いよいよ全日本です!
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ついに明日から全日本選手権が始まります!
男子シングルとペアが明日から、女子シングルとアイスダンスが明後日から。
いよいよ、世界選手権出場メンバーも決まりますね。ドキドキですが、今朝の朝日新聞の記事に真央選手の現在の様子がありました。




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V5目指す真央、復活へ正念場 フィギュア全日本選手権

 24日に開幕するフィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)で、浅田真央(中京大)が復活を目指す。オフに施したジャンプの修正が間に合わず、グランプリ(GP)シリーズは自ら「最低」とダメ出しする状況だった。来年3月の世界選手権(東京)の最終選考会となる全日本にすべてをかける。

 先週、新横浜スケートセンターで男子の小塚崇彦(トヨタ自動車)と一緒に滑り込んだ。2人とも佐藤信夫コーチと、その妻の久美子コーチの指導を受ける。フリーの曲を3パートに分けて、小塚と1パートずつ交互に滑る。息つく間もない激しい追い込みだが、「もう慣れました」と浅田は余裕の表情で笑った。

 シーズン前半のGPシリーズ2戦は、納得のいく成績を残せなかった。NHK杯は8位、フランス杯は5位。2季続けてGPファイナル進出を逃し、テレビで観戦することに。「やっぱりテレビで見てると、ああ、出たいなあって思いました。やっぱり試合に出るのは、楽しいんですよね」と振り返る。

 日本女子の世界選手権代表枠は「3」。日本スケート連盟の橋本聖子会長は「過去の実績で特別扱いしない」という方針を示しており、その座を勝ち取るには結果を残すしかない。GPファイナルで銅メダルを手にした16歳の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)、バンクーバー五輪組の安藤美姫(トヨタ自動車)や鈴木明子(邦和スポーツランド)との争いになる。

 全日本には5連覇もかかる。昨季もこの舞台で復調し、五輪銀メダルの道筋を切り開いた。「ジャンプを取り戻せるかどうか」と浅田。追い込んだ練習の中で、ジャンプの乱れが次第に少なくなっているのを実感している。

 「7、8割のところまで来ている。いい方向に来ているのは間違いない。全日本は、本当にラストチャンス。自分がどれだけ出来るのか、自分自身が期待している」(坂上武司)

朝日新聞 2010年12月13日


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浅田真央、世界選手権出場なるか=全日本フィギュア・女子みどころ

 フィギュアスケートの全日本選手権が24日、長野県長野市のビッグハットで開幕する。本大会は、来年3月に東京で開催される世界選手権の最終選考会を兼ねており、全競技終了後の26日夜に代表が決定する。

 世界選手権の男女シングルの出場枠は各3名。女子では、グランプリ(GP)シリーズで好成績を上げ、GPファイナルに進出した村上佳菜子(中京大中京高)、安藤美姫(トヨタ自動車)、鈴木明子(邦和スポーツランド)の3名に、浅田真央(中京大)を加えた4名が軸となる。
 今シーズンからジャンプの改良を試みている影響もあり、GPシリーズで結果を残せていない浅田だが、現在4連覇中の全日本選手権で調子を取り戻し、表彰台に上がることができるかが注目される。安藤は勝てば6年ぶりの全日本制覇で、シニア1年目の村上と昨年2位の鈴木は初優勝を目指す。そのほか、今シーズン村上とともにシニアに上がり、スケートカナダで5位に入った17歳の今井遥(日本橋女学館高)、今年で16回目の出場となる村主章枝(陽進堂)らも上位をうかがう。
 また、今大会には全日本ジュニア選手権の上位入賞者もエントリーしており、ジュニアGPファイナル4位の庄司理紗(西武東伏見FSC)らがどこまで上位に食い込めるかも注目だ。

<世界選手権代表の選考基準>
全日本選手権終了時に、以下の基準のいずれかを満たす者から総合的に判断して決定する。
(1)グランプリ・シリーズ(含ファイナル)のランキングで上位3名
(2)全日本選手権3位以内
(3)全日本終了時点でのワールド・スタンディングで上位3名
なお、過去に世界選手権6位以内に入賞した実績のある選手が、シーズン前半にけが等で上記の選考対象に含まれなかった場合には、世界選手権時の状態を見通しつつ、選考の対象に加えることがある。

<主な出場選手>
男子 小塚崇彦、高橋大輔、織田信成、羽生結弦
女子 浅田真央、安藤美姫、鈴木明子、村上佳菜子
ペア 高橋成美/マーヴィン・トラン
アイスダンス キャシー・リード/クリス・リード

<全日本選手権日程>
男子 SP/24日16:20~ FS/25日18:25~
女子 SP/25日13:50~ FS/26日15:35~
ペア SP/24日16:00~ FS/25日13:20~
アイスダンス SD/25日13:00~ FD/26日15:00~

2010年 12月23日 スポーツナビ

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さすが信夫コーチ、鬼練習のようです(笑)。
でも真央選手は熱血指導のほうがいいと以前も話していましたし、厳しくも愛情あるレッスンを受けられる喜びというのは感じているでしょうね。去年まではタラソワはコーチだったけどつきっきりという訳ではないですし、技術的なアドバイスも細かくしてもらえているようですし。
私個人的には、朝日新聞の記事で佐藤久美子コーチにも教わっている、という情報がうれしかったです。最近久美子コーチを試合などの時に全くと言っていいほど見ていなかったので、信夫コーチが試合の間は他選手のケアをしているんだろうな、とは思っていたのですが、あまりにも姿を見ないし話も聞かないので、よもや体調を崩していたりしないかとちょっと心配でもあったので。
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佐藤ファミリー。小塚選手とジェレミー・アボット選手すらも家族の一員っぽく写ってますね(笑)

ファイナルをTVで見て、昨季と同じように「ああ、出たいなあ」と思ったという真央選手。今季の全日本も「試合に出る喜び」を感じながら、悔いのない演技ができるように祈ってます。

状態は7~8割ということですが、試合で一度でも練習通りのジャンプが跳べれば、そのあとはぐっと伸びてきそうな気がします。とにかくジャンプ(特に3A)を一度でも、自分の思った通りのものがこの全日本で跳べればいいと思っています。
5連覇がかかっていますが今季についてはあまり余計な要素は考えず、いかに練習通りに滑り切れるか、というのがテーマでしょうし、うまくいくといいですね。

信夫コーチの名言である「練習は試合のように、試合は練習のように」という言葉を思い出しました。小塚嗣彦コーチの太鼓判もありましたし、自分を信じて、今までの練習や努力を信じて、本番では思い切り迷いなく踏み切ってほしいと思います。

頑張れ、真央選手!

浅田真央 完全復活に向けて -ウィダー・サポートプログラム


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by toramomo0926 | 2010-12-23 15:38 | フィギュアスケート


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