安藤美姫選手、グランプリシリーズを欠場
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ジャパンオープンの記事を書いていたら、びっくりするニュースが飛び込んできました。
今季休養から復帰することになっていた安藤美姫選手が、エントリーしていたグランプリシリーズを2試合ともキャンセルしたとのこと。
ニコライ・モロゾフコーチの後任が見つからないことと、自身の調整不足を理由に挙げています。




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安藤美姫が今季GPシリーズを欠場…後任コーチ見つからず
 日本スケート連盟は9日、GPシリーズの中国杯(11月2日開幕、上海)と、フランス杯(11月16日開幕、パリ)にエントリーしていた安藤美姫(トヨタ自動車)が欠場すると発表した。

 安藤は11年世界選手権優勝後、昨シーズンは休養。今季から復帰を表明していたが、師弟関係を解消したニコライ・モロゾフコーチの後任コーチが見つからず、調整が遅れていた。

 欠場理由については
「【1】GPシリーズを戦うために絶対不可欠な指導者に巡り合うことができず、現在に至るも指導者不在で練習せざる得ない状況であること。
【2】GPシリーズに向けて、技術的、精神的な調整が間に合わなかったこと」が挙げられた。

2012年10月9日 デイリースポーツ

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フィギュア安藤がGP欠場 コーチ未定で調整不足
 日本スケート連盟は9日、フィギュアスケートの前世界女王、安藤美姫(24)=トヨタ自動車=が、出場を予定していた11月のグランプリシリーズ(GPS)の中国杯(上海)とフランス杯(パリ)を欠場すると発表した。同連盟によると、コーチ不在に伴う心技両面での調整不足が理由。
 安藤は2度目の優勝を果たした2011年の世界選手権後にニコライ・モロゾフ氏との師弟関係を解消し、後任が決まっていない。

2012年10月9日 共同通信

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安藤選手がGPSにエントリーした時の「まだ出るか決めていないが、出たくなった時のためにエントリーだけはしておく」というニュアンスの発言がちょっと気にはなっていたんですよね・・・
夏になってもまだ競技に向けて気持ちが切り替わっていないというか、試合に戻りたいという意思が感じられなかったからです。
彼女にとっては今のペース、アイスショーに年に数回出て、後は華やかな場所を楽しんだり友人たちと会ったりする生活に未練が出てきてしまっているように見えました。

コーチが決まっていないということになると、彼女の言う通り調整は相当ストイックにやらないとブランクの後の復帰は厳しいでしょうが、彼女はあまり自分で自分を追い込むことは苦手なように見えるので、正直やっぱりか・・・という感情がよぎりました。
ですが今季でギアをしっかり調整しないと、ソチ五輪への道はかなり厳しくなると思います。また一方で、プレ五輪シーズンになって、世界女王のタイトルを持つ選手の指導を引き受ける余裕があるコーチがいるかといえば、厳しい状況というのも事実だと思います。
難しい立場に立たされてますね。彼女も今回の決断は不本意だったろうし、悔しいと思います。

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ただ、コーチが決まるかどうか以前に、彼女自身「自分は本当に復帰したいのか」ということを今一度立ち返って問い直してみることが大切に感じます。
どうしても休養に入ってからの彼女には、競技への情熱というのを感じることができないからです。
「状況的にそうせざるを得ない」『そうした方がよさそう」ということで復帰すれば、彼女のキャリアも彼女自身も余計に傷つくと思います。自分の意志でしっかり考えて、今後の人生のプランを立てることが必要です。
そのためにはきちんとした考えのもと、強い心で選択をする時期だと思います。

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by toramomo0926 | 2012-10-09 18:11 | フィギュアスケート


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