真央選手のジャンプ構成は、SPにおいてはトリプルアクセル(3A)を2Aに変えて臨む可能性もあるということです。 去年とは状況が違いますし、順位を取りに行く試合でもありますから、これは良い判断と思います。だって今女子でSPで3Aを入れようとする選手なんて世界中でも彼女しかいないんですから、調子が完全になるまでは無理する必要はありません。 女子で2Aなしのプログラムとか普通ありえませんからね・・・。 *とりあえず拾ったものを貼り付けますが、動画などは削除の可能性があります。ご了承ください。 ***** 「やることはやった」浅田に充実感 フィギュア 「やることは全部やってきた」。今季不調が続く浅田の表情と声には力強さがあり、充実感が漂っていた。 練習ではジャンプを入念に確認。トリプルアクセル(3回転半)は「こっちに来てよくなった」と手応えがある。3回転-2回転の連続ジャンプなども決め、動きにキレが戻ってきた。 前回は五輪出場がかかる舞台だっただけに、今回は「少し気持ちは楽です」という。連覇がかかる世界選手権出場へ練習の成果を出し切る。 12月23日 産経新聞 世界選手権に黄信号の浅田真央。笑顔を奪ったバンクーバーの余波。 12月24日から、フィギュアスケートの全日本選手権が長野で行なわれる。 来年3月に東京で開かれる世界選手権の代表選考をかけた大会だ。とくに女子は、激しい選考争いが予想されるが、注目を集める一人が浅田真央である。今シーズン、かつてないほどの不調に苦しみ、世界選手権に出場するためには、あとがない状況に追い込まれている。 日本女子の出場枠は3人。選考基準は、グランプリシリーズにおける成績の日本勢上位3人、全日本選手権3位以内、全日本選手権が終了した時点での世界ランキングの日本勢トップ3のいずれかを満たした選手から、総合的に選ばれる。日本スケート連盟の橋本聖子会長が、「(代表選考で)大事なのは今シーズンの成績」と語っていることを考えても、現時点で有力なのは、グランプリ(GP)シリーズで3位と優勝、先日のGPファイナルで3位となった村上佳菜子、GPはともに2位、GPファイナル4位の鈴木明子、GPで連勝しGPファイナル5位の安藤美姫となる。 一方、浅田はGPで8位と5位。ファイナル進出も果たせなかった。成績もだが、浅田の代名詞のように言われてきたジャンプの失敗が目立ったこともあって、その不調ぶりが大きくクローズアップされてきた。全日本選手権で相当の好成績をあげなければ、世界選手権の代表入りは厳しい状況もあり、いやが上にも注目が高まっているのだ。 ジャンプの抜本的改革に取り組む今季は将来への土台作り ただ、よくよく考えれば、今シーズンは、浅田がジャンプの矯正に本格的に乗り出した年である。ジャンプの質の問題は、以前から指摘されてきた。バンクーバー五輪が終わった今、ようやく抜本的に手がつけられるようになったのだ。「矯正には2年かかる」とも言われることを考えれば、やむをえないのではないか。 また、オリンピックの翌シーズンは、休養にあてる選手は決して珍しくない。休養はしないまでも、目先の勝負にこだわるのではなく、将来を見据えた土台作りにあてる選手も少なくはない。 例えば、競泳の北島康介は、2004年のアテネ五輪の翌年、国内大会でも敗れるほど苦しんだし、北京五輪後には一時、第一線を離れ、今年になって復帰を果たした。 ソフトボールの上野由岐子は、北京五輪の次のシーズンから、引退後を考えて指導者になる勉強のために日本代表を離れた。 レスリングの伊調馨もまた、北京五輪後休養を取っている。 バンクーバー五輪後にも、モーグルの上村愛子が今シーズンをまるまる休養にあてているし、カーリングの目黒(現金村)萌絵もまた、「ゆっくり考えたい」と、いったん現役を退いている。 海外でも珍しいことではない。棒高跳のイシンバエワは、「大きな大会の前に必要だった」と、今年を休養に充てたのはその一例だ。 五輪の激戦を振り返れば、ひと息つきたくなるのも当然 最近ではあまり聞かれなくなったが、「燃え尽き症候群」は今もある。4年かけて目指してきた大舞台を終えて、ひと息入れたくなるのは当然と言えば当然である。だから競技活動から離れないまでも、回復しきらない心身に苦しむ選手だって珍しくない。 「正直、オリンピックの翌年は、頑張りますと言いながらも、ゆっくりした気分で過ごしていました。じゃないと続かないですね」 冬季競技のあるメダリストがこう語っているのを聞いたことがある。 しかし、フィギュアスケートは毎年、世界選手権が開かれる(毎年開かれる競技は決して多くない)ことに加えて、競技への関心も高い。まして今シーズンは日本での世界選手権開催だ。周囲は好成績を期待するし、これだけ関心が高ければ、ビジネス的な面も大きくかかわってくる。 浅田は、バンクーバー五輪を目指して4年間を過ごしてきた。キム・ヨナという強いライバルの存在もあって、費やしたエネルギーは莫大なものであったのは容易にうかがえる。事情が許せば、もう少しゆったり過ごしたい、どっしりかまえた1年にしたいと思っても不思議ではない。 こんな1年があってもいい。それくらいのつもりで見守ることも、大切かもしれない。 2010年12月23日 Number Web 真央、復活見えた!本番でも3回転半飛ぶ!…フィギュア 来年3月21日開幕のフィギュアスケート世界選手権(東京)の代表選考会を兼ねた全日本選手権は、24日に長野市ビッグハットで開幕する。23日は会場で非公式練習が行われ、バンクーバー五輪女子銀メダルの浅田真央(20)=中京大=は武器のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を5回中4回成功させ、復調をアピール。自身初の大会5連覇で3枠の世界選手権代表入りを狙う。 真央が復活へ踏み出した。SPで使用するシュニトケのタンゴを流し、3回転半、3―2回転の2連続ジャンプ、3回転フリップとSPのジャンプをすべて決めた。30分間で24回もジャンプを跳び、転倒なしで21回成功。「来る前から調子は悪くなかったけど、こっちに来て一歩良くなった」と笑顔で手応えを強調した。 集中特訓の成果が見えてきた。5位に終わったフランス杯後の約1か月間、佐藤信夫コーチ(68)とジャンプを中心に調整。曲をかけてプログラムを通す実戦形式で滑り込んだ。「やることは全部やってきた。練習は重ねているので、本番一発で自分の力を発揮するだけ」と真央は力を込めた。 世界選手権代表入りには全日本で表彰台に上ることが最低条件。大会前に佐藤氏と相談し、09年4月の世界国別対抗戦から組み込んできたSPの3回転半をダブルアクセル(2回転半ジャンプ)に変更して確実に点数を取りにいく方針を決めた。 だが、この日の練習で3回転半は5回のうち4回が成功と絶好調。真央は「アクセルもこっちに来て良くなっているので、思い切って自信を持って跳びたい。朝の練習で調子が良ければそのまま(3回転半で)いきたい」と安全策を回避し、大技に挑む可能性も示唆した。 GPファイナルを逃して迎えた昨季の全日本もSP、フリーともに1位の完全Vで巻き返し、五輪切符をもぎ取った実績がある。「今季は一度もいい演技をしていないのが引っかかるが、落ち着いて滑るだけ。選考などは気にせず自分の演技をすることだけ心がけたい」。世界女王の底力を大一番で発揮する。 ◆世界選手権の代表争い 男女の出場枠は各3。全日本選手権の上位3位以内を最優先とし、GPシリーズや世界ランクも加味して全日本後に決定。女子はGPファイナルで日本人最上位銅メダリストとなった村上が抜けており、安藤、鈴木、真央が追う形。真央は全日本で表彰台に上れば代表入りは確実。男子はファイナル銀メダルの織田を筆頭に高橋、小塚の3人が有力。4番手の最有力は村上とともに今季シニア参戦した16歳の羽生結弦(東北高)で、全日本でメダルを取れば出場の可能性はある。 12月24日 スポーツ報知 浅田真央「順位を気にせずしっかりと」=全日本フィギュア開幕 フィギュアスケートの全日本選手権(24~26日・長野)は開幕を控えた23日、浅田真央(中京大)ら女子シングルの有力選手が大会へ向けて抱負を述べた。同選手権は来年3月に東京で開催される世界選手権の最終選考会を兼ねており、代表選手は26日の全競技終了後に発表される。以下は非公式練習と開会式を終えた浅田、鈴木明子(邦和スポーツランド)両選手のコメント。 ■浅田 ――昨年の全日本選手権と比べて オリンピックシーズンと比べたら少し気持ちは楽かなと思います。今回は順位を気にせず、自分の演技をしっかりとしたい。 ――全日本選手権について 振り返ってみるとずっと良い演技ができているので、いい気持ちを持ってやれればと思います。 ――佐藤コーチから何かアドバイスは 「自信を持って」と言われています。 ■鈴木 ――プログラムの手直しをするという話もあったが 最終的にコーチと相談した結果、ファイナルと同じ構成でいくことにしました。 ――(練習でジャンプの)ランディングがうまくいっていないようだったが 大体初日はその辺りがうまくつかめない事が多いので、自分もコーチも気にしていなくて、明日からきちんと一番いい状態に持っていければと思います。 ――厳しい戦いだと思うが 昨年を経験しているし、いつも全日本は厳しいというのは思っていることなので、それに向かって一生懸命やるというのは充実した毎日になりました。練習では(世界選手権の)代表になるためにというのを意識してきたんですけど、本番は自分のスケートに集中していくのみだと思っています。 12月23日 スポーツナビ 全日本フィギュア・談話 ◇トップで決めたい 高橋大輔 調子は良くも悪くもなく、絶好調でもない。日本のトップを決める試合なので、トップになって世界選手権の代表を決めたい。 ◇感じてもらえれば 小塚崇彦 調子は普通。体重も減ってないし、ご飯も食べられている。技術や表現力など自分の中で成長したものをお客さんに感じてもらえれば成功じゃないかと思う。 ◇自分に勝ちたい 織田信成 氷も滑るし、体もよく動く。(GPファイナル後も)充実した練習ができた。今回は絶対に自分の気持ちに勝ちたい。 ◇自信はある 浅田真央 順位を気にせず、自分の演技ができればやったと思える。その後結果がついてくればいい。練習を積み重ねてきたので自信はある。 ◇プレッシャーはない 村上佳菜子 調子はいいし、いい練習ができている。(会場は)ジャンプが高く跳ぶのでやりやすい。あまりプレッシャーは感じない。世界選手権は行けたら行きたい。 ◇一番のプレゼントに 安藤美姫 この大会はできる範囲の演技で大きなミスなく終われればいい。25日のクリスマスにいい結果につながれば。一番のプレゼントになるように頑張りたい。 ◇充実感あふれる 鈴木明子 練習をやり切ったという充実感にあふれている。いつも全日本は厳しい(戦い)。それに向かって一生懸命やることで、充実した毎日になった。 (2010/12/23-21:36) ***** ズームイン!Super -2010年12月24日 ニュースまとめ 抽選会の様子。 いよいよです。男子SPとペアが今日から始まります。TV放映は19時から。 待ち遠しいですね~。 <関連コラム> 浅田真央選手、全日本へ向けて&全日本・男子展望 2010年12月24日 いよいよ全日本です! 2010年12月23日 小塚崇彦選手インタビュー「フィギュアスケートの遊び方」 2010年12月21日
by toramomo0926
| 2010-12-24 10:49
| フィギュアスケート
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