順位だけでなく、日本女子はそれぞれ自分たちの課題を乗り越えての神演技だったというのも素晴らしかった。 浅田真央選手は念願だったトリプルアクセル(3A)をついに今季初めてプログラムに組み入れ2年ぶりに回転不足等取られることなく成功、しかもGOE(出来栄え)加点1.57という素晴らしく高い評価を得るアクセルを見事に成功させました! 2位の鈴木明子選手は、今季前半は自分の中で浮き沈みが激しかったと話していましたが、今回心身ともにぴったりと合った自身も納得の会心の演技を見せ、村上佳菜子選手は今季一度もなしえていなかったSPをパーフェクトに滑りきるという目標を見事にクリア、弾けるような笑顔を見せました! ISU Four Continents Figure Skating Championships 2013 順位と得点詳細。 「Result」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、 「Entries/Result Details」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細が、 「Judges Scores」ではSP/フリーで各選手の全ての要素の内容と、それにジャッジがどのように得点をつけたかを見ることができます。 *四大陸選手権は、英語名の頭文字(Four Continents Championships)を取って「4CC」と表記されることが多いです。 <関連コラム> ケヴィン・レイノルズ選手が初優勝! -2013四大陸選手権・男子シングル 2013年2月13日 若さが席巻の男子SP -2013年四大陸選手権・男子シングル 2013年2月12日 ***** 浅田、トリプルアクセル成功で首位 2位鈴木、3位に村上=四大陸フィギュア フィギュアスケートの四大陸選手権第2日が9日、大阪市中央体育館で行われ、女子ショートプログラムでは、浅田真央(中京大)が74.49点でトップに立った。2位は鈴木明子(邦和スポーツランド)で65.65点、3位には村上佳菜子(中京大中京高)が64.04点で入った。 浅田が2位鈴木に8.84点差をつける高得点で、好スタートをきった。冒頭のトリプルアクセルをきれいに決めて勢いをつけると、続くコンビネーションも着氷。「I Got Rhythm」の軽快な音楽にのせた演技をしっかりと滑りきり、演技後は両手でガッツポーズを見せた。 2位鈴木も復活の演技。トリプルトゥループのコンビネーションを着氷させ会場からの大歓声を浴びると、その後もキレのある演技で「キル・ビル」の世界を表現。場内は総立ちとなった。 村上は自己ベストを0.26点上回るスコアで3位に入った。ステップでしっとりとした空気感を演出。ジャンプもダブルアクセル、後半に入れたトリプルトゥループのコンビネーションをきれいに着氷。笑顔で演技を終え、表彰台圏内で四大陸をスタートさせた。 2013年2月9日 スポーツナビ ***** 浅田真央選手が2011年の四大陸選手権・フリー以来2年ぶりに3Aを成功させ、ただ一人70点台に乗せる会心の演技でトップに立ちました! ***** 真央跳んだトリプルアクセル!「今できる最高のレベル」 フィギュアスケート四大陸選手権の女子ショートプログラム(SP)が9日、大阪市中央体育館で行われ、浅田真央(中京大)が2季ぶりにトリプルアクセルを成功させるなど、パーフェクトな演技で観衆を魅了。シーズンベストを大幅に更新する74.49点でSP首位に立った。また、鈴木明子(邦和スポーツランド)、村上佳菜子(中京大中京高)も、ともに会心の演技を披露。鈴木が65.65点で2位、村上が64.04点で3位に続き、日本勢が上位を独占し、好スタートを切った。 演技を終えた瞬間、浅田は自ら手をたたき、両手でガッツポーズを2度、3度とつくった。「自分で拍手したのですが、それだけじゃ足りなくて、ついガッツポーズをしちゃいました(笑)」 本当はガッツポーズをしたくないのですが、と前置きしつつも、茶目っけたっぷりの笑顔で喜びをこらえきれなかった心情を明かした浅田。それほどまでに、この日のSPは完璧だったのだ。 2日前の会見で正式にトリプルアクセル解禁を宣言し、当日の朝の練習、演技前の6分間練習でも次々と3回転半を着氷。「こっちに来てからも調子が良かった」と状態の良さには自信を持っていた。佐藤信夫コーチからはひと言「守りに入らないように」と送り出され、「この一本という気持ち」で跳んだ本番のトリプルアクセルは、練習以上のキレを思わせる最高の一本となった。満開の笑顔がはじけ、続くジャンプ、ステップも勢いに乗せて今季最高の演技を披露することができた。 「このショートプログラムは今の自分ができる最高のレベル。挑戦して良かったと思います」 代名詞のトリプルアクセルが完全復活を果たしたどころか、「バンクーバー五輪のときよりも、さらに良くなっている。これを自信にしていきたい」と手応えを得た浅田。もちろん、この一本で満足することはなく、「明日のフリーもあるので、今日のイメージで臨みたい」と油断はない。 そして、3季ぶり3度目の四大陸選手権Vへ、10日のフリースケーティング(FS)は3回転半に加えて、3回転フリップ―3回転ループの大技も解禁する。「フリーでも今の自分ができる最高のレベルで挑戦します。自分に負けないで、攻める気持ちで頑張りたい」 どこまでも“最高レベル”を追い求める浅田真央が、FSのプログラム『白鳥の湖』で自らを、そして観衆をもさらなる高みへと連れていくか。 首位の浅田、練習の成果を実感「すべて出せた」 「今の自分ができる最高のレベルに挑戦して良かったと思います。練習では良いジャンプができていましたし、気持ちもすごく良い状態でした。でも、試合は一本勝負なので、ここぞという思いで跳びましたが、練習通りにできて良かったです。 今年からトリプルアクセルを復活させると宣言してやってきましたが、ほかの練習もトリプルアクセルに負けないくらいやってきました。それをすべて出すことができて良かったと思います。 明日のフリーも今自分ができる最高のレベルで挑戦しようと思っているので、自分に負けないで、攻める気持ちで頑張りたいです。 全日本選手権が終わってから、曲をかけて攻めのプログラムでやってきました。練習を信じて良かったなと思いますが、まだ前半が終わっただけなので気は抜けないと思います。これ1回きりではなく、明日のフリーも次の試合もあるので、今日のようなイメージで臨んでいきたいと思います。 トリプルアクセルはバンクーバー五輪のときよりもさらに良くなっていると思うので、これを自信にしていきたいです」 上記2件とも:2013年2月9日 スポーツナビ 佐藤コーチ 真央3A成功にガッツポーズ「守りに入るなと」 浅田がトリプルアクセルを着氷した瞬間、佐藤信夫コーチ(71)が腰を落として両拳を握りしめ、妻の久美子コーチ(65)は両手を天に突き上げた。 2年ぶりの大技成功。信夫コーチは「“守りに入るな”と言って送り出した。トリプルアクセルは良かった」と安どの笑みを浮かべた。バンクーバー五輪後の10―11年シーズンから指導し、昨季はトリプルアクセルへのトライをめぐって、浅田と意見が分かれた。コーチの制止を振り切って試合で挑み、失敗に終わったケースもあった。今季は大技を封印してシーズンをスタートしたが、今大会でついにGOサイン。「決してバクチでやらせたわけじゃない。本番になると普段以上の力が出る。うまくすれば、いけるという思いがあった」と振り返っていた。 2013年2月10日 スポニチアネックス ***** 今年の四大陸選手権は大阪開催ということもあり、特に報道関係は盛り上がっていましたが、更にその熱気に拍車をかけたのが「浅田真央がトリプルアクセル(3A)をいよいよ試合に入れてきそうだ」という期待ムードだったと思います。 真央選手自身、全日本選手権優勝後にその意向を口にしていましたし、年明けすぐのアイスショーだった名古屋フィギュアスケートフェスティバルでは、ショー仕様の狭いリンクにも拘わらず3Aに挑戦、両足着氷ながらも佐藤信夫コーチに試合での挑戦をアピールしていました。 私も真央選手が3Aを取り戻す姿を見たかったし、真央選手自身3Aを入れてこそ自分の最高の演技と考えていることもわかっていましたが、SPでいきなり入れるのはどうなのだろう、と考えていました。 昨季まで回転不足は取られながらも跳んでいたとはいえ、今季ここまで封印してのことになるので、約10か月ぶりに試合で試すのにミスの許されないSPで入れることはリスクが高いのではないかと考えていました。 ですが、素人(私)が考えるよりも真央選手は遥かに技術を安定させ、自信も深めていたんですね。 ジャンプ修正前のような長い助走もなく、まるで2Aのように迷いなく、軽々とキレのある3Aを跳んでみせました。海外の実況・解説者には今大会で真央選手が3Aを跳ぶということを知らなかった方もいたようで、実況が一瞬絶句する場面もいくつか見ました。 3Aの踏切の直前は真央選手自身の表情も硬く、会場も水を打ったように静かだったのですが、鮮やかに決めて着氷した瞬間会場は爆発的な歓声に包まれ、真央選手もそこからは心からの笑顔で、湧き上がる喜びに体を躍動させて表情豊かに最後まで滑り切りました。 真央選手が今季初戦の中国杯で優勝した時、優勝した時の表情が昨季とは全然違う、去年よりすごく嬉しそうだと思っていたのですが、今大会の真央選手の笑顔を見て、ああ、これが本当の真央選手の笑顔だ、本当に満足した顔はこれだ、と感じました。 昨シーズンを終えてから一旦スケートを離れ、心を一度リセットしてリンクに戻ってきてくれた真央選手。信夫先生のコメントによれば、一旦休んで、更に3Aの練習量を減らし2Aを集中して跳んだことで3Aの時の悪い癖が抜けたとのこと。真央選手自身も「3Aは前のように自分にとって簡単なジャンプになりつつある」とも発言していて、手ごたえを感じているようですね。 そして見ている側としても全体的な安定感というものを強く感じます。前のようにジャンプの成否がバクチに近いものではなくなったというムードを感じます。素人目にも技術の向上と安定を感じるんですよね。ジャッジにも、今季今の所全勝という真央選手の成績だけでなく、滑りを見ても質の高い安定した演技というのをアピールできていると思います。 今大会の喜びに溢れた「I Got Rhythm」は、のちに真央選手のキャリアにおいてターニングポイントとなる演技となるのではなでしょうか。彼女自身のコメントも、特に「挑戦」という言葉の意味が昨季とは大きく異なっている。更にポジティブに、力強いものに変っています。 昨季までも3Aや試合は挑戦ではあったけれど、それは今の状態、ソチ五輪へ向けての技術のテコ入れの仕上がり具合を試すという意味合いが強いように感じていました。ですが今はそれは勿論あるけれど、更に能動的という感じがします。技術についてのベース固めが完了し、あとはどれだけ自分が100%以上の力を出せるかという段階にステップアップしたというか。「挑戦することが今は楽しみ」という言葉はそういうポジティブさや充実感を端的に表していると思いますし、とても頼もしく感じました。 彼女自身が自分の技術に強い自信を持った今、フリーでも、そして更に世界選手権で良い演技をしてくれるだろうという期待が膨らみますね。 SP1位よりもむしろ、あのような素晴らしい3Aを試合で決めた真央選手に対して大きな拍手を送りたい気持ちでいます。 この感覚と喜びを持続させたまま、ソチ五輪でもこんな笑顔を見たいなと強く思いました。 真央選手、本当におめでとうございます!!! Mao Asada 2013 4CC SP -I Got Rhythm JSports版。実況は小林千鶴さん、解説は太田由希奈さん。 2位に鈴木明子選手!カッコよかった!!! ***** 2位の鈴木、ジャンプの不安解消「自然と体が動いた」 「やっとできてうれしかったです。年末からずっとジャンプに不安を抱えていて、ここ最近は良くなっていたのですが、試合になるとどうしても気持ちを強く持っていけませんでした。今日もどうなるかなと思っていましたが、練習してきたことが全部出せました。すっきりしました。 でも、まずは今日は今日、明日は明日として、もう1度集中して、今までやってきたことを全部出してお客さんも私も笑顔になれるような演技をしたいです。 ジャンプの不安は特にどれということではなくて、全体的に崩れていたものを立て直してきました。コーチには精神面の問題と言われていて、言葉ではうまく言えないんですが、プログラムの中での立て直し方だったり、ミスを自分の中で引きずらないようにだったり、コーチとの対話の中で取り組んできました。それが今日はすごく良い方向に出ましたし、自然と体が動くようになっていました。 ただ、スピンに関してさっそくコーチからダメ出しをもらいまして、フライングキャメルスピンの部分については自分でも良くなかったと感じていたところです。 明日に関しては、まずは切り替えが大切です。明日は明日で、今まで練習してきたことがどう出せるのかを考えていきたい」 2013年2月9日 スポーツナビ ***** 本当に素晴らしい演技でした。最後までスピードの落ちない伸びやかなスケーティング、軸が細く回転の速いスピン、目線や指先まで神経の行き届いた表現・・・本当にノッた時の明子選手の演技は釘づけになりますね。 音楽もインパクトの強いものだけど、その音楽よりも明子選手の演技がプログラムをぐいぐい引っ張っている感じがして、見ていて気持ちいいです。 真央選手にしても明子選手にしても、もちろん他の選手もですが、やはり試合に臨む時の気持ちというか、自分の中でいける、という気持ちがあるかどうかで全然変わってくるものなのですね。 世界選手権の前哨戦として、とてもよいスタートだったと思います。これは楽しみになってまいりました!!! Akiko Suzuki 2013 4CC SP -Kill Bill 3位は村上佳菜子選手!念願のSPノーミスです!! ***** 3位の村上、ノーミス演技に「本当にうれしい」 「全日本選手権(2012年12月、北海道)のフリーで落ち着いて演技したらうまくいったので、今回もとにかく落ち着いていこうと周りを見ながら滑りました。最近は手をバンバン! と振るとうまくいっているので、きょうも気合を入れました。 ここまで重点を置いてきたのは3回転-3回転で、これまではほとんど失敗がなかったのですが、全日本で失敗してから練習でも失敗が続くようになりました。 これまでショートに関しては(ダブル)アクセルとか3回転-3回転が跳べても、フィリップで失敗したりして少しトラウマでしたが、今回ノーミスでできたのが本当にうれしかったです。ただ、あまり喜びすぎると、明日のフリーで浮かれすぎて失敗してしまうので、今日は今日で一区切りつけて、明日は全日本の時よりも良い演技ができるように頑張りたいです」 2013年2月9日 スポーツナビ ***** 佳菜子ちゃんはSPの演技構成はまずステップからという珍しいものを組んでいます。そして演技後半の得点が1.1倍になるところで3回転トウループのコンビネーション(3T-3T)を入れており、今回見事に成功させました。 そして女子で演技後半に3-3を成功させたのは、ISU公認試合では佳菜子ちゃんが初めてという快挙です!! 佳菜子ちゃんも大きな課題を乗り越えてきましたね。そして世界初の快挙も同時に成し遂げて、本当に嬉しそうな笑顔が印象的でした。 滑り自体も、昨季までのちょっと荒いというか粗いというか、ガシガシという感じがなくなってきて、滑らかになってきたように感じました。滑りが大人になってきたというか、しっとりした感じになってきて、プログラムや音楽との一体感が更に増したように感じます。ジャンプの時に足をハネ上げる癖がまだ残っていますが、これもおいおい消えていくと更に彼女の持つ表現力が引き立つのではないかと思ってます。スピンも美しいですよね。 Junping Jackの元気な印象から、だんだん今季SPのようなしっとりした演技やフリーの情熱的で強い演技も持ち味に出来るようになってますよね。着実に進歩していってるなと感じます。苦手というループも克服してきていますし、凄いです!! あとは昨季途中でやめてしまったフリップ-トウループの3-3が戻ってくると更に凄いですよね。きっと彼女も目標をそこにおいていると思います。頑張ってほしい! 小さい妹キャラというイメージですが、今や確実に強い日本を支えるメンバーの一人。世界選手権やソチ五輪が楽しみです。 Kanako Murakami 2013 4CC SP -Prayer for Taylor 4位はクリスティーナ・ガオ選手! 今大会SPは神演技大会と言っていいほどレベルの高いものになりましたね。ガオ選手も本当に質の高い演技でした。高くてキレのあるジャンプ、美しいスピン、優雅な身のこなし。彼女の恵まれたスタイルを充分に生かして、でも色気に走ることなく彼女らしい知的な、品のいい大人の色香を見せてくれました(18歳だけど…)。 フィニッシュの時の本当に嬉しそうな笑顔(一枚目の写真)が印象的。 この衣装とメイクはすごくプログラムを引き立ててますね。今回グランプリファイナルの時よりメイクをしっかりしてきましたが、この衣装にはこのくらいの方がいいかもしれません。 フリーはこれまた素敵なプログラムなので、楽しみです!ハーバード大学との学業両立は大変だけれど、今季一気に五輪代表への頭角を現してきているので、是非このまま頑張ってほしいです!! Christina Gao 2013 4CC SP -Close Without Touching 5位にグレイシー・ゴールド選手! ジャンプ構成はすごく難しいのですが、小さなミスはあったにしろジャンプ自体は軽々と跳んでいるのは凄い。お手付きなどはあったにしろ、回転不足は取られていませんからね。演技自体もキレがあって、滑りも軽やかで華があり、品のある演技をする選手。 私は彼女を見ていると、なんというかアメリカンエリートの極みという気がしてきます。彼女のパーソナルな部分については全く知りませんが、演技や振る舞いからのイメージは良家の子女でハイスクールクイーン的な完璧さ。見た目がクラシックな気品を感じるせいもあるかもしれないですね。 身のこなしがもう少し洗練されたら、本当に美しくてひれ伏すようなスケーターになると思います。今は優雅さもありつつアスレチックな動きの方が勝っている感じなので(それでも十分きれいなんですけど)、今後1~2年で驚くような成長を遂げそうな気がします。彼女の滑りはとても好きなので、その成長も楽しみです!! Gracie Gold 2013 4CC SP -Hernando's Hideaway 塩分多くてすみません… 6位にクウェイシン・ジャン選手! 今季の中国は男女ともにすごい選手が育ってるなという印象。彼女も今季前半は怪我で全く試合に出られなかったということでしたが高いジャンプと質の高い演技を見せて、しっかり上位に食い込んでいます。中国は今後フィギュア強国となる予感充分ですね。本当に素晴らしい演技でした。 ただ、あまりにも表情に乏しいのが気になりますね。私はいわゆる「顔芸」を過剰にすることはどうか…というか演技よりも顔芸を過剰に評価する風潮には異を唱える考えを持っていますが、彼女はそれにしてもちょっと無表情すぎる。 演技後観客の拍手に応える動作もあまりにも無造作で、せっかくの質の高い演技が引き立ちません。そのあたりはシニアで戦ううえで絶対に必要になってきますね。緊張もあったと思いますが、演技は素晴らしいので改善されると更にインパクトある演技になると思います。 Kexin Zhang 2013 4CC SP -Nocturn ケイトリン・オスモンド選手は8位。 3フリップ(3F)の転倒が痛かったですね・・・スピンも一つがレベル2になるなど取りこぼしがあり、順位を下げてしまいました。 見た感じではそれほど悪い演技ではなかったのですが、ここまで演技の質のいいレベルの高い試合になると、命取りになってしまうんですね・・・。 今季シニアデビューながらカナダ選手権で200点越えで優勝し(国内選手権の為参考記録ですが)、文字通りカナダのエースに駆け上がったケイトリン。今年の世界選手権ではそんな17歳の彼女にいきなり五輪の枠取りの期待がのしかかっている訳で、結構いきなり大変な役を背負わされてしまってるなという感じでちょっと気の毒というのもあります。 ノリノリだった序盤のスケートカナダの時のような勢いは感じませんでしたね。シーズンが深まってきてちょっと疲労もあるのかもしれません。 でも彼女の笑顔も演技も本当に華があって人を引き付けるので、これからも是非頑張ってほしい!! Kaetlyn Osmond 2013 4CC SP -Mambo No. 8/Gwendoline ジジュン・リー選手は10位。 冒頭の3-3が3T-2Tになってしまったことが残念でした…あとやっぱり滑りや身のこなしがジュニアな感じが残るので、ジャンプが決まらないとちょっと点が伸び悩んでしまうんですかね。滑り自体は伸びやかで粗さはない感じなので、これから年齢と経験を重ねていけばそのあたりは自然に改善されていくと思います。かわいいな~お人形さんみたい! ソチ五輪が今目前になっていますが、ソチ後の平昌五輪も楽しみになるよな若手がどんどん出てきて、凄い勢いを感じますね。先が楽しみな選手がまた一人という感じで今季は収穫が多い!彼女の成長も楽しみです。 Zijun Li 2013 4CC SP -Dark Eyes 彼女のせいではないのだけど、メロディ(曲編集)がちょっとぶつ切りなのが気になる・・・(涙) 日本選手は盤石という感じですが、若手もベテランもすごく内容の濃い演技で楽しいです!!
by toramomo0926
| 2013-02-16 16:41
| フィギュアスケート
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