羽生結弦選手&高橋大輔選手ワンツー発進! -2012NHK杯
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ついに今年のグランプリシリーズ(GPS)最終戦、NHK杯が始まりました!これでファイナル出場者が決まります。
男子ショートプログラム(SP)において、羽生結弦選手が先日のスケートアメリカで自ら打ち立てた世界最高得点を上回る95.32というものすごい得点をたたき出してトップ、2位にはミスがありながらも高橋大輔選手が食い込みました。3位にはこのところ安定した実力を発揮しているハビエル・フェルナンデス選手が入り、事実上この3人で優勝を争う様相になっています!



ISU Grand Prix NHK Trophy 2012
順位と得点詳細。
「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、
「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、
「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。




今回とても残念で心配な出来事がありました。
村上大介選手が公式練習で転倒した際肩を亜脱臼してしまうというアクシデントがあり、SPの出場がどうなるかと思われましたが出場。ですがやはり影響は大きく冒頭のの4回転とトリプルアクセル(3A)で転倒してしまい、更に状態が悪化。演技を中断してしまいました。

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一旦ジャッジやコーチと相談しますが、ちゃんとプログラムを滑り終えたいという気持ちが強かったのでしょう、傍目にもちょっと無理なんじゃないかという状態ながら演技を再開。根性で3ルッツ-2トウループ(3Lz-2T)をきれいに成功させますが、その後のスピンで遠心力も加わり更に痛みが増したようで再び中断。負傷のため棄権ということになりました。

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2回目に演技を止めた時の、痛みというよりも悔しそうな、悲しそうな顔を見てこちらも涙が出てしまいました。

村上選手は病院で診察を受けたところ、完全に肩が外れてしまっていたそうです。7月に一度亜脱臼していたそうで、公式練習の転倒でそれが再発してしまったようですね。脱臼は癖になるといいますからここは無理せず、しっかりと治療してほしいと思います。
あの状況でもう一度リンクに戻ったガッツは忘れません。会場からも温かい拍手が起こっていました。



復活を待ってます!!


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羽生結弦選手が完璧な演技でトップに立ちました!
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羽生また世界新 地元で最高の滑り出し
 男子ショートプログラム(SP)が行われ、地元宮城県出身で、昨季の世界選手権銅メダリストの羽生結弦(17)=東北高=が95・32点を叩き出し、自身が10月のスケートアメリカでマークしたSP世界最高得点をさらに0・25点更新。ぶっちぎりの首位発進を決めた。高橋大輔(26)=関大大学院=は、4回転ジャンプのミスが響き、87・47点で2位。24日はフリーが行われ、羽生、高橋はともに2位以内でGPファイナル進出が決まる。

 右拳を突き上げるフィニッシュは、会心のガッツポーズのようにも見えた。万雷のスタンディングオベーションを一身に浴びながら、自らも2回拍手を打った。10月のスケートアメリカでマークしたSP世界最高得点を、再び更新。「すごく充実感がある。地元の皆さんの前でいい演技ができて、ワールドレコードが出せて本当に嬉しい」と、端正なマスクを崩した。

 まだ東日本大震災の傷痕も残る生まれ故郷で、大きく成長した姿を見せた。冒頭の4回転ジャンプを寸分の狂いもなく決めると、基礎点が1・1倍となる後半のトリプルアクセル、連続ジャンプも完ぺき。ブルースの哀愁漂う旋律に乗ったステップでは、女性ファンの黄色い声援を誘った。

 今季から師弟関係を結んだブライアン・オーサーコーチの指導を受けるため、今年5月にカナダ・トロントへ渡った。これまでずっと生まれ故郷の仙台を拠点にして過ごしてきた17歳にとって、14年ソチ五輪に向けた大きな挑戦だった。

 「細かいニュアンスまで伝わらない」と言葉の壁には苦しんだが、基本のスケーティングから徹底的に鍛え直した結果、ひと夏を超えて演技は格段に進化。課題だった表現の面で、この日は5項目の構成点で高レベルの8点台中盤を並べ、42・29点をマーク。日本の第一人者である高橋大輔(42・40点)に肉薄してみせた。

 スケートアメリカではフリーで失速し、2位。同じ轍を踏むわけにはいかない。「自信を持っていきたい」と羽生。2位以内ならGPファイナル進出確定だが、狙うのはあくまで頂点だけ。これまで日本のエース高橋に勝ったことはない。自身初の高橋超えで、日本フィギュア界の“ワンダーボーイ”が新時代の到来を告げる。

2012年11月23日 デイリースポーツ

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熱い演技、感動の渦 羽生選手に観客総立ち 宮城でNHK杯
 宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで23日、フィギュアスケートのNHK杯が始まった。宮城県でのNHK杯開催は、5年ぶり2度目。仙台市出身の羽生結弦選手(宮城・東北高)らの演技に、会場は熱気に包まれた。
 東日本大震災直後、遺体安置所だったアリーナでフィギュアの国際大会が開かれたことは、東日本大震災からの復興を国内外に強く印象づけた。特別な思いを胸に臨んだ地元出身の羽生選手は、男子ショートプログラム(SP)で自らの持つ世界歴代最高点を更新。「地元でいい滑りを見せられて良かった」と喜び、観客は総立ちでたたえた。
 仙台市宮城野区の派遣社員佐藤瑞枝さん(37)は、震災で自宅マンションが半壊した。「被災地・宮城での開催はとてもうれしい。羽生選手の演技に感動した」と声を弾ませた。スケート選手として練習に励む加藤叶佳さん(12)=仙台市沖野東小6年=は、花束を拾う「フラワーガール」を務めた。「(一流選手と)同じリンクで滑ることができて、うれしい」と笑顔だった。

2012年11月24日 河北新報
(河北新報は宮城県に本社があり、県民の購読率が非常に高い地元紙です)

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「驚き」の最高点更新=17歳羽生、地元で重圧克服-NHK杯フィギュア
 演技を終え、「どうだ」と言わんばかりの表情。無理もない。1カ月前、米国で出したばかりのSP世界歴代最高点をさらに上回る高得点。「皆さんの前でしっかりした演技を見せられてよかった」。地元でもある被災地・宮城の舞台で羽生が輝いた。
 午前の練習で苦しんだ4回転ジャンプを力強く決めて波に乗った。新ルールで加点される後半に、難しい踏み切りからの3回転半など2種類のジャンプを成功。ギターメロディーに乗った情熱的な演技で魅了し、表現力を示す演技構成点でも第一人者の高橋とほぼ互角に渡り合った。
 精神的には楽ではなかった。自身も被災しただけに、地元の期待を重く感じていた。さらに「(米国で)あれだけの演技をして、(ジャッジには)今度は何をやってくれるのだろうというのがある」と演技への高まる要求も感じていた。克服できたのは増やした練習量の成果。2度の記録更新にも「もっとレベルアップできる」と自信は一層深まった。
 もちろんSPが終わっただけ。米国ではフリーで失速して2位。この結果を踏まえ、オーサー・コーチは「きょうは驚きだ。だが、二つのプログラムをそろえることが大事だ」。その言葉の意味を、17歳は分かっている。

2012年11月23日 時事通信

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地元開催ということでいろいろ考えたり感じることはあったと思います。地元だけに完全ホームという利点もあるけど、特に被災地の方々を元気づけるという点においては、気負いという形で空回る危険性というのもありました。ですが彼は落ち着いてベストの自分を出してきましたね!
最初の4トウループ(4T)は2.43という驚異的な加点を得ましたし、他のすべての要素で減点なし&高い加点を得ました。声援もものすごくて、中盤から本人もものすごくノっていたように見えました。

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ドヤ顔も、そりゃあそうでしょうとも!という感じ。

そして滑りにおいても、さらに向上してきたように感じました。更に滑りに余計な力を感じなくなりましたし、確実にレベルアップしていますね。
このSPにおいては揺るぎない自信を持って滑っている感じがしますね。完全に会場を掌握していましたし、彼自身も(良い意味で)ナルシシズム全開で、「俺を見てくれ!」という強いパワーを感じました。それが更に会場を盛り上げ、ジャッジの心も動かしたように感じます。旬の人、勢いのある人特有の引力というものを感じました。

ですがスケートカナダではフリーで大崩れしてしまっていますから、彼にとって勝負はこれから、という気持ちかもしれません。オーサーコーチも彼自身も「SPとフリーを揃えることが大事」と口を揃えています。羽生選手は賢いですから同じ轍は踏まないと思いますが、彼の唯一といっていい弱点が体力面というのもあるので、頑張ってほしいですね!

ただ少し心配になるのは、この彼の快進撃を見ていてすごいなあ、頼もしいなあと思う反面、今季ちょっと彼の物腰やコメント等を見ていると、どこか地に足がついてないように感じること。
トップを取りたいという野心、アグレッシブさが振り切れていて、目つきも少し鋭くなっていて、目標に向かって邁進するあまり視野が狭くなってるように感じる瞬間が何度かありました。今季の彼を「生き急いでいるような気さえする」と評していた方がいらっしゃいましたが、まさにそんな感じです。
日本人らしく、遠慮深く謙遜するべきと言ってるわけじゃないんですよ。彼の闘志を表に出すファイティングスタイルは気持ちいいのですが、なんと表現していいのかわからないけれど、目標に向けて冷静に自分を見ているようで、ちょっとだけ自分を見失ってるように見えるんです。
今は調子も良くて何もかもうまくいってるからいいのですが、そういう時期が過ぎた時にその危ういバランスがどうなるのか、というのが少し心配になるんですよね。まさに老婆心というか、おそらく杞憂だと思いますけれど。
これまでは彼が突っ走ろうとすると奈々美先生が要所要所で手綱を締めていたけれど、今はそういう人は彼の周りにはいませんよね。オーサーコーチはむしろ彼を誉めて(いい表現ではないけれど)煽って盛り上げるタイプに感じるので、そのあたりがちょっとだけ心配になりました。
そういう意味でも、オーサーに指導者を変えるというニュースを聞いたとき、彼がメインコーチになっても奈々美先生の手を完全に離れるのは早すぎる、と思っていたんですよね・・・。
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今年の世界選手権での羽生選手と阿部奈々美コーチ。


彼はしっかりしているようですがまだ17歳ですし、この年頃の頭のいい子は自分に見えていることだけが世の中の全てと思いがちですが、実際は全然そうではない。彼が突っ込みすぎたり何かに突き当たった時に、彼の思いもしなかった視点を与える存在が傍にいてほしいなと、この熱狂の中で考えている自分もいました。


フリーは2位以上でファイナルが確定します。どうか良い演技ができますように!!

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Yuzuru Hanyu 2012 NHK Trophy SP -Parisian Walkways

それにしても「パリの散歩道」というタイトルからは考えられない熱さ(笑)



2位に高橋大輔選手!
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高橋、会場の“熱狂”にのまれ…
 日本のエースは唇をかんだ。高橋は「あの中で自分の演技ができなかった…。悔しい」とつぶやいた。羽生が見せた破格の演技直後、最高潮に達したリンクの温度に、いつの間にか飲まれた。

 動きが硬く、冒頭の4回転で手をついた。「緊張とか、タイミングが合わないとかが原因だと思う」と分析した。何度も成功を重ねていた練習とは裏腹に、助走のスピードにも欠けていた。

 しかし武器は消えていない。氷上とは思えない魅力的なステップは健在で、表現力を示す5要素の演技構成点では首位の羽生を上回った。「評価はしてもらえた。技術が伴えばいい」と課題は明確だ。

 光明はある。ミスが続いた3週間前の中国杯よりは「よくなった」。序盤で修正を重ね、尻上がりに調子を上げるのが高橋の真骨頂。「フリーは自分の演技をしたい」。2位からの逆転を狙う。(榊輝朗)

2012年11月23日 産経スポーツ

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羽生選手の演技と得点の巻き起こした熱狂の直後に滑ることになり、経験を積んだ高橋選手でもかなりやりにくい状況だったと思います。
跳び方を「省エネ」に変えたという4Tもまだ完全な状態ではなく、かなりプレッシャーや緊張があったと思いますが、やはり一蹴り滑り出した途端に、「別格」という雰囲気を出したのはさすがとしか言いようがありません。
羽生選手の若さと勢い、旬のオーラというのもすごいけれど、この貫録と説得力という別のオーラはやはりシニアの激戦を戦い抜いてきた経験と実績を積み上げてきた選手にしか出せないものがありますね。まだ何もしないうちから、普通に滑り出しただけで唸らされました。

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ただ、ちょっと採点の面で腑に落ちなかったことが一つありました。
いつも安定して成功させていた3Aで着氷がはっきりわかるほど乱れたのですが(エッジが滑ったような感じに見えました)、通常なら出来栄え(GOE)において減点される筈にも拘わらず、減点されていなかったのです。それどころか、0.14という加点がありました。
今季からSP(2分50秒)の演技時間の中で半分を過ぎてからのジャンプは、フリーと同様基礎点に1.1倍された点がつくのですが、それにしても最終的に加点が付くというのはちょっと納得できないというか、どういう事なのかよく分かりませんでした。
見た目完璧に着氷しても回転不足等で減点される場合もあるのに、明らかに着氷が乱れたのがわかる状況なのに出来栄えが減点されていないというのが不思議でした。

それでも、ジャンプが安定しなくてもステップとスピンを全てレベル4に揃え、取りこぼしをしなかったことがこの順位に踏みとどまれた要因の一つですね。フリーでは何が起こるかわかりませんし、練習の映像を見る限りでは4回転も確率が上がっているように見えるので、是非フリーは神演技をしてほしいと思います。
彼も羽生選手と同様、2位以上でファイナル確定。二人でワンツーを!!と強く望んでいます。
頑張ってください!!!

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長光コーチの顔が~(涙)


Daisuke Takahashi 2012 NHK Trophy SP -Rock'n'Roll Medley

やっぱり「ダイスキ・タカハシ」♪



3位はハビエル・フェルナンデス選手!!
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最初の4Tはものすごい高さと余裕がありましたね!完全に空中で回りきってから降りてきたのがはっきりわかる滞空時間の長さ。素晴らしかった!!
3ルッツ-3トウループ(3Lz-3T)も決まりましたが、ルッツの踏切がちょっと足が変な感じになったようにも見えたんですが、きちんと降りて演技をまとめ上げました。

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ただ、ちょっと全体的にスピードがないように感じたんですが、気のせいでしょうか?
後半ちょっと疲れたようにも見えて、最後のスピンの入りでちょっとよろけてしまいました。スピン3つのうち2つがレベル3になるなど、細かい取りこぼしがありました。それで3位スタートとなってしまいましたね…
でも2位とは点差がほとんどありませんし、まだまだ優勝の可能性は充分あります。これは男子フリーは楽しみになってきましたね!
そして、自分の後に滑った羽生選手がすごい点数をたたき出した時、リンクサイドで拍手をしている映像が映りました。ハビエル、いい子ですね~。こういうフェアネスのある選手は応援したくなります。

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フェルナンデス、羽生を称賛
 グランプリシリーズ第6戦・NHK杯第1日(23日、宮城県セキスイハイムスーパーアリーナ)羽生と同じオーサー・コーチに師事するスケートカナダ覇者のフェルナンデスは3位発進にも満足げな様子。「自分もいい演技ができた。ユヅル(羽生)は常にベストを出すし、努力が報われた」と、世界歴代最高得点を更新した同僚の演技を称賛した。

 フリーでは三つの4回転ジャンプを入れた高難度の構成で逆転を狙う。「思い切ってやりたい」と言葉に力を込めた。(共同)

2012年11月23日 サンケイスポーツ

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フリーでクワド3回の認定を勝ち取れるでしょうか?頑張ってください!!!

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演技後、キス&クライで一人ぼっちのハビエル(笑)。次に滑るのが同門の羽生選手だったので、オーサーコーチが来られなかったんですよね~。
肩をすくめておどけて見せていました。場内からは笑い声が起こり、ほほえましい瞬間でした。


Javier Fernandes 2012 NHK Trophy SP -The Mask of Zorro




4位にロス・マイナー選手!!
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今年もロス君をNHK杯で見られて本当にうれしい!なんと3年連続の出場だそうです。昨季は3位になり、初めてGPSの表彰台に立ちました。表彰台の上で本当に嬉しそうにニコニコしていた姿が忘れられません。

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そしてエキシビションでは、開催地だった「北海道」のTシャツを着て登場し、一気に会場をつかんだだけでなくファンへの知名度を更に広げたものでした。

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実はエキシビションに出る順位になることを想定していなかったそうで(笑)急遽Tシャツとバンダナを近所で調達したのだそうです。ナイスセンス!


今回SPから4サルコウ(4S)に挑戦。抜けてしまい2回転になってしまいましたが、次の3Aは本当に美しかった。高かった!
最初のジャンプ以外は全ての要素をきっちりと決め、スピンとステップは全てレベル4を獲得。派手さはないけど地力があるというか、正統派スケーターという感じになってきましたね。取りこぼしのないクラシックなスタイルで、滑りはスピードがあって軽いですし、見ていて気持ちよかった。
今後彼が表彰台常連になるためには、ジャンプ前のつなぎがもっと濃いものが必要になってくるんですかね。羽生選手も高橋選手もハビエルも、そして今大会に出ていない他のトップスケーターも、どんどんジャンプ前の助走において「何もせずにタイミングを測る」という状態がなくなりつつあり、つなぎのステップを踏んだらすぐに跳ぶ、という感じになってきているので、今回の彼の演技はジャンプ前の「待つ」状態がちょっと目についてしまったように感じました。ちょっと前には当たり前だったんですけどね。男子フィギュアはものすごい勢いで進化していますね。

本人はシーズンベスト更新にも拘わらず、キス&クライであの優しい笑顔は殆ど見られませんでした。フリーでは4回転も成功して、演技後に最高の笑顔を見せてほしいと思います。私、ロス君の笑顔が大好きなんです。

頑張ってください!!


Ross Miner 2012 NHK Trophy SP -Rhapsody on a Theme by Paganini




5位はケヴィン・レイノルズ選手!
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村上大介選手の次の滑走順だった彼。
アクシデントがあり演技時間も多少早まったと思いますし、会場の雰囲気もざわついていたでしょうから難しさもあったかもしれませんが、会場の手拍子や声援を多く受けて、落ち着いて滑っていましたね。SPにおいて今季一番の演技のように私は感じました。

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4S-3Tの大技を降りて、体もここ最近になく大きく力強く動いていましたし、3Aも両足着氷とはなりましたがこなし、これはいける!と思った3Lzで軸が大きく傾いて転倒してしまった(涙)惜しかったー!!!
演技後自分で頬を叩いてましたね(笑)
スピンが早く美しかったのも印象的。今大会は大幅なシーズンベストを期待できるかも!フリーでは彼も3種類のクワドを入れてくる予定と聞きましたので、これは楽しみです!
頑張ってください!!!


Kevin Reynolds 2012 NHK Trophy SP-Chambermaid Swing




アダム・リッポン選手が8位です。
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最近、あれだけ美しく毎回決めていた彼の3Aが決まらないのが気になっています。今回も抜けてしまい1回転になってしまいました。ジャンプが安定しませんね。両手を上げて跳ぶ彼の名を冠した「リッポン・ルッツ」はきれいに決まりましたが・・・。
昨季は佐藤有香さん&ジェイソン・ダンジェンさんのもとで大きくステップアップし、今年1月の全米選手権2位にもなったのですが、今季コーチをラファエル・アルトゥニアン氏に再び変えたので、まだ少しそのあたりの調整があるんですかね。

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本来どのジャンプもとても美しく跳ぶことができる選手なのですが、ここ数年ちょっとこねくり回してしまっているような気がして心配です。もっと上の順位を取れる選手だと思いますし、今年の全米でこれから彼の本領発揮か、と思っていたので、また不安定な感じになっているのが残念ですね…。

表彰台は正直ちょっと難しい状況ですが、フリーでは次の試合(おそらく全米選手権でしょうか)につながるような演技を見せて突破口を開いてほしいと思います。
頑張ってください!!!


Adam Rippon 2012 NHK Trophy SP -Nessun Dorma




今夜フリーが行われ、ファイナル出場者が決まります。
皆さん怪我に気を付けて、満足できる最高の演技ができますように!!!


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by toramomo0926 | 2012-11-23 22:15 | フィギュアスケート


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