。
煽りVTRなども併せて、彼はこれでもかというくらい真央選手を悲劇のヒロインとして、ドラマチックに「母に捧げる戦い」的な方向に捻じ曲げて放映するだろうというのが目に見えており、塩原アナ自身も「視聴者を泣かせる名解説」への色気たっぷりに空々しい、中身のない言葉を並べ立てるんでしょうね。
真央選手が普通にしているのですし鈴木明子選手をはじめ素晴らしい選手は他にもたくさんいるのですから、浅田家のご不幸ばかりに時間をとって、むやみやたらとカワイソがるのはいい加減真央選手にも、他の選手にも失礼なのではないかと思います。

選手の皆さんは怪我のないように、思い切り力を出し切れる演技ができますように!
頑張って下さい!!
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<関連コラム>
小塚崇彦選手首位、羽生結弦選手2位の躍進!-全日本選手権・男子SP  2010年12月24日
by toramomo0926 | 2011-12-23 23:51 | フィギュアスケート


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