Japan Open 2012! -男子編
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ジャパンオープン2012、男子について書いていきます。


木下グループカップ Japan Open 2012
順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」では得点の詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。



まずトップバッターはチーム北米、出場選手中唯一のプロスケーターであるジェフリー・バトルさん。素晴らしかった!
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思うに、今大会で彼が一番大変だったと思うんですよね。
彼は前日行われた、往年のメダリスト達が出場するメダルウィナーズオープン(MWO)にも出場、初代王者となっているのです。
ジャパンオープンとMWOではルールもプログラムの分数も違いますから、彼は全く違う2つのプログラムを準備してくる必要がありました。そしてジャパンオープン用=現役選手と同じルールでのプログラムでは、4回転こそないものの全種類のジャンプを構成に入れ、8回のジャンプを全て着氷させました。
また、ジャンプだけでなく振り付けもとても凝ったもので、このプログラムをこなす為にかなりハードなトレーニングを積んだということです。
プロスケーターの方々も勿論練習もしますしショープログラムが楽かといえば(人にもよりますが)そうではないと思いますが、ただでさえバトルさんは、荒川静香さんと並んで「現役感」溢れるストイックな姿勢でスケートと向き合い続けている方なので、相当頑張ったんだなという感じでした。
終盤のステップでは曲調に合わせて笑顔さえ浮かべ、疲れを見せずに滑り切ったのには本当に心を打たれました。ご本人も会心の出来に大きな笑顔とガッツポーズをしてましたね。本当に素晴らしかった。
プロになると自分の好きな事だけしかしなくなって衰えてしまう人と、彼や荒川さんのように現役より進化しているのでは?と感じさせる人に分かれてきますが、本当に立派だと思います。
2008年に引退した時は「早すぎる」と思ったものでしたが、こうやってまだまだ彼の演技を見られるのは本当に幸せです。最近は振り付けでも素晴らしい手腕を発揮していますし、いろんな可能性を見せてくれるスケーターですね。
お疲れ様でした!!!


Jeffrey Buttle -Piano Concerto




次にチーム欧州、ミハル・ブレジナ選手が登場です!
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彼も、パトリック・チャン選手同様、毎年シ一つのプログラムしか新しくしないという印象がありますね。昨年はショートプログラム「Kodo」を引き継ぎ、今季はフリーの「アンタッチャブル」を引き継いだ。
同じプログラムを複数年滑る理由として、振り付けに百万円単位で費用がかかるということや、昨季の浅田真央選手のように大きい技術的な課題(優先順位)が他にある場合もあります。また、ブレジナ選手は怪我の影響などもありました。なので一概に絶対こうすべき、とは言えないのは分かっていますが、私は世界トップレベルとなったら、プログラムは基本的に毎年新しくすべきだと思っています。
チャン選手にしてもブレジナ選手にしても自国のトップ選手ですから、振り付け代がまかなえない程連盟からお金が出ないとは思えませんし、他の選手が2つ新しいプログラムを作り上げて挑戦してきている中、一つは既に1年かけて滑りこなしているものだったらかなり楽になり、新しいプログラムにそれだけ時間が割けることになる。ルール違反ではないけど、やっぱり多少アンフェアな気がしてしまうんですよね。あくまで個人的な感想ですが。
それを毎年やるということは、明らかにそういう狙いがあると見ていいと思いますが、やはり世界トップにいる選手としては、そのあたりにプライドを持ってもらいたいなと思うのが正直なところ。やっぱり「今年も去年と同じなんだ。新しいものを見たかったな」という気持ちはどうしてもよぎってしまいますし。スケーターの現役時代は短いですから、ファンとしてはひとつでも新鮮なものを見たいという気持ちはあるからです。まあそれは選手ご本人の判断ですけどね。

・・・ということで演技の感想ですが、昨季より体のキレ自体は良いような気がしました。昨季の特に序盤は、なんか元気がないなという感じだったのですが、今大会の彼はそういうどんよりしたムードはなかったと思います。
ただ、ジャンプの前に前方にかがみこむ癖が年々目立つものになっていて、これがちょっと気になる。ジャンプ自体は高さも幅も素晴らしくて決まるとハッとするくらい見栄えがいいのですが、その前の姿勢があまりきれいじゃないんですよね。それがちょっと気になっています。
終盤ちょっと疲れも出ましたが、4回転サルコウ(4S)も片手をつきながらも決めて、今季更にステップアップを期待できますね~頑張って下さい!!!


Michal Brezina -Untouchables



次はチームジャパン、小塚崇彦選手!!
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彼の姿を見た瞬間、「おお!」と声を上げてしまいました。小塚選手比で上半身が派手!(笑)
全体的に黒でまとめているのですが、肩に王子様の正装みたいな金の飾りと、胸と袖に小塚選手おなじみのティッシュ的プリーツが!・・・っていやいや、そういうのは別にいいんですけど(笑)

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■小塚崇彦(トヨタ自動車)「良いスタートが切れた」
「これだけ大差で優勝できて、すごく気持ちが良いです。去年と比べても良い演技ができました。良いスタートが切れて良かったです」

2012年10月6日 スポーツナビ

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今季のフリーの曲は「ロンド・カプリチオーソ」。バイオリンの旋律が少し物悲しい感じで印象的ですね。
今季小塚選手は「日本の美」を意識し、演技を曲に融け込ませて雰囲気を作り、そこに観客を引きこみたいと考えているようです。いわゆる「演劇的な表現」に挑戦もしていましたが、自分にはやはりこちらの方が合っているしやりやすいという結論に達したようです。

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小塚選手ってすごく理論派っぽいですが、実際見てるとそれだけじゃないんですよね。まず頭でいろいろ考えるけれど、実践も同じくらいフットワークが軽い。考えをもとに実践してみて、頭をごちんごちんとぶつけた末に結論を出す。そこが見ていて少しもどかしくもあるのですが、とにかく「やってみる」という姿勢は素晴らしいですよね。きっとご本人もその方が納得いくのだと思います。

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私は小塚選手は絶対に「音に融け込む演技」の方が合ってるし魅力が出せると考えていたので、ようやく彼と意見の一致を見たと(勝手に)喜んでいます。The ICEで絶賛された「Sound of Silence」などはその最たるものではないでしょうか。





昨季ずっと悩まされた靴の問題も解決したようですし、精神的にも昨季のように勉強したいという気持ちと競技のはざまで揺れる気持ちも一旦整理を付けたということで、今季の彼はきっと昨季の分まで暴れてくれると信じてます。頑張って下さい!!


Takahiko Kozuka -Rondo Capriccioso

それにしても、確かに最初の4Tは両足着氷だったけど、「-3」という転倒しないととつけないような一番大きい減点をつけてるジャッジがいます。なんですかねこれは(怒)



昨季負けなしで2年連続世界王者に輝き、去年のジャパンオープンでもチーム北米を引っ張ったパトリック・チャン選手が4回転2回を含めて4度の転倒となったのはびっくり。解説の八木沼純子さんが「跳び急いでる」と話していましたが、序盤のミスで動揺してしまったんですかね。いつもは1度は失敗しても2度目の4回転はきっちり決めてくるイメージがあったのに・・・・
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チャン「今日の滑りにはがっかり」=フィギュア・ジャパンオープン
「率直に言って、今日の滑りにはがっかりしています。練習の時はずっと調子が上がってきていて、去年のジャパンオープンよりも良い状態で来られたと思っていました。プログラムも演じきれたし、モチベーションも上がっていて準備はできていたのですが、今日氷の上に立ってみたらちょっと違う、(氷への)乗りが悪いと感じていました。実際、自分の思い通りに滑ることができませんでした。
 こういう経験は必要だと思うので、これが今日で良かったと思います。(高橋)大輔が良い演技をしましたが、それだけの滑りをしたと思いますし、一番良い得点を出したのはうれしく思います。

 コーチが変わりましたが、振付担当も5年間やっていたローリー・ニコルからデビッド・ウィルソンに変わって、なかなかなじまなくて苦戦をしていた部分もあります。5年間も同じ振付師でやってたので、そこで急に変わるのはリズムも違いますし、心地の良い滑りを変えていかないといけなかったので、結果的にはそういった不安定要素がすべて噴出した形が今日の滑りになったかなと思います。
 自分は変化を容易に受け入れられる性格ではないので、今日起きたことをいろんな人に相談したりジャッジに聞いたりして、進めていきたいです。違和感というか納得しきれていない部分もありますが、コーチを変えたのも本当に良かったと思っています。キャシー(・ジョンソン)の練習の仕方はモチベーションを上げてくれて、自分の気持ちを分かってくれています。
 さまざまな変化がありましたが、それに対応しきれなったところが今日の演技に出てしまったというのは認めざるを得ませんが、とにかく今日で良かったです。
 これから立て直して、良い滑りができるようにしたいと思います。

 今季のプログラムは「ラ・ボエーム」で、選曲には大変時間をかけました。これは典型的なオペラで、劇的で悲しい曲になっています。今年は去年とまったく違うスタイルに挑戦したいということでこの選曲になりました。自分らしいけど新しいものに挑戦したくて、リスクを取ろうと思いました。内容にぴったりの振り付けにはなっていると思います。

 今季のゴールは、今日のような滑りではありません。4回転トゥループを2本入れて完成させていきたいと思います。モスクワの世界選手権(2011年)で優勝した時がベストの4回転だと思っているのですが、あの4回転はまだ実現できていません。もちろん、その結果として世界選手権で再び優勝することが目標ですが、そのためにはGPシリーズでいい結果を出していかないといけないと思います。

 今日の出来事は道路にある大きな障害物のようなものです。ただ、これから先のシーズンを楽しみにしているし、今日、その壁にぶつかって転んでしまったことによって、自分が目を覚ますことができたと思っていますし、モチベーションが湧いたので良かったです」

2012年10月6日 スポーツナビ

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いつものことながら滑りは本当に素晴らしいんですが、ミスを重ねても余り点数に影響がない傾向のあるチャン選手でも4回転2回とトリプルアクセル(3A)も決まらないとなると、さすがに点数にも限界がありました。男子6人中最下位。大きな得点源を殆ど逃してしまったのでこれは仕方ないです。
音楽は「典型的なオペラ」ということでしたが、昨季の「アランフェス」とあまり演技の印象は変わらないようにも思えました。チャン選手の演技において、やっぱり私は彼の表現については汲み取る力がないのかも・・・音楽と演技が完全に分離しているというか、どの曲で演技しようがあまり関係ない感じなんですよね。

ところで、彼の安定した技術を支えていたクリスティ・クラールコーチを離れたことが今回の演技に影響しているのかどうかが気になるところですが、一度演技を見ただけではちょっと測りかねますね。次の試合での彼を見るまでは判断できない感じです。
ですがこれで彼は更に奮起するでしょうし、今季も怖い存在であることには変わりありません。



Patrick Chan -La Boheme




そして次はプル様!
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・・・・・と思ったら、曲がまさかの「ロンド・カプリチオーソ」!!小塚選手と同じ曲です。小塚選手にこの件についてお話を是非伺いたい(笑)
とはいえ、プル様は「サン=サーンスメドレー」として「白鳥」を間に入れたりもしているんですけどね。
でも、フィギュアスケートでそんなに使われる曲じゃないはずなのに、かぶってしまうものなんですね~。
連ドラとかでも、時期が来るまではテーマは秘密にしている筈なのに、フタをあけてみるとどの局も医療ドラマばっかりだった・・・という状況が生まれたりしますよね。人間には何となくタイミング的に似たものを選んでしまう波長というかムードというか、そういうものってあるんでしょうか(全然畑違いだけど・・・)。


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プルシェンコ、今季初競技に「息が上がってしまった」=フィギュア・ジャパンオープン
「今日はまずは2回4回転ができたことがうれしいです。2005年の大会以来、2回4回転トゥループを決めるということができていなかったので、その点では満足しています。パフォーマンスについてはフィフティー・フィフティーです。まだまだ早い段階ですし、今季初めての競技なので、今日は滑って息も上がってしまって、足の感覚もないような状態でしたが、2回の4回転にチャレンジできたのは良かったです。
 しっかり4回転を決めるのが目標で、今日は試合ではありましたが、最終目標に向けての練習の場でもありました。今日のように試合でも練習を積めるということに関して満足をしています。今後はますます練習をして、どんどん良い演技をしたいと思います。

 今季のプログラムはサン=サーンス・メドレーです。もちろんまだ仕上がっている状況ではありません。セルゲイ・ペチュホフが振付担当で、彼とは8年前にも一緒にやったことがあります。今日はスケーティングをうまい形で見せたいなと思ったのですが、まだあまりスケーティングの面では良くありませんでした。ただ、できるだけ早く今日よりもずっといい滑りに持っていきたいと思っています。

 今後はGPシリーズというよりは、まず11月~12月ごろに、ロシアか欧州の小さな競技会から始めたいと思っています。あとはショーに出演して、ロングプログラムもショートプログラムも両方感触を試したいと思います。

 去年の欧州選手権の後に膝の手術をした結果、だいぶ良くなっているようです。久しぶりに4回転を飛びましたが着氷の時に痛みもなくて、だいぶ良い状態になっています。ですので、だんだんと調子を上げていって、そのあと欧州選手権に出て、そのあと(3月の)世界選手権に出るか、出られるかどうかはまだ決まっていません。
 最終目標は4度目のオリンピックに出ることです。さまざまなタイトルがありますが、私にとっての『Big Fighting』というのはオリンピックの場だと思っています。ですので、4度目の五輪出場をまずは目指しています。出場できた時にはそれを最後に競技を引退したいと思っています」

2012年10月6日 スポーツナビ

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「白鳥」とはある意味真央選手ともちょっとだけかすってる(笑)なので二人の衣装のトーンがちょっとだけ似てるかな?なんて思ったりしました(笑)。

膝の手術の後のシーズンとはいえ、4回転をしっかり決めてきたものの演技自体はまだ彼自身満足いくものではなかったかもしれませんが、たとえジャンプが決まらなくてもその存在感、威圧感みたいなものは凄いと思いました。TV越しでもバチバチに伝わってきました。
やっぱり「皇帝」と呼ばれるだけのことはあるというか、他の選手とは根本的なところで別格、というオーラをブンブンふりまいて彼は演技を終えました。ここまでスケールの大きい選手ってもう出てこないかもしれないなあと思ってしまいました。
でも、昔はこういう「大柄」な選手が大勢いましたよね。ヤグディンさん、今も現役ですがジュベール選手も存在感あります。なんで今の選手とは違うのだろう・・・と考えていくと、やっぱりルールのせいだと思うんです。
重箱の隅をつつくような細かいルールが横行し、しかもそれが猫の目のように変わる。そんな事をしていたらスケールの大きい選手は育ちにくくなります。今日本以外の国でフィギュアスケートの観客の減少が取りざたされていますが、ISU自らがルールを利己的にこねくり回した影響は非常に大きいと思います。

プルシェンコ選手やヤグディンさんをはじめとする往年のスケーター達をリアルタイムで見られた私達は幸せな世代なんだなと改めて思いました。プル様にはこのまま王者としてフィギュア界に君臨し続けて欲しい。
今季も彼はフル出場はしないようですが、試合数が少なくてもいいから少しでも長く、試合で彼の姿を見ていたいです。


Evgeni Plushenko -Saint-Saëns Medley




高橋大輔選手はキレッキレの圧倒的な演技を見せてくれました!!男子トップです!!
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■高橋大輔(関大大学院)「自分もチームも1番でうれしい」
「去年はダントツの最下位だったんですけど、自分もチームも1番でうれしく思っています。今季は限界を決めずに、ソチ五輪の出場枠取り(2013年3月の世界選手権)もあるので、思い切り枠取りができたらいいなと思います」

2012年10月6日 スポーツナビ

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4回転も安定してきているようですが、何よりスピンが加速度的に上達していてびっくり。ポジションも本当に美しくて、以前苦手としていたのを忘れそうになる程です。シットスピンも深く、フリーレッグもきれいに伸びて、体の柔軟性が増したのか膝におデコがつくくらいになっていました。ここ数年でびっくりするほど全ての面で向上しています。

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ジャンプは昨年から4回転以外は殆ど不安なく跳べているようでしたが、改めて見てみると軸もまっすぐで高さもあり、幅も出てきたように見えます。「ケガ明けから一番いい状態」と話していましたが、高橋選手史上一番いい状態と言っていいんじゃないでしょうか。
技術だけでなく、バレエを習ったりして更に表現も磨きをかけていて、オペラ「道化師」のインパクトある音、旋律にも負けていないし、かつ融けこんでいる。本当に素晴らしくて、見ていてコーフンしてしまいました。
怪我がなければ、彼はここまで伸びることはできなかったのではないでしょうか。逆境からここまで劇的に選手として成長した例を、全ての競技を考えても私は知りません。

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ご本人は温和な感じで陰の努力を一切表に出しませんが、想像もつかないような努力を重ねて今の高橋選手があるのでしょう。このまま心身ともに充実した状態でソチ五輪のリンクに立てるよう、心から祈っています。
頑張って下さい!!


Daisuke Takahashi -I Pagliacci



こうやって見ていると、シーズン本格スタートが待ちきれなくなりますね。他の選手の演技も早く見たいし、今年もなかなか面白いシーズンとなりそうです。
選手のみなさま、お疲れ様でした!!!

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*女子は次の記事に書きます。いましばらくお待ちくださいませ。


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by toramomo0926 | 2012-10-09 19:14 | フィギュアスケート


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