フィギュア放映に思うこと
b0038294_11544295.jpg今期NHK杯以外のフィギュアスケートのGP(グランプリ)シリーズの放映はテレ朝だった。
昨年のフジテレビの、音楽を聞かせまいとするかのような無駄な言葉を羅列したポエムな解説に辟易していた私にとっては嬉しいことだったが、テレ朝はテレ朝で問題があった。




2時間の放映で男子、女子を放映するのにそもそも無理があるのだけれど、あまりにも日本選手を重点的に流しすぎである。
フィギュアファンは日本選手だけが映ればいい、勝てばいいと思っているわけではない。他国にも素晴らしい選手がいることを知っているし、外国選手のファンも多い。私は試合を見に行ったことはないが、他国の選手にも公平に拍手を送るので日本での試合を喜ぶ外国の選手も多いらしい。「日本のファンは暖かくて好き」という外国選手の声をよく聞くが、あながちリップサービスでもないのだろうと思う。

そこへもってきて今度の放映は、とにかく日本選手への贔屓の引き倒しみたいな構成だった。
日本選手の演技は別な試合のVTRまで持ち出して流すのに、当日出場の外国選手はフルで流したのはトップ選手数人、他の選手はダイジェストされてるか、すっ飛ばされていた。特に男子は本当にひどかった。こんな下品な構成を許したのは誰なんだろう。

この番組構成をしたのはフィギュアスケートが本当に好きな人ではない、少なくとも今までに仕事ででもフィギュアスケートに関わったことがない人なんだろうなというのがよく分かった。
そうでなければいくら尺が決まっているからといっても、あんなにひどいことにはなっていないはずだ。フジだってあそこまであざといことはしていない。
特に地デジが始まってから、こういうやりかたは顕著になっている気がする。デジタルの方は全部流して、地上波はないがしろである。確かに地デジ移行を進めたいのだろうけれどこれは視聴者を無視したやり方ではないか。

時間が決まっている以上、そして視聴率を取らねばならない以上ある程度の編集は仕方がないと思うが、担当者はそのスポーツに精通している人、経験のある人、その競技に尊敬と愛情を持てる人が務めてほしいと切実に思う。


テレビ朝日 フィギュアスケート グランプリシリーズ2007
by toramomo0926 | 2007-11-20 12:09 | フィギュアスケート


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