The ICE 2012!!(その1)
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今年も無事にチケットが取れたので、The ICE愛知公演に行ってまいりました!今年も期待を裏切らない素晴らしいショーでした!!!

今回私が行ったのは7月21日の午前公演、つまり初日の初演です。これは初めて。
昨年は初日の夜公演だったので、初回を見た方々のツイート等を見て事前情報などをいろいろ見られたのですが、今回はまっさらな状態での鑑賞となります。ドキドキでした!
席は思ったより良い席だったので全体がよく見えたのですが、毎回思うけれど大抵スケーターの皆さんはジャンプをリンクのはじっこで跳ぶので、どちらが「いい席」なのかというのは難しいところですね。中央だと最後に四方に挨拶してくれる時にばっちり見ることが出来ますが、ジャンプは遠くなってしまうので。
まあ、どの席でも見どころはあるということですよね。

*写真・動画が少ないので見つかり次第張り付けたいのですが、文字数の問題で多くは貼り付けられないかもしれません。また、圧倒的に報道写真がチャリティ公演だった日光公演分のものが多いので、愛知公演のレポですが写真は日光公演のものが殆どになると思います。ご了承ください。





例によって東北からはるばると出かけた訳ですが(笑)毎年一番大変なのは、移動距離の多さの疲労もあるのですが一番は気温差。
東北は暑いといっても首都圏や名古屋のような強烈な、みるみる体力を奪うような暑さは殆どありません。日差しは強くても湿気がないのでちょっと日陰に入ったり、扇風機でも回せばそれほど苦にならないし、吹く風は高原のように冷たい。それに15時を過ぎればスッと涼しくなります(東北育ちの方はそれでも暑い暑いと言うけれど、首都圏の熱風しか吹かない灼熱地獄を知ってる私には東北の夏は天国です)。
なので毎年名古屋に覚悟して乗り込むものの、新幹線を降りた瞬間に「溶ける」感覚になるのが常なのですが、今年はそういう事は一切なかった。雨が降ったのも初めてだったけど、何しろ涼しかった。
初参加組のアレックス&マイアのシブタニ兄妹(以下シブタニズ)、アデリーナ・ソトニコワ選手、アリョーナ・レオノワ選手、ハビエル・フェルナンデス選手、そしてジェレミー・アボット選手は、愛知は涼しいという間違ったイメージを持ったかもとちょっと思いました(笑)。メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト組(以下メリチャリ)などの常連組はびっくりしたと思いますけれど。
彼らは来日経験ある方が殆どでしょうが、シーズンは秋冬なのでアイスショー出演がない限り、真夏の暑さを経験する機会は少ないでしょうしね。


※レポートの前に言い訳
これから感想を書いていきますが、出演順は多少正しくないかもしれません(特に後半)。
また、まだTV放送もなく(報道のみ)、写真も限られている中で自分の記憶だけをもとに書いていくので、情報量は多くないかもしれません。申し訳ございませんがその点をご了承の上、お読みいただきたくお願い致します。
複数回公演を観られた他のブロガー様の記事の方が、情報としては正確かつ量も多いと思われます(涙)。
本当はそのようなブロガー様の記事を読んで記憶を補正・補強しつつ書いた方が記事としては充実した内容のものになるのかもしれませんが、その時自分が感じたままをここでは書き留めておきたい、TV放送後に映像を見返した後で記憶違いや「こういうことだったのか」的なことがあったとしてもそれはそれとして(汗)、今の自分の感じたことを書いておきたいという気持ちがあります。
勝手で申し訳ありませんが、その点をご了承くださいますようお願い致します。コーフンしすぎて記憶が一部(またはそれ以上に)曖昧な点があっても、それも「ある意味」臨場感あるレポートと捉えて頂ければ幸いです(力量不足で申し訳ありませんが・・・)。


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会場入りすると、「Dreamgirls」あたりからのこれまでのThe ICEで使用した音楽がかかっていました。去年までも音楽が鳴っていたけど、特に関連するものじゃなかったような・・・記憶が曖昧ですが。でもこの待ち時間の間にこれまでショーで使用した音楽がかかっていると、その時の様子が頭に浮かんできて楽しく、あまり待つのが苦になりませんでした。これはいいアイデアだと思います。

開演時間11:30ぴったりにライトが落ち、ショーが始まりました。毎回時間に正確ですよね。アイスショーってオンタイム率がすごく高いように思います。コンサートやライブなどは10分、20分押しなんてザラだから、なんとなく「公演=時間通りには始まらない」という刷り込みがあって、毎回「おっ、時間通り」と未だに思ってしまいます(笑)


今回のテーマは「ダンス!ダンス!!ダンス!!!」。
毎回オープニングはとても趣向が凝らされていて楽しいのですが、今回は一番演出としてはストレートなものでした。真っ赤なキラキラ衣装を着てのラテンダンス!!
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男女ペアになり、サルサ?的な(知識がないのであくまでもイメージですが・・・)アップテンポの音楽に乗せて明るく激しく踊りまくる皆さんにどこを見ていいのかわからず、誰と誰がペアを組んでいるのかも全然把握しきれないというか、まさに「目が足りない」状態。しかもライティングが薄暗く赤っぽい感じで、はっきりとは見えづらいんですよね・・・いや、雰囲気はあるんですけど。
辛うじて真央選手を発見。チャーリー・ホワイト選手とペアを組んだり、あとは振り付けでパートナーが変わって羽生選手と踊ったり・・・とのっけからものすごくボルテージが上がりました。
リンクの両端のあたりに小さい「お立ち台」のようなものが出来ていて、曲の間にMCの方が一人ずつ名前をコールし、呼ばれたスケーターがスポットライトを浴びてそのお立ち台に上がってアピールするというスタイルだったのですが、それも両サイドで代わりばんこにスケーターが立つので、そこでも目線的にオロオロしてしまい、オロオロしたまま終わってしまったという感じ(笑)いくらなんでも私、浮足立ちすぎですよね・・・(笑)

私はThe ICEは2010年から見ていて今回で3度目なのですが、これまでの2回がオープニングは割と落ち着いた感じのスタートだったので(2010年・パリのミュージカル仕立て、2011年・月の光)、こののっけからのハイボルテージは想定外でした(笑)
でも皆さん氷の上とは思えないほどにしっかり「ダンス」としても「群舞」としても成立させていて、毎回思うのですが、アイスショーや試合のエキシビジョンのオープニングやフィナーレなどの群舞は少ない時間で振りや位置を覚えなければならず、大変だと思います。でも皆さん余裕を持って、しかも楽しそうに踊っていてそういうところにも感嘆させられました。
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あと、真央選手の動きがすごく良いのに驚きました。ここまで本格的にラテンを踊る彼女を初めて見たのですが、体のキレがよく、ラテンではキモとなるあの要所要所でピタッと決める感じ、そして女性的でちょっとセクシーな動作なども完璧にこなしきっていました。
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あとでもう少し書きますが、今回ほど真央選手の女性としての成長を感じた回はなかったですね。今までは元気で明るい感じ、または女の子らしい感じ、そして最近はそれに品の良い女性らしさ、芸術的な静謐さみたいなものも備わってきていましたが、今回そこに「無理のない色気」というものが加わったように感じました。
殊更に意識的に、過剰にはしないけれども、年相応の色気を自然に、出そうとせずに出せるようになったんだなという感じでした。真央選手には失礼ですが、ラテンをここまで素敵に踊れるとは思っていなかった。もっとかわいい感じになると思っていたら、思いのほかちゃんと「ラテンダンス」になっていてびっくり。
・・・というようなことをあのハイボルテージの中で考えていたら、他の選手を殆ど見ることなくあっという間にオープニングが終わってしまいました(笑)
でも間近を通り過ぎたメリルの美しさ、アボット選手のラテンだけど端正な感じ。舞さんは本当に輝くように美しかった。シブタニズは思った以上に見た目が幼かった(いい意味で)。小塚選手は毎回「こんなに細かったっけ?」と思ってしまうのだけど今回さらに体が絞れている感じ。顔の小ささにますます磨きがかかり、でもしなやかな動きが印象的。アリョーナは予想より細かった(ごめんなさい)。
そしてアデリーナ!
彼女は小さい頃からロシアのスポーツエリートとしてみっちりバレエを叩きこまれているんだろうなという感じなのだけど、予想以上にラテンもうまかった。多分リズム感や音感、体を動かすというセンスが非常に優れているのだと思う。手足が長いから余計に大きな動きが映える感じでした。


オープニングが終わるとMCの方の紹介(ジョン・カビラさんかと一瞬思ってしまった)の後に、ノービス&ジュニア枠の登場。私が見た回は松田悠良ちゃんでした!
長久保コーチに師事しているということで、鈴木明子選手の妹弟子ですね。そのふれこみに違わぬしっかりした滑りでした。「Over The Rainbow」の曲に合わせて、ジャンプも転倒することなく全てノーミス。素人目にも滑りの基礎がちゃんとしてるなという印象でした。ターコイズブルーの衣装で、靴も同じ色でひざ下までのロングブーツのようにしているのがすごく可愛かった(足長いなー)。羽のように軽い滑り。これから楽しみですね。全日本までにはさらに成長するでしょうから、年末が楽しみになりました。


シニア選手トップを飾ったのは、無良崇人選手!
出来上がったばかりだという今季のショートプログラム(SP)「マラゲーニャ」を初披露してくれました。
今の日本男子は本当にメンツが充実していて個性もさまざまで、層の厚さという言葉だけでは表現しきれない多彩さがあって本当に素晴らしい時代に立ち会えているという喜びがありますが、無良選手はその中でも一番男性的な色を持ってますね。
高橋大輔選手も男の色気がありますけど、高橋選手は割とその中でも都会的というか洗練された感じ。そして無良選手はもっと男臭い、いい意味で無骨というか荒々しさを残してる感じ。例えるなら高橋選手は華やかなスターのダンサーで、無良選手は古き良き西部の男みたいな、質の違うワイルドさ、男性的魅力と色気があります。どっちも捨てがたいカッコよさ(笑)。
多分冒頭で4Tを跳んでくれたのだと思うのだけど、あまりのカッコよさに確認できず(涙)彼の高さのあるダイナミックなトリプルアクセル(3A)を楽しみにしていたのだけど、惜しくも転倒。でもフィナーレではしっかり美しい3Aを見せてくれました。
彼には「マラゲーニャ」のような音楽はとても合いますね。今季彼はグランプリシリーズに2試合出場枠を確保しましたし、今季の活躍が本当に楽しみです。

パンフレットに載っていたのですが、今年の四大陸選手権の記者会見で、彼はアメリカの記者から「あなたほどの選手がどうして世界選手権に出ないのか?」と尋ねられたのだそうです。
それはひとえに「日本代表への道が、一番険しい」というどこかのコピーが表していると思いますが、彼はもっと世界で活躍できる選手だと思います。頑張って下さい!!!


そして次にはシブタニズ!
最初に無良選手がコールされた時「最初が無良選手かー贅沢だなあ」と思いましたが、次がシブタニズと知った時には「えっ、もう?」という感じでした(笑)
でも、よく考えてみるとThe ICEには世界トップレベルの選手しか出てないので、その中で初出場&若い彼らが2番手というのはまあ冷静に考えればアリなんですよね。その後も次から次へとビッグネームが呼ばれるたびにいちいちハッとして「すごいなあ」と改めて感じ入っていました(アホですね)。

彼らの使用曲は「Samba De Janeiro」でした。新しいプログラムと言ってたような気がしましたが、記憶違いですかね?昨季のショートダンスで使用していたそうです。何故か全然記憶がなかった・・・


この曲には些細なことは気にせず騒ごう!みたいなポジティブなパワーがあるので、聞いてて自然に心が躍りますね。
この曲を軸に、他の曲も繋いでいたと思いますが、やっぱりこのフレーズが一番頭に残りました(笑)

上品な子女&子息というイメージの彼らですが、こういう曲でおおいにハジけるのもいいですね。正直、TVで見るよりもメリチャリとの差と言うのが見えたような気もしたのですが、シニアでのキャリアも違いますし彼らはまだ若い。そう考えるとやはり凄いカップルだと思いました。今季更に大きくジャンプアップしてくれるといいな~と思いました。応援してます!


長洲未来選手も今季のSPを初披露でした。正直言いますと、曲名は不明です(涙)知ってる曲だけどタイトルがわからないのか、まるっきり知らない曲なのか、それすらももうわからない・・・
というのも、ミライちゃんの「今」がどうなのかというのが私にとって一番の注目ポイントで、曲は殆ど耳に入ってなかったかもしれません。
変な話ですが、昨シーズンの頃よりも体が絞れてる感じがしました。そしてジャンプもスピンもそつなくこなしてはいたのですが、スピンはブレが大きかった。やはりバンクーバー五輪の頃よりも練習に集中できる環境(または心境)ではないのかなと言う感じ。でも柔軟性は失ってなかったです。まだ若いですしね。
でもやっぱり、今回のツアーでの移動中のオフショットなどを見ても前のように心の底から楽しそうにしてる感じではなかったんですよね。存在感が薄まってしまっている感じ。これから回を重ねるうちにノってくる(きてる)のかもしれませんが、初日初演を見た限りでは、以前の輝きがちょっと鳴りを潜めた感じ。
パンフレットには『コーチも変更し」とあったのですが、キャロルコーチと師弟関係を解消した後、新しいコーチは見つかっているのでしょうか?そのあたりの情報を掴んでいないのですが。でも今季のSPを作っているのですから、試合には出て来てくれると思ってます。早くしっかりした体制と方向性をつかめるといいですね。



アデリーナ・ソトニコワ選手は、昨季のSP「ボレロ」を衣装を変えて滑ってくれました。衣装は黒の練習着のようなオールインワンのような感じのシンプルな衣装に真っ赤なスカーフを腰に巻いていて、途中でそのスカーフをほどいてリボンのように使って演じていて、カッコよかった。モダンバレエみたいでした。
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「ボレロ」は男女ともにいろんな選手が滑っていますが、大抵オーケストラアレンジの壮大な曲を使用することが多いのですが、彼女が使用したのはピアノアレンジ。冒頭の操り人形のような振り付けとすごくマッチしていて、すぐに演技に惹きこまれます。すごく上手いというか新鮮な導入で、後半からはオーケストラが入りますが終盤への盛り上がりがより際立つ上手い編集だと思います。曲も振り付けも大好きなプログラム。今回これを観られたのは嬉しかった。



これは2012年のロシア国内選手権での演技。
コンビネーションジャンプはなく、スピンも一部内容が変わっていたように思いますが、最初のスピンの彼女独特のポジション、キャッチフットしながら下を向く特徴的なスピンが見られたのは嬉しかった。

ただ、滑らかでスピードも出ているのだけど、ダイナミックな動きほどではないというか、漕いでいるほどにはスケートが滑ってないようにも見受けられました。これは彼女の試合の映像を見ていていつもちょっと気になっていたことですが、やっぱりそんな感じでした。でも、スピードがないという感じはないんですよ。あまりに手足が長くて動きが大きいから、そういう錯覚をしてしまうのかもしれません。その辺りは判断が未だにつきかねています。専門的知識に詳しい方の説明を聞きたい気もします。


アデリーナは自分の演技だけでなく、終始一貫このショーを心から楽しんでいるように見えました。彼女は外国のアイスショーツアーの参加の経験はあるんでしょうかね?初めてだったとしたら特に思い出深いものになるでしょうね。そうでなくても日本でツアーに参加というのはかなり珍しい経験となるでしょうし。
また、お姉さん格であるアリョーナ・レオノワ選手と仲が良いようで(アリョーナが可愛がってるのかな)、ちょいちょい二人で話をしてるのを見かけました。今回アリョーナと一緒だったのはそういう意味でも彼女には心強かったかも。
The ICEはショー自体もそうですが、観客との、そして出演者同志の繋がりもとても深くなるフレンドリーなショーですし、スケーターの皆様がツイッター等で紹介してくれるツイートや写真を見ても、ホテルやお食事などがかなり豪華なようなので(笑)そういう面でも楽しめることでしょう。

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マーヴィン・トラン選手のツイート「名古屋で(The)ICEの名古屋公演は素晴らしかった。さあ、欲望に身を任せる時!心配しないで、このステーキは全部僕が食べるんじゃないから。残念だけど」
恐らく鉄板焼きに出かけたもよう。美味しそう~♪


そしてハビエル・フェルナンデス選手!彼も初出場組です。
彼の滑りはバターを切るみたいに滑らかだなあといつも思っていて、4回転ジャンプも試合で簡単に跳んでいるように見えるので、生で見たらどんな感じかなと楽しみにしてました。
やはり滑りは見ていて気持ちよかったのだけど、プログラムがちょっとウケなかったかな・・・(笑)昨季のEXナンバーだった、チェックのシャツを着た「Lazy Song」。



これは2011年ロシア杯のエキシビジョン。


ハビエル君に全く非はないのだけど、個人的に、やっぱりフィギュアスケートにレゲエ調(っていうんですか)は、よっぽど凝った構成やストーリーが読み取れるものにしないと、ちょっと退屈に感じてしまうリスクというのはあると思います。特に直前にアデリーナが「ザ・正統派」という迫力あるプロを滑っていたので、余計にちょっとギャップがあったかもしれません。
彼も、このオフから兄弟弟子となった羽生結弦選手と楽しそうにじゃれあう場面が何度かありました。突然同じコーチに師事することになって驚いたでしょうが、二人の間には全くそういうわだかまりはないようで、要らぬ心配だったとホッとするやら和むやらでした。かわいかった。
そして演技終了後村上佳菜子選手が現れ、ミニミニペアプロを披露。…これって曲は違うけど、去年のアモディオ選手との記憶がすごくダブりました。でも佳菜子ちゃんにはすごくいい経験ですよね。


そして羽生結弦選手。
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今季のEXに、なんとドアーズの曲をチョイス。ドアーズなんて羽生くん知らないと思うが、シブすぎる!


これはDreams On ICE 2012での演技。


パーフェクトでした。もういつでもシーズンインできるような感じ。
少し前のインタビューで、オーサーコーチに「スケーティング頑張ろう」みたいなことを言われたと笑っていた彼ですが、その成果は早くも少し出ていたように感じました。前よりもスケートが前に出るようになったというか、楽に加速してるように見えました・・・のは希望的観測もあるかな?(笑)でも、正直な感想としてはそんな感じでした。
ジャンプの軸もまっすぐに高く、ドアーズのカッコよさに負けない滑り。カートの振り付けってかなりスケーターを選ぶと思うのですが、彼にはしっくりなじんでいるようですね。助走が少ないジャンプも余裕で決めてました。
振り付けも照れずにしっかりカッコつけられるというのはフィギュア選手にとって武器の一つだと思いますが、あまりに決まり過ぎていてこちらが照れくさくなるというか、可愛いな~となる感じ☆
でも、私の後ろの席の女の子は「めちゃめちゃカッコイイ!!!」とコーフンしていらしたので、ああ、やっぱり若い子にはストレートにこのカッコよさは響くんだなあ、こういう風に感じる私はやっぱりトシとったって事なのね、と一人で笑ってしまいました(笑)
これでもかという王子様オーラは本当に天賦の才。見ていて気持ちよかった。素晴らしかったです!


そしてここで、女子だけのナンバーが入りました。浅田舞さんと佐藤有香さんが振り付けを担当した初の試みです。
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アヴェ・マリアのアレンジバージョン(ビヨンセ?)にのせて、しっとりと女性の美しさを表現しつつ、それぞれのスケーターの良いところも随所に個々にアピールできる構成になっていて、うっとりと見とれてしまいました。
ライティングに色がついていたけれど、多分ドレスは藤色か薄紫のシンプルなストラップドレスでした。一コマ一コマ静止させたとしても構図として成立しそうな美しさでした。もっと見ていたかったけど、あっという間に終わってしまったという感じ。


ここで前半終了。休憩時間前に、恒例のトークショーが行われました。
これは毎回登場するスケーターが変わるのですが、初回は浅田真央選手とジェフリー・バトルさんでした!
毎年司会は中京テレビ「チュッキョ・フィギュア」のコーナーを長年務めていらっしゃる本田恵美アナウンサーが行っているのですが、現在彼女は産休中で不在のためか(元気な赤ちゃんが生まれますように!)、浅田舞さんが司会代行を務めました。

舞さん、真央選手、ジェフ、通訳の方という4人が座ってトークショーがスタート。
真央選手とジェフは毎年ペアで滑るプログラムがこのThe ICEでの名物になっていることもあり、印象深いプログラム等を質問。
真央選手はパリのミュージカル仕立て、アラジン、魔法にかけられて・・・などを次々思い出し選べない様子(笑)。
ジェフはアラジンを挙げて、「僕はこの曲を妹とずっと昔、10歳くらいの頃に一緒に滑った思い出がある。でも妹より真央の方がずっと上手いから云々」という話をしていたのですが、通訳の方が「アラジンを10年くらい滑っていた」と訳したのにびっくり。
それじゃ全然意味が違いますよ・・・ジェフの英語はとても分かり易くて、その場で書けと言われれば全部書けそうな位聞き取りやすく、またわかりやすく話してくれていたのに、私でもわかったのにナゼ・・・とちょっと悲しくなりました(涙)。
このエピソードはファンの間では割と有名?なものではありますが、勿論初めて聞く方も多くいらっしゃったでしょうに・・とちょっと残念でした。

女子ナンバーについては「男子と全然違ってソフトで、まるで飛んでいるかのよう」と美しさを讃えていました。自ら振り付けした男子プロについては、「女子とは全く違う感じだね。ちょっとsilly(バカっぽい)、けど楽しいよ!」と。


今回ちょっと残念だったのは舞さんの司会ですね。
今回本田アナが産休ということでこの司会も急に決まったものかもしれず、準備もなかなか思うようにいかなかったのかもしれませんが、正直なところ、もうちょっと中身のある話を聞きたかった。
これまでのペアプロで何が一番好きかという話は、昨年のThe ICE5周年ということでやはりトークショーかインタビューで取り上げられたように思いますし。
舞さんは今回もソロのプログラムはありませんでしたし、五輪のレポーターも務めたり今回も振り付けを担当するなど、新たな方向に踏み出そうとしているのを感じます。
それならば今回、例えインタビューの対象が自分の妹&毎年一緒に滑る気心の知れた仲間であったとしても、もう少し自分のスタンスというものを意識して、喋り方も友人に対するような甘いものではなく、ちゃんと「司会」ということを意識した進行をしてほしかったなという気持ちでした。
勿論報道番組のようにガチガチにする必要はないのですが、今回のトークショーは雑談にマイクがついたような感じというか、ちょっとグダグダな感じになってしまったように感じたので、そこが残念でしたね。
いきなりプロのような司会進行を求めるのは無理があるのは分かりますが、せめて質問内容をもう少しひねりの効いたもの、もしくは仲良しだからこそ聞けるようなちょっと踏み込んだ内容が欲しかったなと言う感じです。


ここで15分の休憩タイム。リンクでは製氷をやり直していますが、スクリーンには舞さん指導によるフィナーレのダンスレッスンVTRが。全員起立して、みんなで練習!
昨年よりも、個人的にはやりやすかったというか覚えやすかったです。


後半へつづく!


<参考リンク>
The ICE Channel
*中京テレビさんが設置して下さった公式チャンネル。THE ICE公演の動画が見られます。

Twitter -@ctveventkawa チュッキョ
 *中京テレビの事業部員の方のツイッター。中京テレビ関連のイベントなどについて情報発信して下さっています。
by toramomo0926 | 2012-07-24 18:13 | フィギュアスケート


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