今年もまた、家庭を放棄する数日間がやってまいりました(笑) 今年は幸いにも2公演分取れたので、名古屋初日を昼夜見て参りました! 後日、中京テレビ様が今年もYoutube公式に動画をアップして下さることと思いますが、それまで、手に入った写真とともに、また例によってコーフンしすぎて却ってうろ覚えとなった記憶を辿りながら(笑)ゆるく振り返ってみたいと思います。 本当に楽しくて幸せで夢心地過ぎて却って記憶が曖昧になっているので(笑)、演技の順序などもバラバラに書いていきますし、多少記憶違いのところもあるかもしれません。また、その時見たままの感想を書くので、もう一度動画を見たら、印象や感想はまた別のものになる可能性もあります。曲目も殆どわかりません(涙) 曲目は司会の方が言ってくれてもいいと思うんだけどな…それか座席に1枚紙でいいから置いておくとか。複数プログラムを用意する選手が多く、回によってどちらをやるかわからないというのはあるけど、それなら両方書いておいてくれて構わないので、曲目を分かるようにしておいてくれるといいのにな、とTheICEに限らず、アイスショーを見に行く度に思います。 ということで、今回の記事はかなりユルいです。100%私の感想というか日記レベルとなると思います。情報としての価値は殆どありません(涙)。 申し訳ございませんが、動画が上がるまでのつなぎとしてお読みいただければ幸いです。 ★(追記)曲目については、中京テレビさんがイベントサイトのブログに一覧を載せて下さいましたのでご覧ください。 「ザ・アイス 2013」で使用した楽曲 -The ICE2013スタッフブログ 2013年7月31日 Lotte Presents The ICE 2013 :中京テレビイベントサイト THE ICE チャンネル -Youtube :中京テレビのTheICE専門アカウント。 今年は五輪前のオフのためか、ここ数年出演していたメリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト組は残念ながら来日がかなわず(羽生結弦選手もオファーはあったらしい)、出演予定だったアシュリー・ワグナー選手もキャンセルとなってしまったのだけど、初出演となるケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組や、グレイシー・ゴールド選手、ロシアの新星マキシム・コフトゥン選手(18歳!)、ケヴィン・レイノルズ選手が出演してくれたり、去年から参加のシブタニ兄妹やジェレミー・アボット選手、ハビエル・フェルナンデス選手、アデリーナ・ソトニコワ選手が出演。そして小塚崇彦選手、村上佳菜子選手、無良崇人選手、長洲未来選手という常連組は安定のエントリー。 そして結成後約半年、満を持して高橋成美&木原龍一ペアが出演となりました。そして宮原知子ちゃんも今回レギュラーメンバーに加わりました! 勿論ジェフリー・バトルさんとホストスケーターである浅田真央選手も! フレッシュな新参組と経験のある中堅組、そして常連組と、とてもバランスの良い、そしてこれが一番重要ですが、今年もまたものすごくレベルの高いスケーターが集まりました。いやがおうにも期待が高まります。 オープニングは蛍光色(ライトが暗い時発光してました)のトップス&ビニールみたいなエナメル的な光沢のツヤツヤスパッツで皆さん登場。 一番最初に目についたのは、まだ真っ暗で音楽が始まる前、ケイトリン・ウィーバー選手のサラサラブロンドの美しい髪でした。その後もケイトリンの顔も体型も足元もきれいなのだけど、髪の毛の美しさにも釘づけでした(笑)。 オープニングはこちらから見られます(Youtubeのサイトに飛びます) オープニングっていっつも「わー出て来た!」と一気にコーフンし、皆それぞれしっかり見たいんだけど目が足りなくて、あそこに真央選手がいる、成美ちゃんちっちゃいなあとかアワアワしてるうちに終わってしまうという感じになります(笑) ちなみに、メンバーの中で突出して知子ちゃんと成美ちゃんがちっちゃかった(笑)。そして成美ちゃんと知子ちゃんは、身長も体格もほぼ同じ感じに見えました。細い…… オープニングで真央選手がスパイラルをしたのだけど、本当にポジションが美しくて伸びやかで、それだけで会場がすごく沸いていました。 最初の演技は次世代スケーター(ノービスやジュニアの有望選手による演技)。 昼公演は横井ゆは菜ちゃん、夜公演は鈴木沙弥ちゃん。ゆは菜ちゃんはほぼノーミス、パーフェクトといっていい内容でした。アイスショーという暗い中スポットライトが当たるという普段と違う状態で、大勢のお客さんを前にして滑る経験はまだ少ないと思いますが、堂々たる演技でした。素晴らしい!沙弥ちゃんもしっかり自分をアピールしていて立派に滑り切りました、二人ともこれからが楽しみですね。すごい。 宮原知子ちゃんは昼公演では「ポエタ」、夜公演ではサンバ的な?ラテン系な曲を滑りました。ポエタは今季の試合用プログラムのようです。 会場には「ポエタ」を自身の代表作のひとつとしているステファン・ランビエールさんが見に来ていたようで(大阪公演だけなのかしら?)、モロゾフなみに前のめりで知子ちゃんのポエタを見つめていたとのことです。そのためランビエールさんが振付をしたのではないかという話が飛び交っていますが、真相はまだ不明です。でもありえますよね。 知子ちゃん、今季更に伸びてきますね。安定感が素晴らしかった。15歳ですから体が変わり始める前で女子が一番ジャンプが跳べる時期ですし、そしてしっかり決まってました。逆回転スピンなど彼女独自の見どころもアピール。もうすっかりシニアで戦っていく力は充分、という感じで、ソチ出場枠獲得へもう一人強力な選手が名乗りをあげたなという感じ。日本は男子の激戦が話題になりますが、今季安藤選手も復帰しますし、女子も大変な戦いになりそうですね。 ポエタはかなり高く評価されるような気がします。ラテンの方は、せっかく躍動感のある曲だからもうちょっと楽しそうに滑れるといいかな。ノリノリな曲を真剣な顔で滑ってる知子ちゃんも可愛かったけど(笑) マキシム・コフトゥン選手は昼公演ではルパン三世的な衣装でコミカルなサービス精神たっぷりな演技(彼はやっぱりプル様的にロシア人なのだと痛感)、夜公演では打って変わってカッコいいプログラムを見せてくれました。ハビエルもそうですが、こういう緩急のある構成にしてくれると、複数公演大枚はたいた甲斐があるというもので(笑)、嬉しかったですね。 全体的に今季のエキシビジョンとショートプログラム(SP)を見せてくれる選手が多かったです。 コフトゥン選手は滞在中、ツイッターやインスタグラムに写真をたくさん載せてくれて、日本を本当に楽しんでくれていたようで、それも嬉しかったです。まだシニアでは実績の少ない選手ですが、日本に更に多くのファンを作りましたね! 長洲未来選手は昼夜同じプログラムだったけど、それでもいいと思わせる繊細で美しいプログラムにうっとり。 いつもニコニコしてあどけないというイメージのミライちゃんも、すっかり大人の女性になりました。本当にこのプログラムは美しくて、哀しくなるくらいに繊細で、いつまでも見ていたいと思わせるものでした。ジャンプも安定していましたし体も一時期よりも絞れた感じで、スケートを心から愛し楽しむミライちゃんが戻ってきたという感じで、そういう意味でも嬉しかったです。ソチ後も現役を続行する意向と聞きましたし、これから更に更に彼女は伸びていくのではないでしょうか。美しく軸が細く、回転速度の速いレイバックスピンは本当に素晴らしかったです。 そしてしっとりと終わった途端、「ファッションモンスター」の曲が流れ、ステージ端のお立ち台には「ハラジュクガールズ」に扮したケイトリンとグレイシーが! ケイトリンのInstagramより。 踊りながらミライちゃんにもきゃりーぱみゅぱみゅ風(なのか)な衣装を着せて、アンコールナンバーを踊りました。可愛かった~♪ ケヴィン・レイノルズ選手は、昼公演では話題の「坂道のアポロン」、夜公演では試合用プログラムの「ハンガリアン・ラプソディ」を披露してくれました。素晴らしかった! 今の彼からは自信を感じますね。怪我に苦しんでいた頃の危うさがなくなって、自信を持ってジャンプを跳んでいる感じ。ジャンプに自信がついたから表現も更に生きてくるようになって、姿勢も美しくなって、本当に昨季は彼を大きく変えたと感じます。ソチ五輪に向けてとても良い右肩上がり状態!今季も楽しみです。 彼は日本語を勉強していたり(かなり上手)、前も日本のゲーム音楽を使ったりという親日家ぶりは知られていますが、今季のエキシビジョンナンバーは日本のアニメ「坂道のアポロン」の音楽ということはツイッター上でもかなり話題になっており、私は原作は未見なのですが、とても良いということを聞いていたので、今回見られるといいなと思っていました。 ケヴィンの出番になって、「キーンコーンカーンコーン」と学校のチャイムが聞こえてきたとき「来た!」と胸が高鳴りました。白いシャツに黒いパンツ、学生鞄という学生服風のいでたちで出て来たケヴィンは鞄を投げ捨て(放課後にジャズに熱中する高校生のお話とのことです)「But Not For Me」の曲に乗せて軽やかで美しい演技を見せてくれました。夜公演では、鈴木明子選手が2011-2012シーズンのSPに使ったことで記憶に新しいハンガリアンラプソディを切れ味よく演じ、どちらも素晴らしかったです! そして大阪の千秋楽では、坂道のアポロンの原作者である小玉ユキ先生が公演を観覧、ケヴィンとの対面も実現したとのことです。前日に中京テレビの方が小玉先生にコンタクトをとろうとしていて、これは!と思ったら…縁って不思議ですね。小玉先生も彼の演技に感激なさったというツイートをされていました。 彼はジュニアの頃から日本にファンが多く、2月に大阪で開催された四大陸選手権で自身初のISUチャンピオンシップで優勝、そして今回の小玉先生との対面など、彼は本当に日本にゆかりの深いスケーターだなと思います。これは日本人のファンとしても嬉しい事ですね。 そして、ケヴィンの時にもアンコールナンバーが! ピンクのドレスを着た死ぬほど可愛いアデリーナ・ソトニコワ選手が現れ、フレッシュでラブリーなナンバーを二人で演じました。 もう、この二人のナンバーは本当に、身悶えする程可愛かったです。「萌える」ってこういう事なのかという感じ(笑)。 髪を下してホワホワなドレスを着たアデリーナはいつもの大人びて理知的な落ち着いた感じではなく、年相応の品の良いかわいらしさ全開で、ケヴィンとホントに初々しいカップルという感じで素敵だった~♪ 途中スパイラルをするアデリーナの手をケヴィンが取るという振付があるのですが、私が見た時は2回とも手を取れるか危うい感じでした(笑)昼間はなんとかOK、夜は一瞬もう間に合わないかと思ったのですが、とっさにアデリーナが予定とは逆の手をケヴィンに差し出し、ギリギリ間に合いました(笑)。アデリーナ、ナイス判断でした。 ケヴィンの演技とアデリーナとのアンコールナンバーは、こちらから見られます。(Youtubeのサイトへ飛びます) さらに、来日中にお誕生日を迎えた彼の為にスケーターの皆さんでお祝いをしたようです。 ハビエル・フェルナンデス選手は、昼公演ではさきのPIWで話題をさらった「ハビちゃんマン」(笑)、夜は昨季のフリー「チャップリンメドレー」のショーナンバーアレンジを見せてくれました! ハビちゃんマンは、ずっとセリフ付きの曲で、そのセリフに合わせた振付(というかミニコント風)になってるのだけど、そのセリフはハビエル本人が吹き込んでいるとのこと!さすがエンターテイナーですね。今回もまたアレックスに水をかけられてて、面白かった。選曲も、私のようなオバさんには懐かしいものが多かったし楽しめました。 チャップリンメドレーは彼の代表作となるでしょうね。すごく彼に合ったプログラムでしたし、衣装も素敵。またショーで見られて嬉しかったです~ 無良崇人選手もエキシビジョンとSPを見せてくれました。 SPは村上佳菜子選手がシニアデビューの年のSPだった「ジャンピングジャック」も入ってました。盛り上がる曲ですね。エキシビジョンは写真のようなヒラヒラブラウスが似合うバラードっぽい曲だった…気がします…演技に感動したのにあまり曲を覚えていない(汗) 昼公演では3A転倒してしまったのですが、夜公演ではパーフェクトな演技を見せてくれました! 実は無良選手のパーフェクト演技を生で見たのは初めてで(笑)もう感激してしまいました。大きなジャンプ、男らしい身のこなし。 日本選手は小塚選手や羽生選手はちょっと草食な感じで、そこから小塚選手はいい意味で無機質な方向性、羽生選手はちょっと獰猛な感じが出ますね。町田選手はノーブルかつ憑依型という感じ、織田選手は軽業師的な個性があり、男っぽさがあるといえば高橋選手と無良選手なのですが、高橋選手がラテン系の色気と芸術性という方向なのに対して、無良選手はあくまで骨太な「男」というカラーがある。 本当に今の日本男子はこれだけ層が厚く充実していながら、誰一人として演技の個性、キャラが被る選手がいないという奇跡的な豊作状態ですよね。 無良選手のようなストレートな男っぽさ、「ジーンズ(デニムではない)とTシャツ」的なラフな色気を持つ選手が世界的にも減ってきている中、個人的にはとても応援したい(笑)感じです。 上手い選手は増えているし沢山いますが、男子ならではのスケールの大きなジャンプや滑りを見せてくれる選手は実はそんなに多くない。彼には今季も更に自分の個性をどんどん押し出して、のし上がっていってほしいと思ってます。 ジェレミー・アボット選手は昼夜ともに昨季のフリー「Bring Him Home」のショーナンバーバージョン(ボーカル入り)を滑ってくれました。 ジェレミーは昨年も出演してくれていて、そのお姿の美しさと滑りの素晴らしさに、TVで見ていた以上に惹き込まれ、今年も出てくれるといいなと思っていました。でもなかなか出演決定の報が出ず、今年はないのかなと思った最後の方に滑り込みで出演の発表があって小躍りした記憶があります。 今回も本当に、滑りは別格でした。昼公演はジャンプミスもありましたが夜は全て決めてくれたように記憶しています。でももう、彼の演技を見ていると、ジャンプのミスとかどうでもよくなるというか、もう極端な話、ジャンプしなくてもいいからずっと滑っていて欲しいと思うくらい素晴らしいスケーティングを見せてくれました。 あんなに素晴らしい滑りをして、心を打たれる表現を見せてくれるのに、素顔はとてもシャイで繊細だというのも魅力的ですよね。そして背が高くてがっちりと細マッチョの中間くらいのしっかりとした体躯に、ちいさな頭と端正な顔立ちは、昨年も思いましたが彫像のような美しさでした。彼にとって現役最後のシーズン、背中の怪我の経過も良いようなので、今季は是非五輪に出て神演技を見せてほしいと思います。 今回選手個人のプログラムの他は殆どジェフリー・バトルさんが振付を担当したそうですが、衝撃的だったのは男子ナンバー。 なんと、右足だけスケート靴を履いて、左足はスニーカーに滑り止めを付けた状態での群舞でした。 静謐な音楽に合わせて、同じ動きを輪唱のように次々に舞っていく冒頭部分から惹きこまれました。モダンバレエのような前衛芸術のような感じ。 片方しかスケート靴を履いていないので体のバランスがそもそも崩れた状態ですし、スピードもいつものようにつけられないので、振付け以前にスケーティング技術を問われるスタイルですよね。それでも片足で次々にステップを踏む彼らにただただうっとり。 中盤ジェレミーと無良選手にはソロパートがありましたが、素人目にも難しそうでした…ジェレミーの滑りに再びうっとり。無良選手もスケーティングの面では普段あまり注目はされていませんが、素晴らしい演技でした。 そしてアイスダンスのアレックス・シブタニ選手とアンドリュー・ポジェ選手はさすがの足さばき! また、木原龍一選手は体のバランスが良いなと思いました。最後のアラベスク的な姿勢を取るところは、一番丁寧に美しくポーズを取っていたと思います。 これは、是非是非動画で見て欲しいし、自分ももう一度見たい。こういう事をショーでやってくれるというのは凄くいいですよね。 そして女子は、男子とは打って変わってポップな躍動感のあるナンバーを滑りました。 曲はこれ。 去年の女子ナンバーとは全然違う激しい曲調だけれど、すごくキュートな振付けになっていて、衣装も黒とピンクのキラキラでとっても可愛かった。 ジェフの選曲センスって凄いですね。ご自身のプログラムの選曲を見ても「音楽が好きなんだなあ」と思うけれど、恐らく仕事としてもいろんな曲を日頃から聴きまくってるんじゃないかと思いますね。曲調に偏りがなくて、すごく楽しい。 ザ・アイスは真央選手のショーだけれど、ジェフがヘッドコーチ的なポジションにいてくれていることも、このショーが毎年高いクオリティを保っている大きなファクターなんでしょうね。ジェフ、本当にありがとうございます。 マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ選手はコミカルなミュージカルナンバー(エキシビジョンナンバーかな?)を滑ってくれました! リフトをいろいろ見せてくれて、二人のかわいらしさも存分に見られて良かった!アレックスは昨年の「Call Me Maybe」的な動画を作ってくれるということで、大阪千秋楽の時には観客も協力しての撮影も行われたそうです。これは楽しみ! そして、開演前にはこの「Call Me Maybe」の動画が会場のスクリーンで流れたんですよ!運営側の粋なはからいでした~。 アレックスの編集能力は凄い!とても楽しそうな舞台裏の様子が伝わってきます。今年はどんな内容になるのか、とっても楽しみです。 感動したのが、高橋成美&木原龍一ペアの演技。 1月にペアを結成、木原選手はシングルからの転向で、全てを一からスタートと言うペアです。 まだ半年ちょっとというタイミングの今、どのくらいの演技を見せてくれるのか、可能なのかというのが全く見当がつかず、ドキドキしながら見ました。 結果は、心配していた自分を恥じるくらいの、素晴らしい演技でした。昼夜ともに、完璧といっていい内容でした。 ペアについては詳しくないので実際は細かいミスはあったのかもしれませんが、少なくとも演技の流れを途切れさせることなく、見るものを惹きこむ美しい演技でした。 この短期間であそこまでプログラムを滑りきれるようになるには、二人とも血の滲むような努力と過酷な練習を積み上げてきたことでしょう。成美ちゃんも新しいパートナーとの呼吸を合わせる必要があるし、木原くんは体のつくり方からシングルとは違うでしょうし、成美ちゃんの手をどうやって握るか、というところから始める訳ですから、並大抵の事ではなかったと思います。 緊張していたとのことでしたが全くそのような雰囲気は感じられず、落ち着いて、互いを信頼して演技していました。本当に、涙が出る程素敵でした。 まだツイストやリフトなどの難易度的には五輪出場とそこで成績を残すためには課題はたくさんあるでしょう。でも半年でここまでというのは、驚くべき達成だと思います。是非これは五輪に出てもらいたい!! ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ組は、大人の貫録というか、やはりさすがという演技でした。 二人ともダンス対決の時とか、皆で踊るナンバーの時などはとても気さくでニッコニコしてて、もう明るさや人柄の良さが遠くからでもわかる、いい人オーラ満載でした。特にケイトリンは終始ビッグスマイルでサービス精神旺盛、美人なのに気取ったところがなくて大好きになってしまいました(笑)。 でも、演技になると、写真のようにきっちり決めて来るんですよね~。そして美男美女なのでハマるハマる。 昼はカナダの先住民の踊りがベースとなったプログラムで、祈りに近いような荘厳な舞。夜はJe suis Malade。プル様が前ショーナンバーとして使っていましたね。しっとり&うっとり。見惚れました。 アデリーナ・ソトニコワ選手も素敵でした! 昼夜違う演技をしていたのだけど、夜公演で滑った旗みたいな布を蝶々の羽みたいに広げたショーナンバーの印象が強すぎて曲を全く思い出せません…すみません ・・・と書いたところで、あれは蝶々ではなくて、鳥の羽をイメージしたものだったことが判明しました(汗)。見たイメージは蝶々に見えたのだけど、鳥といわれれば確かに鳥でもすんなり腑に落ちます。飛び立とうとするけれど上手くいかない葛藤を表現しているのだそうです。 このプログラム(曲は『オブリビオン』らしいです)は本当に素晴らしかった。荘厳で、幻想的で、美しくて。 彼女は表情は殆ど変えていなかったと思う。眉間にシワも寄せていなかったと思う。私のぼんやりした記憶では、ほぼ無表情だったのではないか。 とにかく、彼女は能動的に何かを見せようとか、表現してる自分アピールみたいなことは一切していなかった。でも、彼女の体から、その動きから、はためく羽から、私たちは何かを痛いほど感じ取ったし曲と彼女の演技の世界に没頭していました。これですよ、これこそが表現力ですよ。 この「オブリビオン」は今季のエキシビジョンナンバーなのだろうか。それとも完全にショー用のものなのだろうか。わからないけれど、どうにかして今季のエキシビとして試合ごとに演技してもらえないだろうか。是非もう一度見たいし、あの演技は世界中の人が見るべきだと思う。17歳にしてこれは凄いです。 体型変化も大分落ち着いてきたのか、ジャンプも安定して見えました。今季の彼女には注目ですね。 グレイシー・ゴールド選手はその美しさに打ち抜かれました… マリリン・モンロー的というか、音的には吉本新喜劇的というか(すみません表現力なさすぎですね)、ボワワワーンみたいな音から始まる小悪魔的なプロ。彼女のチャーミングさと躍動感が出ていてとっても素敵でした。 夜の部のトークショーでグレイシーとケイトリンと佳菜子ちゃんが出たのだけど(美女スケーターつながり)、スクリーンに映ったグレイシーの完璧な美少女ぶりにうっとり。そして話す内容も非の打ちどころがなく、話し方も明瞭で、話しながらする身振り手振りもかわいらしくて、「こんな子が本当に実在するのね…」と思ってしまいました(笑)。もうCGと言われても信じるレベル。何をどうやってもカワイイ。きれい。性格も良いですしね~。 グレイシーは今トリプルアクセルにも挑戦中とのことですね。彼女もスポーツとしてフィギュアスケートを見ている選手だと思います。そういうアグレッシブなところも好きです。今季更に伸びて来るでしょうね。楽しみです。 村上佳菜子選手は、佐藤有香さん振付というエキシビジョンナンバーでした。 カワイイ曲調で、すごく楽しそうに歌いながら滑っていて、見ていてこちらも楽しくなりました。ジャンプも安定していて、安心してみていられます。 佳菜子ちゃんも大人になって、どんどんきれいになっていますね。素顔はまだあどけなさもあるけど、お化粧(特にアイメイク)をしっかりすると、凄いアジアンビューティーになります。 昨季ぐっと力をつけたなあという感じがしたので、今季がとても楽しみですね。日本はまず出場枠を取るのがキツいけど、今や佳菜子ちゃんも五輪出場最有力候補の一人。是非頑張ってもらいたいです! 文字数制限が来たので、次に続きます。 <参考リンク> maksim_pavlovich -Instagram マキシム・コフトゥン選手のInstagramアカウント。 Ka2sh -Instagram ケイトリン・ウィーバー選手のInstagramアカウント。 <関連コラム> The ICE 2013! -その2
by toramomo0926
| 2013-07-30 12:47
| フィギュアスケート
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