高橋大輔選手、2年ぶりにチャン選手を破る・日本は首位を維持 -2012国別対抗戦
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国別対抗戦2日目は男子アイスダンスと男子シングルのフリー、そしてペアのショートプログラム(SP)が行われました。
高橋大輔選手が会場全体を熱狂させる圧巻の演技を見せて、2010年世界選手権以来2年ぶりにパトリック・チャン選手を破ってフリーでも1位となり完全優勝(今回はそういう呼び方をするのか分かりませんが種目別総合順位でトップ)を勝ち取りました!

日本チームは2日目もトップを守っています!!素晴らしいです!!!

*画像や動画は見つけ次第貼り付け&差し替えを行う予定です。


ISU World Team Trophy 2012

順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。

*国別対抗戦の英語表記は“World Team Trophy”となるため、「WTT」と略されて表記されることもあります。




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高橋、圧巻の演技で世界王者・チャンを破る=フィギュア国別対抗
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦の2日目が20日、東京・国立代々木競技場第一体育館で行われ、男子フリースケーティング(FS)で前日のショートプログラム(SP)1位の高橋大輔(関大大学院)が、世界王者・パトリック・チャン(カナダ)に約16点の大差をつけ1位。SP8位と出遅れた小塚崇彦(トヨタ自動車)は順位を2つ上げ6位とし、日本は暫定順位ながら59ポイントでトップを守った。

 高橋は冒頭の4回転トゥループを成功させると、続くトリプルアクセル、トリプルサルコウも決め、後半の連続3回転ジャンプ、コンビネーションジャンプなどをすべてミスなく決めた。スピンでは高橋の世界に観客を引き入れ、最後は場内総立ちとなった。
 一方、小塚は1本目の4回転ジャンプに転倒すると、2本目の4回転ジャンプをトリプルルッツ-トリプルトゥループに変更、後半のトリプルアクセルも1回転に抜けるなど本調子の演技とはいかなかったものの、順位を上げることができた。

 この結果、男子シングルでの日本のポイント「19」が確定した。

<全順位>
1:高橋大輔(日本)276.72
2:パトリック・チャン(カナダ)260.46
3:ブライアン・ジュベール(フランス)239.64
4:フローラン・アモディオ(フランス)238.33
5:ジェレミー・アボット(米国)234.37
6:小塚崇彦(日本)225.30
7:アダム・リッポン(米国)222.73
8:ケビン・レイノルズ(カナダ)221.31
9:サミュエル・コンテスティ(イタリア)210.00
10:ザン・ブシュ(ロシア)178.26
11:パオロ・バッキーニ(イタリア)173.85
12:マキシム・コフトン(ロシア)172.46

 以下は主将の高橋大輔のコメント。
「今日は自分の試合があったのでダンスとペアを見ることはできなかったんですけど、暫定1位ということで、チームのみんなが頑張ってくれたんだなと思うので、うれしいです。
(世界選手権での2位という順位は今大会のモチベーションになった?)今回は、チームが勝てば良いなと思って、自分の演技をしようと思っていました。世界選手権では悔しい気持ちもありましたが、それはあまり自分の中では考えずに、シーズン最後のパーフェクトな演技を目指そうと思っていました。でも、知らないうちに、ちょっとしたそういう気持ちがあったのかもしれません。
(自分の競技が終わって主将の仕事に専念できるが、明日はどのように応援する?)難しいですね。でも明日は応援に専念しますし、パフォーマンスと言う面では負けてるのは否めないので、何をしたら良いかなと思いますが、今日帰ってゆっくり考えたいと思います(笑)。僕も今日演技をしているときに、チームのみんなからすごくパワーをもらったので、応援席からとりあえずパワーだけは送りたいと思います」

2012年4月20日 スポーツナビ

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高橋大輔選手、本当に素晴らしい演技でした!
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この「Blues for Klook」はジャンプが決まるとものすごい引力を持つ、逆にジャンプの流れが途切れてしまうと全然ダメという、まさに100か0というスケーターの技量と表現力の両方を最高に高いレベルで求められるプログラムだと思います。曲の盛り上がりに助けてもらえないので、終始演者が曲を引っ張る形にしていかないと退屈なものになってしまう。
しかし高橋選手は完全にこの曲のテイストを自分のものにして、濃密ながらもいい感じに「抜け」のある、気怠い中にもゾクゾクするようなスリルのある、文字通り観客を酔わせて虜にするようなプログラムを完成させました!!
最後に神演技のこのプログラムを見られたことは本当に嬉しいし、彼自身もきっと乗り越えた手ごたえみたいなものを感じているだろうと思います。
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ジャンプの指導を受けており、選手時代から先輩として慕ってきた本田武史コーチと喜びを分かち合ってますね。

この曲をここまで表現し切り、かつ世界トップの競技用演技として成立させることが出来るのは彼しかいないと思います。彼は世界のいろんなスケーターから「目標とする選手」「尊敬する選手」として名前を挙げられますが、本当に彼は、少なくとも私にとっては、男子フィギュアスケートに求めるものを全て持っている選手だと思います。本当に素晴らしかった。
また、ステップの入りのところで、世界選手権の時にリンクサイドで柵をバンバン叩いてコーフンしていたカメレンゴさんがいないことが寂しく感じられ、「ああ、カメレンゴさんに生でこの演技を見て欲しかったなあ」と思いました。


そして今回、最終滑走だった高橋選手の得点を待つ間、彼の1位を確信したアメリカ、イタリア、フランス(ロシアも?)などの他国の選手がキス&クライの上に集まり、床を踏み鳴らしたり応援席をバンバン叩いたり(笑)手拍子や歓声で盛り上げてくれました。高橋選手のSPの時にも他国チームがスタンディングオベーションをしてくれていたということです。
こういうのを見ると、スポーツっていいなあと思います。素晴らしいスポーツマンシップですね。
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皆さん大体毎年ほぼ同じメンバーが顔を合わせて、試合やアイスショーでずっと一緒に戦ってきていますから、それぞれの努力や魅力、実力を分かり合ってますものね。「彼こそ1位にふさわしい」という気持ちが一体になっていました。今大会のハイライトになると思われる、素晴らしい瞬間だったと思います。こういうのも団体戦っていいですね。
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本当に素晴らしい形で一年を締めくくりましたね。来季からは4回転の精度も更に上がって来そうなのも楽しみですし、来季またどんな世界を見せてくれるのかも楽しみ。今日はチームリーダー&応援団長として、是非女子と高トラペアに熱い声援を送って、この素晴らしい雰囲気の試合を心から楽しんで欲しいと思います。
おめでとうございます!!お疲れ様でした!!!


Daisuke Takahashi 2012 WTT FS -Bluea for Klook




2位にパトリック・チャン選手!
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彼はやっぱり本調子ではなかった感じですよね。むしろ彼は世界選手権で優勝してしまったからこその今回という感じもします。高橋選手は銀メダルでもう一度チャン選手と試合が出来るというモチベーションがあったから、今回の気迫の演技というのがあったのではないかと。勿論高橋選手の熱心な向上心と、ホスト国最年長選手としてダメな演技は見せられないという自覚も大いにあってこそのものだと思いますけれど。
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チャン選手は、彼らしくないミスがちょこちょこ出ました。
・・・という感じですけど、実は彼はあまりノーミス演技ってないんですよね。点数がいつも圧倒的だから何となくいつも完璧、というイメージがありますけど、本当の国際試合での神演技って今季は四大陸選手権のフリーだけだったように思います。あの時は本当に凄かったけど、でも彼はミスター・パーフェクト、TV等でも「絶対王者」と言われてますが、演技に関しては(勿論難易度は高いので失敗のリスクがある訳ですが)パッと見ノーミス、という演技はあまりないんですよね。
ちょっと今回は元気がなかったかな・・・まあこの試合はお祭りですし世界選手権後ですから、どちらを取るかと言われればそれは世界選手権な訳ですけれど、高橋選手があそこまで研ぎ澄まされていたのを見てしまうと、彼もガチンコでの戦いというのを見たかったような気もしました。

今季圧倒的な得点をたたき出し今大会以外は全て優勝というすごい金字塔を打ち立てた彼ですが、やはり高橋選手は引き続き脅威となるでしょうね。今季最後にこういう結果(演技的にも得点・順位的にも)になったことは、来季の採点に多少影響があるかもしれないな、と思いました。


それにしても今大会、全体的にカナダ勢の元気がないんですよね。演技どうこうじゃなくてチームとしての雰囲気が。前大会(2009年)の時とは全然違う感じです。
まあ前回より今回は順位を今のところあげられていないというのはあるんですけど、そもそもこの大会を楽しもう!というフランス&イタリアみたいな(若干ハジけ過ぎの(笑)気合が感じられないんです。チームウィンブレが真っ黒で割と地味だからかと思ったけど、人間の雰囲気が大人しい。
・・・と思ってたら、カナダのチームリーダーであるスコット・モイア選手が、今大会の参加自体に消極的だったんじゃないかと思わせる発言がマイクに拾われていたのが広まったりして、リーダーがこういうテンションだと、今回のような普段は非団体競技の人達の寄せ集めだと厳しいかなと思います。
見ていて改めて感じたんですが、今大会に限らず仕事でも何でも、グループやチームで何かしようとした場合には、リーダーの心理状態はダイレクトにチーム内の雰囲気に影響を及ぼすんですよね。

<各国キス&クライ比較>
日本
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アメリカ
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ロシア
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イタリア
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フランス(笑)
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カナダ
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まあ、フランスの後だと、どんなチームでも大人しく見えるというのはあるんですけど(笑)、それにしてもちょっといろんな意味で寂しい感じなんですよね。ちょっと元気ないなあと思っていたら、今朝スコットの発言のことを聞いたので、ああ・・・とちょっと考えさせられました。
選手としてはシーズン丸々フルで戦ってきて、世界選手権後に遠くの国で特に重要でもない試合をしないといけない(&オフが減る)というのは疲れるし、嫌だなと思ってしまう面はあるかもしれません。ですがどうしたって出ることは変えられないのですから、それなら楽しもうという気持ちがあるとファンとしては嬉しかったかなと思います。


3位にブライアン・ジュベール選手!!
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今回4回転を2回予定していたけれど、ひとつは3回転になってしまいました。世界選手権のような神演技とはいきませんでしたが、彼の来季への期待を充分感じられたので私は充分満足です!!
怪我や技術再構築の作業の為に試合を欠場したり結果を出せない時期があったりして、一時は本当に、このまま引退を決めてしまったらどうしようと思ったのですが、ソチまでの現役続行を決めてくれた事が本当に嬉しく、世界選手権からこっちは彼を今まで以上に応援しています。全盛期の演技も凄かったけど、私は今の彼の演技の方が好きです。
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オフの間怪我に気を付けて、来季の活躍を楽しみに待ちたいと思います。そしてそのために、この結果が彼を力づけてくれるものだといいなと思っています。
お疲れ様でした!


Brian Joubert 2012 WTT FS -Matrix



4位はフローラン・アモディオ選手!
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4回転サルコウは本当に美しく決まりましたね!SPよりは彼の滑りの良さとか魅力を楽しむことができました。フリーのみの順位では3位でした!
ただ、スピンが全てレベル2で完全に取りこぼしているんですよね・・・これは勿体なさすぎました。でも本当に、4回転を跳ぶのが当たり前という風潮になってきていますね~。五輪からたった2年で完全に潮流が変わりました。
今季はSPの曲を途中で変えたこともあり、SPとフリーのイメージが割と(自分の中で)似た感じになってしまっていたので、来季は全く違うアモディオ選手がみたいなと思います。もうバリバリに正統派のクラシックとか見てみたい。しかも「トスカ」とかの歌曲系じゃなくて、交響楽みたいな「ザ・クラシック」的な曲で、超正統派に滑る彼も見てみたい。彼はジャンプも軽いし滑りも滑らかなので、滑りこなせばきっと素晴らしく美しいプログラムになると思うんです。
昨季・今季とラテン系(?)な感じが多く、それは彼のルーツやキャラを生かしたものなのだけれど、そればかりだと食傷気味になるしちょっと守りに入ってしまいそうなので、来季は思い切って全く経験のない、しかも意外性のあるジャンルの曲に挑戦してもらえないかなーと思っております。モロゾフコーチお願いします(笑)

お疲れ様でした!!
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Florent Amodio 2012 WTT FS -Memories of Sobral/Rio




5位にジェレミー・アボット選手!
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今季の彼のフリー「Exogenesis」は本当に大好きなプログラムで、最後に神演技を見たかったのだけど、最初の4Tでの転倒やその他いくつかのジャンプにミスがあり、それは叶いませんでした。
ですがそれでも、今回の彼の演技を見て心の中がしんと静まり返ると同時にどこか揺さぶられるような感じがして、見ていて本当に感動しました。
それは彼の滑りが氷に吸い付くような質の高いもので音楽の流れを邪魔しない事と、彼の大きくて優雅な体の動きが曲の世界を表現しきっていたからだと思います。本当の意味で音楽を表現できる選手って非常に少ないと思うんですが、彼は間違いなくその一人です。
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このプログラムは是非これでお蔵入りにはせずにショーなどで滑って欲しいけど、こういう曲はショー向きじゃないのかなあ(涙)。
ある意味彼の今後のスケーターとしての方向性を決めるプログラムになるのではないかという感じがするので、是非今後も大事にしていって欲しいと思います。彼自身も気に入ってるように感じるのですが、どうでしょうか。
来季、また素晴らしい演技を、そして素晴らしい「音楽」を氷の上で見せて欲しいと思います。
お疲れ様でした!


Jeremy Abbott 2012 WTT FS -Exogenesis



小塚選手はSPから順位を2つ上げて6位です!
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小塚崇彦選手 フリー演技後インタビュー
昨日と今日では気持ちの面が違った感じが…今シーズン初めてって言ったらおかしいですけれど。
今日は今日でいつもより何か…こう、気持ちが…「アスリート」だったって言えばいいんですかね、何かそういう感じがしました。
今まですごい冷静過ぎたというか…で、昨日マリナ(・ズエワ)先生とちょっとだけ話して、『タカに一つだけ言えることがある』と。『勉強も大事、学校も大事、スケートも大事。今そんな生活をやっている。何かすごい顔にフラストレーション溜ってる感じがするけど、どうなの?』っていう風に言われて。
何て言えばいいか分からないんですけど…見透かされたみたいで。(苦笑) 試合に臨む気持ちとしては…ちょっとアスリートとしては…「魂」とか、「血」っていう部分で少し欠けてたかなという感じが、その話を聞いたときに僕自身もしていて。だから今日はもう一個も論文は見ずに(笑)、試合に臨んだんですけど、ミスはあったので、残念です。でも最初言った「気持ち」という部分はいつもと違っていて、今シーズンじゃなくて先シーズン滑ってた時の気持ちがちょっと感じられたので、今シーズンのうちに、一番最後にそれが分かって良かったな、と。
ただミスはミスなので、しっかり練習をして、また来シーズン…その前に(チームの)応援を頑張ります。(笑)

- ジャンプのミスはありましたが、スピンとステップはレベル4を確実に取っていますね。御自身で今日はここは良かったんじゃないかという所は?
そうですね、それこそ頭は働いているので。ただ冷静さだけじゃやっぱりスポーツってものはできないと思います。
「魂」―こう…追っていく気持ちじゃないですけど、「勢いのある」、そういった「気持ち」を大事にしなきゃなと、今日は感じました。そこが一番の、今日の収穫かな、と。

- すごく思いの込もったフリー、今日が最後の演技になりましたが、どんな思いを込められましたか。
そうですね、今シーズンずっとジャンプもうまく決まらないし、最後までそのジャンプの失敗を引きずって、っていうのがあったんですけども。今日はとにかくジャンプも跳びたいし、スピンもレベルを取りたいし、それを前提として、自分の中で思いを曲に乗せて伝える、っていうそのフィギュアスケート本来のものを大事に、それが届いたらいいなと思って滑りました。

- 靴の問題もあって難しいシーズンだったと思いますが、オリンピックの前のシーズンとなる来シーズンはどういうシーズンにされたいですか。
そうですね、そのまま来シーズン再来シーズンって考えるのではなくて、僕自身は「オリンピックまであと1シーズン」と捉えてやっていきたいなぁと。それこそ昨日マリナ先生に『あと2年間しかない、で、オリンピックっていうのは今じゃないとできない、勉強はそれからでもいいんじゃないの?』と言われて。
両方やってるから中途半端 ─まあ、例えば、例えばですけども、1日24時間で16時間動けるとする。勉強のことを1(時間)として、スケートだったら16(時間)できる、でも、両方一気にやろうとすると、8(時間)と8(時間)しかできない、ってことはもう3分の1しか動いていない、実質頭の中でスケートのことを考えている時間っていうのは「3分の1」しかない、っていう状況だと、「これだけのレベルになってきたフィギュア界では太刀打ちできない」と今思っていて。だから、一つを追って ─去年、浅田真央選手が信夫先生に言われた、「二兎追うものは一兎をも得ず」、それは僕に対しても信夫先生が2年前に話されていたことだなと。マリナ先生にも言われて、はっと気づいた。それを頭にしっかり置いてやっていかないと、もう間に合わなくなると感じたんです。

2012年4月20日 japanskates

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彼は勉強もすごく頑張っていて、でもトップアスリートでもあって、1日は24時間しかなくて…学業と両立させている選手が誰しも抱える問題ですが、今シーズンはいろいろな事を考える時期だったようですね。そして合う靴となかなか巡り会えないという辛さも加わって、試練のシーズンになりました。
ですが彼は、自分からは靴のことを殆ど口にしませんでしたね。靴が合わずに練習ができなくても、靴の事は言わずに「自分の練習不足」と言い続けた。靴を理由にすることはできたのに、言い訳を一切しませんでした。
そして悩みぬいた末に上記のズエワさんとの話で何かをつかんだという感じでしたね。この会話で突破口が開いたという印象なので、きっと彼は来季更に大きくなって帰ってくるだろうと思いました。このシーズンは絶対に無駄ではなかったと思います。
彼は本当に良い大人がそばについて、必要な時に良い助言をもらっていますよね。これは大きな財産だと思います。そしてその言葉をきちんと受け止めて、自分で考えることが出来る彼も素晴らしいと思います。
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「ナウシカ」は、正直最初の頃はこの曲を選んだというのが不思議だったのですが、だんだん味が出てきて、今は良さが分かってきました。特にコレオステップから最後のスピンのところはいつも息をつめてみてしまいます。
来季も彼は選曲や編曲などに関わるのか分かりませんが、来季また美しい滑りを見せてくれるのを楽しみにしています。
お疲れ様でした!!!


Takahiko Kozuka 2012 WTT FS -Nausicaa of the Valley of the Wind



試合が終わって、あとは女子とペアを応援するのみ。皆さん場の盛り上げを宜しくお願いします!!!


<参考リンク>
小塚崇彦選手 フリー演技後インタビュー  2012年4月20日 Japanskates


<関連コラム>
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by toramomo0926 | 2012-04-21 13:03 | フィギュアスケート


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