フィギュアスケート実況、日本はレベルアップを
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ここ数年、私自身フィギュアスケートの演技をYoutubeなどの無料動画投稿サイトで見る機会がぐっと増えた。この種のサイトの世界的な普及(というのだろうか)がこれだけ進むにつれ、各国で試合のTV放映が終わると世界中からファンたちが先を争うように動画を投稿し、著作権の問題はあるにせよ世界各国の解説を聞くことが出来るようになった。
それにつれて(もっと前からかもしれないが)TVでフィギュアの放映を見るたび、私を含め日本のフィギュアファンはフラストレーションが溜まるようになった。それは日本の民放TV放送の際の実況・解説の体制と、特にアナウンサーのレベルが余りにも諸外国に比べて低いためだ。





まず海外の放映の場合、実況・解説するのは経験者か専門家であることが多い。そして演技が始まれば素人が見てもわかるように演技について褒めたり悪いところを指摘したりするが、「なぜいいのか、悪いのか」というのを的確に説明している。本当の意味での解説ですね。
例えば今年からジャッジが厳しくなっているジャンプの踏み切りについてなどは一瞬のことなので専門家や経験者でないとわかり辛いのだが、そのあたりも的確に指摘する。
そして「感想」については演技中は最小限にとどめ、演技終了後から得点が出るまでの間に集中して話す傾向にある。そのため音楽もちゃんと聴くことができるし、話す内容はその競技に詳しくない者でも「なるほど」と思うことが多い。要するにメリハリが効いているのだ。
去年などはESPNのペギー・フレミングが世界選手権フリーでの浅田真央のトリプルアクセルについて、日本やカナダ、フランスなどではその瞬間「きれいに成功!」と騒いでいたが、彼女一人「あ~・・多分ツーフット(両足着氷)ですね」としっかり見ていた。演技後、いろんな角度からのスロー映像が流れたとき、やはりツーフットだったことが判明。日本では「出来栄えで加点をもらえるのでは」等言われていたのにこの眼力はすごい(結局その時のトリプルアクセルは両足着氷ながらも『成功』と認定されている)。そういう意味でプロフェッショナルが解説していると言うことですね。
何より彼らが素晴らしいと思うのは、彼らはとても競技について、またルールについて勉強しているし目が肥えていること。聞いていると彼らのこの競技に対する、そして長年成長を見続けている選手に対する愛情というのが伝わってくる。

翻って日本の実況・解説はどうかというと、NHKの刈屋富士雄さんを除き、民放(地上波)はほぼ全滅状態。
とにかくしゃべりが多く、しかもその殆どが演技要素などの説明ではなくゲストとして(なぜか)呼んでいる芸能人へ「どうですか」などと感想を振ったり、不必要なものが多い。
職業病的に沈黙に対して抵抗感があるのかもしれないが、フィギュアスケートの演技構成評価の中には「音楽との調和」という項目もあるのだから、もっと音楽を聴かせてほしいと思う。

というように、私のような素人が見てもフィギュアスケート(他のスポーツにおいてもそうなのだろうか)の実況・解説のレベルにおいて、ひいては「スポーツ中継」というものに対するTV局の姿勢において、日本はまだまだ追いついていないという感じがする。
その競技の人気を押し上げるという意味では仕方ない面もあるかもしれないが、アイドル探しや表面的なこと(ジャンプの成否など)にばかり拘泥する内容が多い。
本当にその競技の人気を上げて、TV局的にも安定した視聴率を取れるようにしたいなら、間口は広く開けつつも興味を持ったファンに知識や奥深さを教え、ファン層を広げ育てる解説をするべきだ。
ここ数年のフィギュアスケートの人気の継続により、アナウンサーのレベルを超えてファンは知識を得、見る目を養っており、もっと奥深い解説を望んでいる。今の内容ではちょっとかじったり、サラッと見るだけのファンはその時に一時的な「感動」を得られても、継続的な興味を持たせるのは限界があり、いつしか単なる「流行」として消費されてしまうだけなのではないか。
どのスポーツでもそうだと思うが、ただ「勝った、負けた、成功した、失敗した」だけではその競技の本当の魅力は伝えられない。駅伝やマラソン競技で結果だけ見ても「あ、そう」となるのと同じように、勝利または敗北のプロセスや内容はそのスポーツにおいてのキモだし醍醐味だ。それをを完全に理解しないまま「仕事のひとつ」として実況・解説しているアナウンサーが日本では多い気がする。そのあたりが「刈谷さん(NHK)待望論」がフィギュアファンに根強い要因である。

特にフィギュアファンの中で悪名高いのが、フジテレビの塩原恒夫アナだ。
彼は他のアナウンサーよりも群を抜いてしゃべりが多い。まるで音楽を聞かせまいとするかのようだ。
それが実のある話であれば「彼もフィギュア好きなのだな、研究しているんだな」とも思えるのだが、何やら毎回ポエムなキャッチフレーズや文章を用意してきては滔々と謳い上げるだけなのだ。
格闘技の試合であればそういう「物語」もはまるのかもしれないが、これはフィギュアスケートである。見ているファンはその唐突さ、違和感にイライラするばかりだ。
例えば浅田舞選手の時は「舞にまいっちんぐ」などといって脱力させたり、「SAYURI」の曲を使って演技した中野友加里選手の時に「さゆり」と「ゆかり」を間違え「さゆりは、ゆかりになります」と言って日本中を敵に回した。一事が万事こういう感じで、毎回ご丁寧にいろいろとフレーズを用意してくる。
一番腹が立ったのは、鈴木明子選手のときだ。
彼女は数年間摂食障害に苦しみ、一時は命まで危うかったところから凄まじい努力の末にリンクに戻ってきた人である。彼女が今年本格復帰し「タイタニック」の曲での演技直前、彼は用意して来たであろうフレーズとしてこう言った。
「もう沈んだりしません。タイタニック」
病気で長年苦しんできた人に対して、これまでの経緯を知っていながらこのような茶化しをするというのは私には信じられなかった。

昨年などは腹に据えかねたファンが実際彼が解説席にいるリンクで「沈黙は金、塩原恒夫 わたしにもください無言の勇気 塩のポエムにまいっちんぐ」という彼の口調を真似た横断幕を張ったこともある。この行為について正しいかということはともかく、心情的にはほぼ全てのフィギュアファンが「気持ちはわかる」と思ったことだろう。「2010年まで世界フィギュアの日本放映権はフジが獲得」と聞いて日本中のファンが落胆している。彼には「フィギュアスケートの試合はあなたの自己実現、自己満足の場ではない」と申し上げたい。
一時期かなりファンからの批判がフジテレビに殺到したらしく多少おとなしくはなったが、それでもあの「謳い上げ」をやり続けているところを見ると、彼には未だに問題の本質が全くわかっていないようである。
塩原氏の批判ばかり書いてしまったが(日本のアナウンサーの中でひどさが突出しているので)、余計なことをダラダラ話されるならいっそ解説などない方がよほどいい、という思いが
「塩抜き」「減塩」と呼ばれるコメンタリー抜きの映像をサイトにアップロードさせ、それにアクセスが集まるという現象に現れているような気がする。

フィギュアスケートは採点競技だけに、ノーミス=優勝、とはならない競技である。
技にはそれぞれ難度があり、それにあわせて基礎点がついている。それをジャッジが成否と出来栄えを測って採点するわけだ。こうなると素人には納得のいかないものもでてくる。「あの人のほうがきれいに決まっていたのに何故点が伸びないのか?」という風に。そういう疑問をクリアにするのが実況・解説の役目ではないか。
今年の世界フィギュアの中野友加里選手もすばらしい演技をしたが4位にとどまった。それを疑問視する声も多いが、それは上位の選手のほうが取り入れている技の難度が高かったからだ。中野がノーミスでも、ミスのあったキム・ヨナ選手の方が減点されても点数は高くついたため、上に来た。それは中野もわかっていたのでメダルを逃してもあんなに晴れ晴れとした顔をしていたのだろう。そこを説明するのがフィギュアの実況をする上での「仕事」ではないだろうか。ただ見た目で成功、失敗というのは誰にでもできるのだから。謳い上げるフレーズを考える時間があったら、また不必要なコメントをするのであれば要素の簡潔な説明、解説についてのスキルを磨いてほしいと思う。それがまっとうな実況・解説のあり方なのではないか。

例として:浅田真央 世界選手権ショートプログラム 

ユーロスポーツ(イギリス・Youtube)
(貼り付けられる動画が削除されてしまったので、リンクからYoutubeの該当動画に飛んでください。)

(3フリップ-3ループ) お、! やりましたね!3フリップ-3ループのコンボ!
(3ルッツ) うわ~、簡単にやってのけました。氷に浮かんでいるようです。
しっかり片足で着氷していて、流れがありますよ。(エッジによく乗っている)
(ステップ) Wow・・・(絶句、しばらくして) Super・・・(と言いかけまた絶句)
(ステップ最後)このステップシークエンス、音楽と動作が1インチの狂いも無く、最大限に表現されています。
(演技終了) 全く素晴らしい!(Quite brilliant!)
最後のステップシークエンスは、2分50秒というSPの制限の中で40秒ほどもあったでしょうか。 実にMonstrousな(驚くべき、途方もない)プログラムでした。何と申しますか、センセーショナルな演技でした。
ルッツは、アウトサイドエッジ 綺麗にコントロールしてます。
昨年の世界選手権よりもここスウェーデンでは更に一つ上に上るために、ここまでやってきました。4CCでも優勝をはたし、良いシーズンだったのではないでしょうか。
プレゼンテーションも素晴らしい。ステップシークエンスですが、ごらん下さい。後ろ向きで進んでいるんです。これは簡単じゃないんですよ。しかもつなぎのランを全く使っていません。
スピンも、逆回転でスピードも全く落としません。通常のスピンと全く同様にマスターして
しまっています。凄いとしか言いようがありません。振付けたのがタチアナ・タラソワですから。
このプログラムもまた、殿堂入りした匠の作品として残ることでしょう。


今回の世界選手権のフリーで浅田真央選手が冒頭のトリプルアクセル(3A)の踏み切りに失敗し大転倒、その後驚異的な精神力で全てのエレメンツを完璧に滑りきったときも、海外の実況・解説は転倒後の素晴らしい持ち直しを激賛していた。
しかし日本の解説は「転んだ=終了」とでもいわんばかりで、あの素晴らしいリカバリーを見た後でもお通夜のような雰囲気になっていた。荒川静香さんが一人その点を指摘し感心していたくらいだ。
塩原アナウンサーは何年フィギュアを見てきているのだろうか。もしくは毎回自分の用意したセリフを謳い上げるのに必死で、実は演技内容なんてあまり見てきていなかったのではないだろうか。たとえこの転倒で優勝を逃したとしても、ちゃんと試合を見ている人ならあの凄さは絶対にわかるはずで、その点は順位が出る前にもっと評価するべきだったのではないか。

海外の解説(世界選手権・浅田真央フリープログラム終了後)

ESPN(アメリカ) 
↑(貼り付けられる動画が削除されてしまったので、リンクからYoutubeの該当動画に飛んでください。)

解説はペギーフレミング(以下P)、ディックバトン(以下D)
P:彼女は一位になるに値しますよ。全てのスケーターは今の彼女の演技から何かを学べます。
D:すごく素晴らしかったですね。この女性は氷上のスフレのように、最も優雅なスケーターです。
全てのジャンプが、空中に舞い上がって、それから回転し、そして降りてくる前に完全に回転を終わらせるんです。ただただこの上なく素晴らしい。
P:そして一番に、彼女は冷静だったのよ。
D:ただただこの上なく素晴らしい。


CBC (カナダ)
↑(貼り付けられる動画が削除されてしまったので、リンクからYoutubeの該当動画に飛んでください。)

解説はトレーシー・ウィルソン(以下T)、カート・ブラウニング(以下K)
T):美しくって、気品があって奇跡のようなスケーターですね。
   ステップを通して使ってるこの柔らかい膝!
   カート、もう私も本当に感動しました。冒頭のあんな失敗から、ここまで立てなおして全てのジャンプをきっちり跳んでくるなんて…。
K):信じられない。
K):転倒の次の3-3…あのねぇちょっと。コレを観ている子供達ね、これを覚えておこう。
つまりね、一体どれほど多くのスケーターが、最初のジャンプの失敗でプログラムなり練習なりを投げ出しちゃったか、滑るの止めちゃって、音楽止めてやり直し・・・。
そんなのたくさん観てきたよね? 今見ているこれこそが、あるべき姿なんだよ。


エキシビジョンにて(British Eurosport)

(演技終了後)僕は1日中でも彼女を見ていられるね(I can watch her all day.)。彼女はフレッシュで、氷の上で自由だ。スケートにおいてこのような自由が存在するんだね。この素晴らしい少女は1位になりました。

また、動画は消されてしまいましたが、同じくこのエキシビジョンの演技について、カナダCBCの放送でカート・ブラウニングは

(演技終了後)これは素晴らしいよ。彼女は顔の表情を前より使えるようになってるね。僕が前に言ってたように、こういう選手こそ、他のスケーターが「本物のワールドチャンピオン」として相応しいって言える人なんだよ。と述べています。

この解説内容の違いは、海外の解説者は試合において1度の転倒が後の演技、集中力や体力にどのような悪影響を及ぼすかというのがよくわかっているからだと思う。しかもこの時は演技中断か、と誰もが思った程の激しい転倒だった。だからこそその後の演技内容に感嘆し、賞賛しているのである。
確かに転倒すれば減点1な訳だけれど、彼らにとってはそれを忘れさせるほどのものだったのだ。そこへいくと日本のアナウンサー、解説者はそこまで深い見方をできていないような気がする。今や日本は世界一の強豪国といってもいいくらいなのに、こういうところが成熟していない(そしてこの先もしそうに見えない)のは非常に残念なことだ。そして無駄な言葉だけが音楽にかぶせられて流される。それにがっかりして、私はネットで海外の解説が聞ける動画を探すことになる。

海外での試合の場合などは、時差の関係で日本でテレビ放映される前に海外の動画で演技内容をチェックできるし、好きなときに好きな選手の、好きな試合の映像をピンポイントで見られるようになった。数十年前の試合でも、投稿した人がいれば昔の演技をもう一度見ることができる。トリノオリンピックの荒川静香も、札幌五輪のジャネット・リンも好きなときに見られる時代になった。比較される日本のアナウンサーには不幸なことかもしれないが、今現在そういう意味で「仕事」ができている民放アナウンサーがどれだけいるか。10月の2008年シーズン開幕までにはもっと状況が改善されることを願う。スポーツ観戦なのに競技以外の要素でフラストレーションが溜まるってどう考えてもおかしいと思うので。

<おまけ その1> 外国の報道

ドイツ語の記事の訳(NZZより)
重量級のボクサーとは、時に地に倒れる雪辱にさらされようとも、勝者たりうる。
事実木曜日の夜、世界選手権が行われたイエテボリの氷上で、一人の華奢な日本人が証明した。
17才浅田真央その人である。
SPでは僅差で2位につけていたものの、(SP終わった段階で)既に観衆を完全に魅了していた。
オープニング予定の3Aを跳ぶべく、氷上を滑る。ちなみにこのエレメントは、男子でも最高難度のジャンプとされる。高速の滑りから始まり、深く膝を曲げ、右足を高く後方に振り上げた時、
そこに居た誰もが、空高く舞いあがるはずの浅田を固唾を飲んで見守った。
その刹那 その少女は突然転倒し、ザザ-ッとフェンス際へと滑りっていった。
が、浅田真央は何事も無かったかのように立ちあがり、次の動作へと両足を踏み出しプログラムを完了させてしまった。その結果、185,56ポイントを獲得し、勝者へと名を連ねたのである。

スウェーデン誌(世界選手権開催地はスウェーデンのイエーテボリ)
「真央は春のお姫様のように愛らしい。彼女こそフィギュア界が待ちに待った本物の女王」
(スエーデンの国民的絵本作家、ベスコフの作品の中に
「長く厳しい冬の王様が治める冬が過ぎて、雪が溶け草木が目覚め、花の季節がくると、たくさんの蝶々が引く車に乗って『春のお姫様』が空から降りてくる」という話があるらしい)


イギリス「Time」誌
フィギュアスケートがスポーツじゃないと思っている人はリンクを歩いて跳んでみるといい。
氷の上は滑りやすい。難しいことをやろうとすればするほど滑りやすくなる。
ニジンスキーはすごい跳躍をやっていたが、それは固い地面の上でのことだ。
だが、トリプルアクセルは完璧に跳ばなければならない。でなければ転倒してしまう。
フィギュアスケートは危険が大きく、最も頻繁に恥ずかしい思いをするスポーツだろう。
日本の浅田真央は最初のトリプルアクセル――女子では大技であり、
3回転しなくてはならない――を跳ぼうとしたとき転倒した。
まるでバンジーの紐が氷についているかのようだった。
わたしはてっきり、彼女はそのあと間違いを繰り返し、パンツの中に氷が入った状態で
大きな口をあけて厚化粧で笑顔を振りまき、ショパンをぶちこわしにするだろうと思った。
だが、そうはならなかった。彼女は立ち上がり、完璧に滑りきった。
6つのトリプルジャンプ、4つのダブルジャンプ、そのすべてを驚くほどの高さで跳び、
ジャンプとジャンプの間をなめらかに情感たっぷりに滑りきった。
イエーテボリで開かれている世界選手権で金メダルに値する演技であり、
すばらしく純粋なスポーツのひとつだった。
ヘミングウェイは、勇気とは「プレッシャーの中でも優雅に振る舞うことだ」と語った。
これ以上の例はめったに目にすることができないだろう。
浅田選手は17歳。


*本文中青字部分は他サイト(複数)より引用

<おまけ その2> 
*浅田真央選手の2007年の世界フィギュアの放映を例に、各国の解説の違いをどうぞ。
ESPN (アメリカ)

Dick Button と Peggy Flemingの定番ダブル解説。公平で的確な解説がファンの間でも人気が高いようです。浅田については結構べた褒めですが、演技がダメな人については結構厳しい解説もする。でもそれでいいんだと思います。全員をむしろ褒める必要はなく、客観的で公平な評価であれば批判してもそれはアリです。プロの解説者なのですから。そういうところも信頼されているのかもしれません。


British Eurosport (イギリス)

この人は結構「視聴者目線」ですね。でも盛り上げつつも、余計なことはしゃべらないのがいい。きちんと解説しないのであれば、このくらいが潔いし、聞いてても楽しい。

France2 (フランス)(クリックでDailymotionの該当動画にジャンプします)
やっぱりフランス人ってお喋りなのか・・?と思わせられる。コーフン気味なしゃべりは笑えるほど。塩原氏をある意味超えた解説ぶり。
実は冒頭から喋りまくっている男性は往年の人気選手、フィリップ・キャンデロロ。彼は浅田選手に彼女のジュニア時代から「すばらしい才能」と目をかけているので父親的な気持ちなのかもしれません。今年の世界フィギュアでもちゃっかりリンクサイドに現れ、浅田と写真を撮っていたという目撃証言もありました。女性は「男性でも難しいこのプログラムをよく滑りきった」と絶賛しているらしいです。

カナダCBCのカート・ブラウニングとトレイシー・ウィルソンの解説分の動画はリンク切れでした。

フジテレビ

塩原氏の解説。
あ、でも見直してみるとこのときは結構黙ってますね(笑)この時は日本中というか世界中が固唾を呑んでいたからなあ。でもやはり芸能人は呼ばなくていい。だっていきなり見せられても「すばらしい」としか言えませんよね。

浅田真央 2006年全日本選手権ショートプログラム

上のがあまり塩原氏の特色がでていなかったのでこれを。これは結構塩分強いです。とくに「ピアノの音に・・・」云々は自己陶酔。その他の言葉も解説になってないので黙っていてほしい、というのが当時のファンの総意でした。

浅田真央 -2009国別対抗戦SP *実況音声なし

会場音声のみ。これ、投稿者が加工してるとすればすごいですね。
変な解説を聞くくらいなら、いっそこの方が観客の声などもリアルに聞こえていいと思います。
by toramomo0926 | 2008-03-27 14:15 | フィギュアスケート


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