祝・鈴木明子選手総合1位!&チームジャパン優勝!! -2012国別対抗戦
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2012年国別対抗戦が終了、日本は悲願の初優勝を果たしました!皆さんおめでとうございます!!!
最終日は女子とペアのフリーが行われ、鈴木明子選手が逆転で優勝を飾りました!村上佳菜子選手は後半にミスが出て6位。高橋成美&マーヴィン・トランペアはジャンプのミスがありSP1位は守れませんでしたが3位と大健闘です!!!

*画像や動画は見つけ次第貼り付け&差し替えを行う予定です。


ISU World Team Trophy 2012

順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。

*国別対抗戦の英語表記は“World Team Trophy”となるため、「WTT」と略されて表記されることもあります。

*本文の文字数オーバーのため、通常文末につける「関連コラム」をこの下に貼り付けておきます。
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日本が初優勝=鈴木が女子制す―世界国別対抗フィギュア
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦最終日は21日、東京・国立代々木競技場で行われ、日本は女子の鈴木明子(邦和スポーツランド)が1位になるなどし、4種目の合計55点で初優勝を果たした。前回優勝の米国が2位、カナダが3位。
 ショートプログラム(SP)2位の鈴木はフリーでミスがあったものの合計で自己ベストの187.79点を記録し、世界女王のカロリナ・コストナー(イタリア)を逆転。前日の男子を制した高橋大輔(関大大学院)に続いた。SP3位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は6位。ペアでSP首位の高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組は3位に終わった。
 大会には6カ国が参加。日本の得点内訳は男子と女子がともに19点、ペア10点、アイスダンス7点。来年の次回大会も日本で開催される。

2012年4月21日 時事通信
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日本、初優勝!女子フリーは鈴木が逆転で1位=フィギュア国別対抗
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で最終日の演技が行われ、日本は55ポイントを獲得し初優勝した。最後に行われた女子フリースケーティング(FS)に出場した鈴木明子(邦和スポーツランド)は終盤でのジャンプにミスが出るも、要素をきちんとこなし187.79点、逆転で1位となった。村上佳菜子(中京大中京高)は、ジャンプにミスが相次ぎ6位だった。

 鈴木は冒頭のトリプルルッツをきれいに着氷すると、続くダブルアクセル-トリプルトゥループ、トリプルフリップも着氷。ただ、課題となる後半のトリプルルッツは2回転になったが、スピンやスパイラル、ステップでは会場を魅了した。
 一方、村上は後半の3回転のコンビネーションジャンプが2回転に、3連続ジャンプも1回転になるなどミスが重なり、159.62点で6位に終わった。
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<全順位>
1:鈴木明子(日本)187.79
2:カロリーナ・コストナー(イタリア)185.72
3:アシュリー・ワグナー(米国)179.81
4:アデリナ・ソトニコワ(ロシア)169.69
5:グレイシー・ゴールド(米国)169.65
6:村上佳菜子(日本)159.62
7:アリーナ・レオノワ(ロシア)153.71
8:バレンティナ・マルケイ(イタリア)152.59
9:マエ・ベレニス・メイテ(フランス)144.15
10:アメリー・ラコステ(カナダ)143.88
11:イリサ・シリテ(フランス)138.63
12:シンシア・ファヌーフ(カナダ)126.95

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米国主将、日本チームに「脱帽」
 フィギュアスケートの世界国別対抗戦は21日、東京・国立代々木競技場第一体育館で最終日の演技が行われ、日本は55ポイントを獲得し初優勝した。日本は男子シングル、女子シングルで1位を獲得するなどし、2位の米国を2ポイント上回り、同大会初優勝を飾った。3位にはカナダが入った。
 なお、フィギュアスケートの団体戦はソチ五輪から正式種目となる。

 以下は会見した米国主将のチャーリー・ホワイトとカナダ主将のスコット・モイヤーのコメント。

 ホワイト(米国)のコメント。
「チームとしては1位を狙っていたのですが、今回に関しては日本チームに脱帽です。素晴らしい戦いだったと思いますし、自国で滑るというプレッシャーの中、本当に素晴らしい演技だったと思います。自分たちは参加できて本当にうれしかったですし、日本チームにおめでとうと言いたいです。
(ソチ五輪に向けて)少し違う戦い方になるのではないかと思います。今回のようにずっとブースにいるよりも、少し集中する時間をつくったりするほうが多くなるでしょう。それは良い面もあれば悪い面もあります。今回の大会のようにブースで応援するのは本当に楽しかったですが、五輪になるともうちょっと自分の足の状態とか、競技に向けて集中力を高めていかなければいけないと思います。
 今回学べたのは、お互いを支えるようにしていくことが自分たちにとっての力になるということが分かりました。いつも自分にフルで使っているエネルギーを、少しチームメートに送って応援するというのは通常の競技と一番違うところなのですが、互いが全力でサポートすると心強いというのが分かりました」

 モイヤー(カナダ)のコメント。
「カナダチームとしてはアップダウンのあった3日間でした。トップメンバーも、経験の少ない選手も素晴らしいパフォーマンスをしてくれたことによって、今日3日目で順位が上がって、3位という結果になりました。最後まで自分たちが表彰台に上れるかどうかは分かりませんでしたが、ペアも女子も本当に健闘してくれたので、良い結果につながりました。勢いづいたまま来年に向かっていきたいと思います。自分は2009年にも参加していますが、今回ますますワクワクする大会になっていましたし、カナダとしては、アメリカや日本チームとオリンピックで優勝争いをしたいなと思います。ただ、まだまだやることはあるのかなと、課題も感じています。
(団体戦は)簡単に流れが変わっていくというのを感じました。見ているファンの方も面白いのではないかと思います。最初はほかのチームに遅れをとっていたのが、最後の最後で3位に入ったので、勢い、流れが変わる瞬間がある、そういった流れがあるというのが面白かったです。日本も最初は簡単に勝つように見えましたが、最後までアメリカが追い上げましたし、そういった力関係が面白いところだなと思います。その中でチームとしてポイントを重ねていくことが大切だなと思いました」

2012年4月21日 スポーツナビ
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日本 結束の初V 厚い選手層、フィギュア大国証明 世界国別対抗
 3つの国旗の真ん中で日の丸が最も高く掲揚された。「日本チームはシャイなので、応援よりも演技で頑張りたい」。主将の高橋大輔が意気込んだ通り、フランスやイタリアの鳴り物や派手な衣装による応援パフォーマンスを尻目に、氷上の存在感で初優勝を飾った。

 原動力は層の厚さだ。

 男子の高橋がSPで歴代最高、フリーでも自己最高を大幅に更新する演技で、世界王者のパトリック・チャン(カナダ)を今季初めて破ってのトップ。女子も27歳の鈴木が総合1位となり、世界選手権銅メダルに続く好成績で牽引(けんいん)した。

 男子は6位の小塚に加え、右足首捻挫で欠場の羽生結弦(宮城・東北高)と、左膝の故障から来季復帰するバンクーバー五輪7位の織田信成(関大大学院)が控える。

 女子も不調で出場できなかった浅田真央(中京大)のほか、22日のエキシビションに出演する安藤美姫(トヨタ自動車)の来季の動向次第で層はさらに厚みを増す。

 弱点だったアイスダンスとペアのうち、ペアで高橋成美、トラン組が急成長し、今大会も3位と健闘。「私たちの演技を見てペアへの関心が高まれば」という高橋成のメッセージも届きそうだ。

 トランがカナダ国籍で高橋組の五輪出場は不透明なうえ、五輪は開催方式も違うため、そのまま成績を置き換えることはできない。それでも現状で日本がフィギュア大国であることは十分に証明した。(田中充)

2012年4月22日 産経新聞

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女子1位は鈴木明子選手!本当に素敵でした!!
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鈴木、現役続行を表明「もう1回頑張ろうという気持ちになった」
 以下は鈴木のコメント。
「結果はすごく良かったですが、演技の内容は不完全燃焼だったので、来シーズン頑張らなきゃと思いました。お客さんもほかの国の選手も応援してくれてうれしくて、最後まで全力でやろうと思いました。
(今大会を経験してみて)試合に来るまでは、体の面と精神的な面での調整がかみ合っていませんでしたが、こっちに入ってきて、みんなで団結するという気持ちになりました。応援もあって楽しめて、良い試合だったと思います。
(ソチ五輪に向けて)まだどこまで続けるかは分かりませんが、とりあえず来シーズンはもう1回頑張ろうという気持ちになりました。
(1位という結果で終えて)今シーズンはずっと結果と内容がなかなか合わず、結果の方が良いというまま最後まで終わってしまったので複雑な気持ちです。良い結果だったのは自信になりますが、満足はできていません。
(演技前にナタリー・ペシャラが大声で応援をしていたが、集中の面では問題なかった?)緊張していたのですが、あれで少しほぐれました。すごくうれしくて、先生とも『ありがたいね』と言いながらスタートしました。とても心強かったです」

2012年4月21日 スポーツナビ
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フリーの「こうもり」は華やかな曲調ですが、明子選手の滑りで更に明るさや高揚感が増す感じで大好きなプログラム。今季最後の演技を見事に締めくくってくれました!
彼女自身は「パーフェクトコウモリシタカッタ・・・」とつぶやいていらっしゃいましたが、失敗しても笑顔を忘れず流れを消さずに滑り続けることで、全然失敗が見た目の印象に残りません。これってジャッジの心理的にも大きいのではないかと思います。失敗して動揺してもそれを表に出さずにプログラムの世界にすぐに戻ることの重要さ。今季の明子選手を見ていてすごく勉強になりました。
体も最後まで大きく動いていましたし疲れを全く見せない演技で、本当に素晴らしかったです。
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「現役続行を表明」という見出しと「まだどこまで続けるかは分かりませんが、とりあえず来シーズンはもう1回頑張ろうという気持ちになりました」というコメントは自分にとってちょっと意外でした。明子選手は今一番選手としてのいい時というか円熟期を迎えているように見えますし実力的にも疑問の余地はないので、当然ソチには出るものとして競技しているんだろうと思っていたし、個人的にも当然ソチまでは続けてくれると(勝手に)信じていたからです。
でも27歳は女子フィギュアスケーターとしてトップで戦うには驚異的という年齢ですし、表には出さなくても体のケアやトレーニングなど、若い選手と同等に戦うために血のにじむような努力をされているんでしょうね。だから1年ごとに区切ってしか考えられないのかもしれないな、と思い直しました。謙虚にひたむきに、純粋に競技に打ち込む姿はますます尊敬です。

フリーのミスを課題としていますが昨季より格段に進化したと思いますし、来季はきっと更に安定感を増してくるでしょう。今から本当に楽しみです。ゆっくり体を休めて、また元気に素敵なプログラムを見せてくれるのを楽しみにしています。
おめでとうございます!!本当にお疲れ様でした!!!


Akiko Suzuki 2012 WTT FS -Die Fledermaus Ouverture

明子選手の得点発表の時も、上で外国選手の方々が盛り上がってくれていますね。



2位にカロリーナ・コストナー選手!
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SP1位でしたがフリーで転倒があるなどして最終順位は2位となりました。カロリーナが転んだ姿を久しく見ていなかったから、転んだときちょっとショック受けました。ちょっと転び方がヒヤッとする感じで、演技終了後太ももを押さえていたのが心配なんですけど・・・お大事に。
最後まで丁寧に、とても美しく滑り切りました。このフリーの演技は、高橋大輔選手とか気に入りそうですよね(笑)全ての動きが美しく、滑りが本当に気持ちいいですね。「格調高い」という言葉がぴったり。
カロリーナは日本選手席に来て応援に参加もしてくれていたそうですね。大会を盛り上げてくれて感謝です。
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来季もまた芸術性の高い見応えのあるプログラム、そしてステキな衣装を楽しみにしてます!お疲れ様でした~!!

演技後、キス&クライではイタリアチームが浴衣で勢揃い。
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カロリーナは日本の国旗を振ってくれていました。


Carolina Kostner 2012 WTT FS -Adagio from Concerto No. 23 in A major for Piano and Orchestra




3位はアシュリー・ワウナー選手!
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世界選手権では実力を出し切れなかったアシュリー。今大会のSPでもミスが出てしまい5位でしたが、フリーの「ブラック・スワン」では気迫のこもった素晴らしい演技!
ファンの心にアシュリーの「ブラック・スワン」は、彼女の代表作としてだけでなくプログラム自体も名作として記憶に残ることでしょう。
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フリーのみの順位では1位!
名実ともにアメリカ女子のエースとなったアシュリー。来季の活躍が今から目に見えるようです。
お疲れ様でした!!


Ashley Wagner 2012 WTT FS -Black Swan




4位はアデリーナ・ソトニコワ選手!
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ジュニアの頃は、驚異の3ルッツ-3ループ(3Lz-3Lo)を跳んだという彼女ですが、シニアに上がってからちょっとルッツに苦労している印象ですね。今回も3Lzからの3-3を予定していた最初のジャンプが1Lzに抜けてしまいました。
ですがその他のジャンプは、少し慎重になっている風には見えましたがしっかりと決めましたね。そして彼女のアピールポイントはその柔軟性。足は完璧に180°開脚しながらの見事なスパイラルを見せてくれます。
サーシャ・コーエンさんみたいにきれいに脚が伸びます。そして、脚、長っ!!!
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ただ、プログラム的にはまだ15歳ということで体力的なこともあるのか、ちょっと後半は疲れが目立ちましたね。あと内容的にも助走してジャンプ、の繰り返しっぽい感じになってしまっていて、もうちょっとつなぎの要素が欲しいところでもあります。
でも今ちょうど体が変わっている時期なので仕方ない面もありますね。これから体力はついてくるでしょうし、ソチ五輪までには間違いなくメダル候補の一人に育っていることでしょう。
怪我にだけは気を付けて、これからどんどん経験を重ねていって欲しいと思います。頑張って下さい!
お疲れ様でした!!


Adelina Sotnikova 2012 WTT FS -Liebestraume




5位にグレイシー・ゴールド選手!
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これがシニアデビュー戦でしたが見事に5位入賞!素晴らしいシニアでのキャリアスタートとなりました。
冒頭に予定していた3Lz-3Tはルッツの着氷が乱れて単発になりましたが、中盤の単独の3Lzに2Tを付けてリカバリーしました。落ち着いています。
そしてダブルアクセルートリプルトウループ(2A-3T)も素晴らしく美しく決めました!ジュニア選手とは思えない安定感がありますね。
SPでのスピンの得点は出場選手中1位だったそうです。その他要素それぞれがしっかりと出来ています。ジャンプも全種類入っています。これでシニアに上がり、体の成長が安定して経験も積んだらかなりすごい選手になりそうな予感。今季彼女は凄いという評判をいろんなところで聞いたのも頷けます。
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ジュニアよりもシニアの方がフリーにおいては演技時間が30秒長くなるので、その辺りの体力をしっかりこのオフにつけて、是非この良い流れのままシニアの世界に飛び込んでほしいと思います。
来季楽しみにしています!頑張って下さい!!


Gracie Gold 2012 WTT FS -The Mission/The Untouchables




村上佳菜子選手は6位でした。
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村上、フリーでの失敗悔やむ「足を引っ張ってしまって……」
 以下は村上のコメント。
「ショートは気持ち良く終われたんですけど、フリーは心残りがある演技になってしまって悔しいです。(後半の3回転-3回転は)跳べると思ったんですけど、気合が入り過ぎてしまいました。最後のダブルアクセルをトゥループにして、あとに3回転をつけようかとも思ったんですけど、また失敗したらいけないと思って抑えました。チームが優勝できたことはうれしいですが、フリーで足を引っ張ってしまって……。でも、先輩の鈴木明子選手が頑張ってくれて1位になれて良かったです。
(団体戦は)すごく楽しかったし、ほかのチームも面白くて、良い経験ができました。もしソチ五輪に出られて、団体戦にも出られたら、応援の仕方とか、こうすれば良いというのが学べて良かったです」

2012年4月21日 スポーツナビ
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SPは完璧だったんですけれど、フリーでミスが出る試合が続いていて、本人も今季最終戦の今大会でぜひともそれを克服したかったんでしょうけど、その課題は来季に持ち越しとなりました。
世界選手権で一度気が抜けたところで、また試合に向けて心身ともにギアを入れ直すというのは、彼女はまだ17歳ですから難しいところもあったのだと思います。
ですが今回リンクサイドで男女ともに先輩の演技を、そしてペアやアイスダンスなどの異種目の演技を間近で見られたことは、佳菜子ちゃんにとってとても良い経験になったと思います。
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ですが今後の課題も見えてきたように思いますね。
ゴールド選手やソトニコワ選手など、同年代でジュニアから上がりたての選手は、既に3Lzや3Fからの3-3のジャンプを、試合で決められる精度を持って習得しているからです。
彼女も3F-3Tを今シーズン序盤は入れてきていましたが、2試合ほど終わったところで難易度を落とし、昨季までと同じ3T-3Tに戻してしまいました。
私は今でも、今季は失敗しても3F-3Tは試合で入れ続けるべきだったと思っています。諦めるという判断をするほどの成功率の低さではなかったし、失敗しても頑張って跳び続けていれば今頃は安定して跳べるようになっていた可能性は充分ある状態に見えたからです。
現在ジュニアのトップクラスの選手はほぼ全員がルッツかフリップの高難度3-3を持ち技としているようですし、彼女が日本の主力選手となるであろう2018年の平昌五輪では、高難度3-3がトップチームでは当然という状況になる事も充分考えられる。今の若いうちから取り組んだ方が絶対いいです。
来季は絶対に途中で諦めずに、3F-3Tを是非試合で跳び続けて欲しいと思います。
佳菜子ちゃんはループも苦手と言っていたけれど、頑張って今季入れ続けた努力が実って(本人の苦手意識は消えていないかもしれませんが)試合では決めることができるようになっています。
なので来季は目先の点を追うようなことをせずに、先の事を見据えて是非3F-3Tを確実に自分のものにしてほしいと思います。

とはいえシーズン長かったですからゆっくり休んでリフレッシュして、また来季その元気で明るい笑顔を見せて欲しいと思います。お疲れ様でした!


Kanako Murakami 2012 WTT FS -Violin Concerto




高橋成美&マーヴィン・トランペアはフリーでジャンプミスがあり、SP1位を守り切れず総合3位となりました。
キス&クライで笑顔を見せず悔しそうにしている成美ちゃんの姿が印象的でした。
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高橋/トラン組はペア3位、高橋成「力が出せず悔しい」
 以下は高橋のコメント。
「全然満足していません。力が出せず悔しいです。守りに入ったという意識ではありませんでしたが、体が攻めの態勢ではなかったかもしれません。映像で確認して、次に生かしたいです。
(ジャンプ失敗の後は立て直したが)コーチにはいつも、その場その場をしっかりやりなさい、ミスを引きずらず100%を出しなさいと言われているので、それはできたと思います」

 以下はトランのコメント。
「シーズンの最後にベストの演技ができなかったのは残念ですが、チームに点を送れたのはうれしいです。(試合に臨む)計画は世界選手権と同じでしたが、氷上では世界選手権の時と比べると良い状態ではありませんでした。出だしは確かにタフでしたが、強い気持ちを持ち続けることができました。確認できていないですが、リフトなどではレベルも取れたと思います」

2012年4月21日 スポーツナビ
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でも、たった3年前は最下位だったのに優勝を狙えるレベルに自分たちを引き上げた進歩というのは、本当に凄いし、今季は目覚ましい活躍ぶりでした。だからこそフリーの出来には満足できなかったのだろうと思いますが、許してあげて欲しいと思います(笑)
マーヴィンも「前回は自分達は『おまけ』だったが、今回は戦力になれている」というような事を話していましたし、日本の優勝に充分貢献したと思います。
何より、シングルに注目が集まりペアやアイスダンスは試合が開催されたかもわからないような取り上げられ方をしていた日本において、ペアの魅力をアピールした功績は数字では計り知れません。
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またオフに入れば成美ちゃんは日本で勉強、マーヴィンはカナダでという状態になるのでしょうが、ケガに気を付けて、来季また私たちをびっくりさせて欲しいと思います。
本当に楽しみな選手達ばかりですね~。


これで今大会は終了。来季はプレ五輪シーズンということで、来年も日本での開催が決まっているそうです。
いろんな意味で楽しみですね。
選手の皆様、お疲れ様でした!!
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結果は下記の通り。
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そしてフランスが、狙い通り(笑)チームスピリット賞受賞です!おめでとうございます!!
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by toramomo0926 | 2012-04-22 15:31 | フィギュアスケート


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