リプニツカヤ選手トップスタート、浅田真央選手僅差の2位! -2012中国杯・女子SP
b0038294_6572168.jpg
中国杯が始まりました!
今季注目されているシニアデビュー組の星、ユリア・リプニツカヤ選手が実力をいかんなく発揮した落ち着き払った演技で首位スタートです!
そして今大会がショートプログラム(SP)の演技初披露となる浅田真央選手は、久しぶりに演技中に見せた弾けるような笑顔で全てのジャンプを着氷、僅差で2位スタートと上々の滑り出しです!!!
3位には新体制で臨んだ長洲未来選手が入りました!!


ISU Grand Prix of Figure Skating 2012 Cup of China
順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。

*中国杯はCup of China = CoCという略号で表記されることがあります。




*****

浅田真央はSP2位=フィギュア・中国杯
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯が2日、上海で開幕し女子シングルのショートプログラムでは、浅田真央(中京大)が62.89点の2位でスタートした。トップはユリア・リプニツカヤ(ロシア)で63.06点、3位は長洲未来(米国)で59.76点。

 浅田は「I Got Rhythm」の音楽で演技スタート。最初のダブルアクセルを決めたものの、続くコンビネーションジャンプのうち最初の3回転フリップが回転不足と判断された。しかし、その後は安定した演技を見せ、減点なく2位でSPを滑り切った。

 女子のフリースケーティングは、3日の17時40分スタート予定。

2012年11月2日 スポーツナビ

b0038294_6565689.jpg


大会名からレクサス消える フィギュアの中国杯
 【上海共同】中国上海市で2日に開幕したフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯で、トヨタ自動車の高級車ブランドを冠して「レクサス・カップ・オブ・チャイナ」としていた大会名から「レクサス」の文字が消えた。
 トヨタの中国法人の広報担当者は「当初は冠スポンサーとして契約したが、主催者側の意見を尊重する形で首席スポンサーになった」と説明。主催者側の意見の内容については言及を避けたが、尖閣諸島国有化に端を発した日中関係の冷却化を受けた動きとみられる。
 浅田真央選手(中京大)らが出場している中国杯で、首席スポンサーとしてのレクサス中国や、他の日系企業の協賛は維持され、会場で広告も出している。
 上海でのスポーツ競技では、12月2日に開催される上海国際マラソンで、東レが冠スポンサーから外されたほか、他の日系企業も協賛から外される見通しとなっている。

2012年11月2日 共同通信

*****


b0038294_8164147.jpg


なんか今回大会名が「Cup of China ISU Grand Prix of Figure Skating 2012/2013」となっていて、いつもと名前の付け方と違うなと思っていたら、レクサスが外されていたんですね・・・
でも冠スポンサーとなって試合の名称に自社名が入るというのは大きなメリットなので、レクサスは契約にあたりお金をかなり多く支払ったはずです。でも名前を外されてしまってもそのお金は取られたままなんでしょうね・・・
お金だけ取られて企業としてのメリットが激減って本当に気の毒だと思います。中国は「主催者の意向」と言ってますが、主催者=ISUがそういうことをするとはさすがに思えませんし、現在の状況で中国の国民感情を刺激しないようにという方針があってもそれは中国政府が国民を抑えきれなかったのが原因なので(政府自らがデモを煽ったという話もあります)、本当に理不尽だと思います。

  ******


閑話休題、試合の話に戻ります。

首位は今季シニアデビュー、ロシアがここ数年ソチ五輪のために育成してきた選手をシニアに送り込んでいますがその中でも注目が集まっているユリア・リプニツカヤ選手です!
b0038294_7112154.jpg


*****

14歳リプニツカヤが首位/フィギュア
<フィギュアスケート:グランプリシリーズ第3戦:中国杯>◇2日◇上海

 女子SPで首位に立ったのは、2014年ソチ冬季五輪を開催するロシアのホープ、14歳のユリア・リプニツカヤ。高難度のルッツを含む連続3回転ジャンプや、抜群の柔軟性を生かした独創的なスピンで技術点トップとなり「予想していなかった順位。思い通りの演技ができてうれしい」と照れ笑いした。

 昨季はジュニアGPファイナルと世界ジュニア選手権を制し、今大会がシニアのGPでのデビュー戦。浅田は「自分も初のシニアGPが中国大会だったので、すごく似ている」とかつての自分に重ね合わせた。

2012年11月2日 時事通信

*****



柔軟性がものすごくて、彼女のスピンやスパイラルポジションの足は完全に180度無理なくきれいに開きますし、ちょっと大丈夫かと思うようなポジションを楽々とこなして見せるので見てて楽しいですね。スピンも回転が速い!
まだ14歳ということで若い…というかまだ体が子供といっていい感じですから身軽で、3ルッツ-3トウループ(3Lz-3T)という高難度ジャンプもしっかり跳べます。
足を上げてのスピンでは完全に1本の棒のようになりますし(自ら『キャンドルスピン』と名付けたとのことです)、ビールマンポジションでは後ろに上げた足が頭にくっついてしまうという驚異の肉体。さすがに歴史ある雑技団を擁する中国の観客の方からも驚きの声と歓声があがっていました。

b0038294_7202779.jpg
どうなってるのコレ!!

ただ、滑り自体はやっぱりジュニアという感じはしましたね。荒川静香さんも「もう少し深くエッジを使えるようになるとシニアの中でも映える、見ごたえのあるステップになると思う」と話していました。まだ14ですし仕方ない面はありますが、上手い選手は小さい頃からもっとエッジを深く使えますし、ここは今後に注目ですね。

それから、ジャンプの高さが他の選手に比べてかなり低いということも今後を考えると気になりました。
今は子供特有の身軽さと柔軟性、バネでここまでの演技が出来ていますが、今後体が大人になってどうしても体重が増えたり筋肉がついたりするので、その時にこんなにジャンプが低いとことごとく回転不足になるんじゃないかとちょっと心配になりました。
今は華奢ですし彼女は太るタイプにも見えませんが、女の子の体は、特にこれからの2~3年の間は1年でガラッと変わってしまいますからね。今14歳ということは、恐らく今が人生で一番体が思うように動く時だと思うので、勿論コーチやトレーナーがついて考えているとは思いますが、これから難しい年齢にはいるから大変だな、という気持ちもちょっと芽生えました。なんとなく筋肉というより柔軟性とバネを使っての演技という感じに見えたので。体が抜群に柔らかくて余りに軽々としてるせいでしょうね。
ジュニアで無敵を誇ったソトニコワ選手やトゥクタミシェワ選手も、現在体の変化に向き合うことで少し苦労しています。そしてそれは本人の努力とは関係なく、女性として当然の変化で回避することはできないので、頑張って乗り越えて欲しいと思います。

それにしてもロシアの選手は指先の使い方がとてもきれいですね。全ての指をバラバラに動かしていい空気感と芸術性を表現しています。彼女たちはソチ五輪で花開くようにと国家レベルで育成されたエリート選手ですから、バレエとかそういう面は高いレベルでみっちり教育を受けているのでしょうね。かっこいいです。

b0038294_7264436.jpg


今はシニアデビューでノープレッシャーですし、自分の思う通りに演技してほしいと思います。フリーはジュニアより30秒演技時間が長いので大変ですが、フィンランディア杯で優勝していますしその点は心配ないですね。
素晴らしいデビューとなりました!フリーも頑張って下さい!!

b0038294_7485782.jpg
SP後の記者会見でのユリアちゃん。
ロシアの若い選手って、ソトニコワ選手にしてもトゥクタミシェワ選手にしても落ち着いていてピッとしてて、ものすごく利発そうというか、ヘタに子ども扱いしたら鼻で笑われそうな感じの(いい意味でですよ)知的で誇り高い感じがしますね。
でも、笑顔になるとやっぱり14歳って感じがします。かわいいですね。


Julia Lipnitskaia 2012 CoC SP -Sabre Dance




浅田真央選手が2位、久しぶりにSPで明るい笑顔が見られました!!
b0038294_74223.jpg


*****

浅田はつらつ、広がった幅=GP初戦「全部良かった」-中国杯フィギュア
 初めて披露する新SPの曲に乗り、浅田が今季GP初戦ではつらつとした演技。「明るくて元気な曲」というイメージに後押しされただけではない。進歩する滑り自体に手応えを感じていることが分かる。
 冒頭でダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を跳ぶ演技。ジャズ曲のリズムを体全体で刻んだ。タップを踏むような動作も交える最後のステップは「体がよく動いた」。3回転フリップの回転が足りなかったが、スピン、ステップは最高レベルの評価。トップこそロシアの14歳、リプニツカヤに譲ったが「きょうは全部良かったと思う」。
 佐藤信夫コーチに師事して3年目。最初の2年は苦闘したが、「やっとやっと体に染みついてきた。滑りの力強さ、柔らかさ、いろいろな滑りの幅が広がってきた」。万全ではない看板技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は当面、構成から外すことを決めている。滑り全体のレベルが上がっているから、こだわりもない。
 日中関係が悪化して出場も懸念されたが、会場には応援幕が下がり、歓声も一番大きかった。「(中国に)来る前は不安もあったけど、たくさん応援してくれてうれしかった」。海を挟んだ冷えた空気を、22歳が忘れさせた。(上海時事)

2012年11月2日 時事通信

b0038294_9235869.jpg


トリプルアクセルなしでも…真央、0・17点差2位発進
 女子ショートプログラム(SP)で、浅田真央(22=中京大)は62・89点で2位発進。世界選手権で6位に沈むなど苦しんだ昨季終了後に現役引退も考えたが、今季GP初戦で好スタートを切った。63・06点でSP首位のユリア・リプニツカヤ(14=ロシア)とはわずか0・17点差で、3日のフリーでGP通算9勝目を狙う。男子SPは高橋大輔(26=関大大学院)が84・79点でトップ。町田樹(たつき、22=関大)が2位につけた。

 柔らかなスマイルに政治的な問題は関係なかった。尖閣諸島国有化による日中関係悪化が懸念され、選手に警備員がつく戒態勢で行われた今大会。ほぼノーミスの演技を見せた浅田に、中国人ファンからも温かい拍手が降り注ぐ。会見では尖閣問題に関する質問が中国人記者から出たが「上海に来る前は不安もあったけどたくさんの方が応援してくれて、凄くうれしかった」とサラリと答えた。トリプルアクセル抜きの構成で首位リプニツカヤに技術点では及ばなかったが、表現力で僅差につけた。

 今季は特別な覚悟で臨んでいる。昨年12月に最愛の母・匡子(きょうこ)さんが死去。大きな悲しみを抱えてリンクに立ったが、代名詞のトリプルアクセルが全く決まらず、世界選手権で6位に沈んだ。これまでシーズンを終えてもすぐに次の目標を設定してきた浅田だが、昨季終了時はまったく先が見えなかった。スケート人生で初めて、現役引退を考えた。

 オフは自己最長の2週間の完全休養。6月のハンガリー合宿を経ても、まだ気持ちは競技に向かない。決意が固まったのは7月。日本代表合宿に参加し、他のスケーターの懸命な姿を見て心を打たれ氷上で闘うことを決めた。今季の浅田のテーマは「向上」だが、関係者は「原点回帰」と付け加える。元気いっぱいのSP。3季前にエキシビションで使用したことのあるオレンジの衣装に身を包む2分50秒は、シニアデビューを飾った15歳の頃のような、スケートを心から楽しむ姿勢を示していた。

 3日のフリーでもSP同様にトリプルアクセル抜きの構成で挑む。「きょうみたいな自分の演技をしたい」。リプニツカヤとはわずか0・17点差。シーズンGP初戦で優勝すれば07年スケートカナダ以来、5年ぶり。久々の金メダル発進が、浅田の視界にはっきり映っている。

2012年11月2日 スポニチアネックス

*****


当日の公式練習で衣装を見た時「あれ、オレンジカプリース?」とびっくりしました。2009-2010年シーズンのエキシビジョン「カプリース」を、シーズン終了後のアイスショーで披露した時に着た衣装だったからです。

b0038294_8334042.jpg


これまでオフのアイスショーで着た衣装を新たなシーズンの試合用として着用したことは一度もなかった(と思う)ので、「衣装に調整の必要が生じて間に合わなかったのだろうか」とかいろいろ考えたのですが、この蛍光色のようなまばゆいオレンジ色(アイスショーの暗い照明とスポットライトに映えるようにだと思います)は、真央選手がシニアデビューした2005-2006年シーズンのSP「カルメン」の衣装とかなり似ています。そして彼女のシニア初戦は、やはり中国杯だったのです。

b0038294_8434229.jpg
デザインは勿論違いますが、色合いはほぼ同じです。

普段自分にもスケートに対する姿勢も殊更に厳しく、生半可な甘えも弱音も絶対に吐かない真央選手、「ちょっとコレは何か言ってもいいんじゃないの」と思うような時でも絶対にネガティブな事を口にせず原因を他に求めず、全て自分の課題として前を向いていた真央選手が、世界選手権の後競技を離れることまで考えたというのは本当に追い詰められていたんだろうなと思いました。

b0038294_8571438.jpg
今年の世界選手権終了直後。疲労と落胆で、顔が病人のようになっています。


佐藤信夫コーチの「本当にスケートがやりたくなるまで休みなさい」という言葉を受けて一旦完全にスケートから離れたりもしました(それでも2週間ですが)。
その後リンクに戻り、仲間から刺激を受け、自分の気持ちを完全にリセットして戻ってきてくれた真央選手。
「原点回帰」というキーワードを考えると、衣装は間に合わなかったのではなく(用意はしているのかもしれませんが)、彼女がこの衣装を「敢えて選んだ」のではないかという可能性が浮き上がってきます。いつもお団子にしているヘアスタイルを、2005年当時と同じポニーテールにしていたのも、恐らく偶然ではないでしょう。前にも書きましたが、真央選手は「なんで?」と思う事があっても、そこには必ず理由がある(ことが後で分かる)選手です。

b0038294_930826.jpg


シニアデビューの時、真央選手はこの日のリプニツカヤ選手のように怖いものなしで、にこにこと思いのままに演技していました。「シニアデビュー戦ながら良い演技」という賛辞をよく耳にしますが、デビューだからこそ思い切り出来るという面はあると思っています。メンタルが演技の出来に大きな影響を及ぼすフィギュアスケートにおいて一顧の憂いもない、守るものがないというのは最強の武器なのです。


Mao Asada 2005 CoC SP -Carmen

昔はこんなに画像が粗かったんですね…それでも躍動感と活力に満ちた演技だとわかります。



今大会の真央選手は、昨季とは別人のように表情も晴れやかになり、「明るく楽しい曲」という「I Got Rhythm」に合わせて軽々と、優美に、かつ躍動感あふれる演技を見せてくれました。演技中の表情がこれほどカラフルな真央選手は、実は初めてかもしれません。15歳くらいまでは自分の「楽しい、滑る事が好き」という気持ちがそのまま出た笑顔でしたが、今季の真央選手の演技中の笑顔は曲や振り付けのイメージに合わせた表情作りもしつつ、それプラス自分自身で滑る喜びを再び見つけ出した輝きを感じました。同じ笑顔でも更に表現としてもスケーターとしても成熟した(だからこそ、という無邪気さを持った)笑顔というふうに感じました。

b0038294_814421.jpg
b0038294_1822106.jpg
b0038294_9302289.jpg
b0038294_9305822.jpg
b0038294_934279.jpg
信夫先生の穏やかな笑顔も嬉しかった。


演技は、3フリップ-3ループ(3F-3Lo)のコンビネーションで回転不足を取られましたが他は全て加点のある演技、特にスピンとステップは全てレベル4で揃えるという素晴らしい出来。
特にステップは、あれだけ細かくいろんな種類のステップを踏み、時に軽くホップして回転するような舞踊的な要素もいれつつ最後までスピードの落ちない、見てて楽しくなるような、本当にダンスのような高揚感のある素晴らしいものでした。ジャッジの評価も高く、ステップで基礎点の他に更に1.6点もの加点を得ました。信夫コーチの教えがしっかりと「体に染みついて」きたという手ごたえも感じたでしょうね。
フリーは「白鳥の湖」。こちらはしっとりと、かつ後半は優雅にパワフルに魅了するプログラムなので、組み合わせ的にもいろんな真央選手を見せられるという意味で、最高だと思います。
これはフリーの演技が楽しみですね。このまま、是非レベルアップ&生まれ変わった真央選手を世界にアピールしてほしいと思います。

頑張って下さい!!!

b0038294_9341260.jpg



Mao Asada 2012 CoC SP -I Got Rhythm




3位に長洲未来選手!
b0038294_9565995.jpg


ミライちゃんは師事していたフランク・キャロルコーチを離れるなど環境の変化があり、またその別れ方も少し円満とはいかなかったような雰囲気がうっすらとしていたり、彼女自身も美術の学校に通うなどいろんな方面に興味が出てきたようで、ちょっとフィギュアに気持ちが向いてないと感じるニュースや彼女自身のツイートを目にしていたので、競技を続けてくれるのか心配になっていたのですが夏のアイスショー「The ICE」にもちゃんと来てくれて、競技も続けてくれました。本当によかった。
一時ちょっと体重が増えてしまったような感じもしていて、今も前よりはがっしりしているけれども、体のキレは悪くなく、ちゃんと戻してきてるなという感じ。

b0038294_10134183.jpg


3T-3Tがいわゆる「グリ降り」{回り切って降りるのではなく、着氷してから氷の上で足がグリッと回る、一見成功に見えて実際は回転不足の降り方)になってしまってはいましたが、3Loはとてもきれいでした。スピンも柔軟性や回転の速さも健在。
ですがステップが、素人目にはちょっと単調というか、トップレベルのスケーターにしてはあっさりしてたかな?という気もしないでもないですが、見事表彰台を狙える位置につけました。
フリーではサン=サーンスを滑るとのことで、今季はサン=サーンス多いですね(笑)何かしら振付師さんの間でブームがあるんでしょうかね?
私はミライちゃんが楽しそうにうれしそうに滑る姿が好きなので、彼女がフリーの演技後にあのはじけるような笑顔を見せてくれることを願ってます。
フリーも頑張って!!!


Mirai Nagasu 2012 CoC SP -Downhill Special




4位にキーラ・コルピ選手です!
b0038294_10202310.jpg


今季も相変わらずの透明感あふれる美女っぷり&ファッショナブルな衣装に身を包んで登場。本当に「女優オーラ」が出ている素敵な選手です。
最初の3T-3Tのコンビネーションで間にオーバーターンが入るミスがありました。これがちょっと痛かったですね・・・
ステップでも、正確なエッジワークが持ち味の彼女には珍しくブレードがスライドしてしまいバランスを崩してしまうというミスがありました。でもレベル4を獲得し、加点も0.8得てるんですね。前もパトリック・チャン選手がステップで転んでも高い得点を得たことがありますが、ステップの採点ってどうなってるんでしょうね。明らかに見た目にミスが見えたらそこは減点となるべきなのでは?と思うのですが・・・定められた要素を満たしていればレベルは認定されるんでしょうけど、加点0.8というのはちょっと高すぎるように思います。

b0038294_10332818.jpg


フリーは「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」。これまた楽しみですね。以前の「エヴィータ」も素敵なプログラムでしたし、キーラの映画ものというのは衣装も含めて良いプログラムが期待できます!
表彰台の可能性はまだ充分残されていますから、ここで巻き返し頑張ってほしいと思います!


Kiira Korpi 2012 CoC SP -The Girl With Flaxen Hair

「亜麻色の髪の乙女」ってこういう原題なんですね。



5位には、今年やはりシニアデビューとなる地元中国のジジュン・リー選手が入りました!
b0038294_1039977.jpg


彼女も15歳ということで、若いですね~いきなり5位スタートは立派です。
それにしても、前から書いてますが中国の選手の呼び方について、TVや報道は英語の呼び方に統一してほしいんですよね・・・英語だと「Jijun Li」でISUの記録にもそう書いてあるのに、日本のメディアだけは漢字名を無理やり音読みした「リ・シクン(李 子君)」。
音だけ聞いたら誰だか全然わかんないんですよ。
本人だって、英語名は中国の読み方に忠実な形になってると思うので、「ジジュン・リーさん」と呼ばれても違和感ないでしょうが「リ・シクンさん」なんて言われたって分からないと思いますし。
同じく今大会に出場したビンワ・ゲン(Bingwa Geng)選手もそうです。ビンワちゃんなんて「コウ・ヒョウワ(耿冰娃)」ですよ。無理やりにも程があるし全然意味がないと思います。

b0038294_10461623.jpg


去年まで町田選手が使っていた「黒い瞳」を可愛らしく滑り切りました。構成も今の女子トップレベルと同等ですし、スピン2つとステップではレベル4も得ました。何より減点ゼロというのが素晴らしかった。
これから試合を重ねていったら、中国では初(と言っていいと思いますが)のシングルのトップレベル選手に育つ可能性充分ですね。怪我に気を付けて順調に育って行って欲しいと思います。
フリーも、思い切り無心でいける強みを生かして、是非頑張ってほしいと思います!!


Jijun Li 2012 CoC SP -Dark Eyes




6位にアメリー・ラコステ選手です!
b0038294_10522435.jpg

最初の2Aの着氷後の流れ、そしてアラベスクのようなポジションを取るのが本当にきれいですね。
クリーンなプログラムだったと思ったんですが、思ったより点が伸びませんでしたね・・・採点を見ると、最後のスピンがレベル2になってしまっています。こういう所での微妙な取りこぼしがSPは順位に如実に表れるんですね・・・厳しいです。
b0038294_10545483.jpg

でもアメリーは少しずつではありますが確実にレベルを上げて来てるなという感じがします。スピードがあって滑らかな滑りは好きですね~フリーも是非頑張ってほしいと思います。


Amelie Lacoste 2012 CoC SP -The Feeling Begins



もっと書きたかったけど、文字数制限に引っかかったのでここまでに(涙)
今日のフリー、全員が笑顔で終われる演技になりますように!!

b0038294_113973.jpg

by toramomo0926 | 2012-11-03 07:43 | フィギュアスケート


<< 高橋大輔選手&町田樹選手がワン... 厳戒態勢の中、中国杯はじまる >>