2位には村上佳菜子選手。今シーズンどうもしっくりきていなかったショートプログラム(SP)を、2シーズン前の「ヴァイオリン・ミューズ」に戻すという決断をして臨み、全力を出し切った素晴らしい演技をSP・フリーともに揃えて、しっかり五輪出場枠を掴みとりました!! 3位には直前にグランプリファイナル(GPF)に唯一出場、疲労もあり腰痛を抱えた状態での演技となった浅田真央選手が入りました。 15歳ながら五輪出場の年齢制限をクリアし、グランプリシリーズ(GPS)でも良い手ごたえをつかんでいた宮原知子選手は4位。出産を経て復帰した安藤美姫選手は、驚異的なカムバックを見せて7位。 そして10位の大庭雅選手は、真央選手のトリプルアクセル(3A)を継承する存在として来季以降に大きな期待を残しました。 皆さま本当にお疲れ様でした!!! ソチ五輪出場は、 鈴木明子選手、浅田真央選手、村上佳菜子選手と決定しました。 おめでとうございます!! 第82回全日本フィギュアスケート選手権大会 順位と得点詳細。 「競技結果」でそれぞれの種目の総合順位と総合得点が、 「滑走順/得点詳細」ではショートプログラム(SP)とフリーそれぞれの得点詳細を見ることができます。 ***** 鈴木が初優勝、五輪切符決めた!真央は得点伸びず3位=全日本フィギュア フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)で2位だった鈴木明子(邦和スポーツランド)がフリー144.99点、総合215.18点で初優勝を飾り、ソチ五輪代表入りを決めた。SPトップで、グランプリファイナル優勝の浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル2本に挑戦したが不発に終わり、フリー126.49点、総合199.50点で3位に終わった。2位には村上佳菜子(中京大)がフリー135.10点、総合202.52点で入った。「ママ」で五輪出場を目指した元世界女王の安藤美姫(新横浜プリンスFSC)はフリー106.25点、総合171.12点で7位に終わった。 鈴木は、冒頭のトリプルフリップからの3連続ジャンプなどすべてのエレメンツを完璧に決める会心の演技で、200点超えとなる高得点をたたき出し、浅田を逆転。一方の浅田は冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは1回転となるなど、波に乗れず、他の選手が高得点を連発する中、得点を伸ばせなかった。 逆転表彰台を目指した安藤だったが、トリプルサルコウが1回転になるなど乱れてしまい、五輪代表入りへ最低限となる3位以内には届かなかった。 2013年12月23日 スポーツナビ ***** 優勝は鈴木明子選手!自身13回目で初の全日本女王です! ***** 全日本初Vの鈴木明子「特別な緊張感がある」=全日本フィギュア 鈴木は、冒頭のトリプルフリップからの3連続ジャンプなどすべてのエレメンツを完璧に決める会心の演技で、200点超えとなる高得点をたたき出し、浅田を逆転した。 以下は鈴木の演技後のコメント。 ■「あまり五輪は意識せず、本番はやるだけだと思っていました」 「すっきりしました。本当にここまで簡単な道ではなかった中で、支えてきてくれた皆さんの笑顔が思い浮かんで、この全日本でここまでの演技ができて達成感がありました。(長久保裕コーチからは?)『お前を教えてきて初めて涙が出た』と言われました。(それを聞いて)『やった!』と思いました(笑)。滑り出す前にこれが最後の全日本なんだと思って、応援してくれるお客さんの力をパワーに変えて、いま自分ができる精いっぱいの演技をしようと思いました。あとはやるだけだという気持ちで、自分の気持ちとやってきたことを信じるしかないと思ったので、冷静に滑ろうと思っていました。 (五輪が懸かっていたが?)特別な緊張感がありましたが、4年前と違う気持ちになりましたし、怖さも知っていたので、強くいかないといけないと。でもどんな気持ちであれ、この場に立っているのだから、やれることをやるしかないという気持ちで、あまり五輪は意識せず、本番はやるだけだと思っていました。 (点数については?)素直にびっくりです。国内の大会の点数なので、海外の試合で出るかは分からないですけど、自分の自信にはなりました。(最後のポーズを決めた瞬間は?)自分の大好きなスケートと、支えてくれた皆さんに、感謝の気持ちと私のスケートに命を吹き込んでくれてありがとうという気持ちでした。(ハートで滑りたいと言っていたが?)ジャンプに関してはすべてが良いものというわけではなかったので、気をつけるべきところは気をつけていたのですが、そのほかの部分では動きに心を込めることができました。 (五輪に行きたいと強く思うようになったきっかけは?)昨年のGPファイナルでソチに行ってからですね。それまでは続けるか決めていなかったんですけど、ここまでやってきたからには、もう一度ここに戻ってきたいと思いましたし、ここ3年ずっと浅田選手や村上選手とずっと一緒に試合をしてきて、その2人が五輪に向けてやっていたのと、あと今回男子の枠を懸けていた6人が頑張っていて、その中でみんなでチームとして頑張っていて、自分はそれを見届けるだけでいいのかと思ったときに、ソチに行きたいという思いが強くなったんです。自分がここで身を引いたら後悔すると思っていました。(大会前、不調と言っていたが?)私は強くなかったですけど、周りで支えてくれるコーチはもちろん、家族や友達だったり、すべての人のサポートで、弱い自分の背中を押してくれたので、自分1人ではここまでできなかったと思います。ひどい状態だったんですけど、先生はあきらめなかったので、本気を感じましたし、それに絶対ついていこうと思っていました。 (今日は開き直っていた?)開き直っていました。やるしかないと思ったし、それはここまでのいろいろな経験が生きていて、バンクーバー五輪のフリーもすごく不安だったんですけど、不安な顔をしていたら、先生に『僕は氷の上に乗ったらもう助けてやることはできない』と言われて、やるしかないという気持ちになったんです。緊張している自分をすべて受け入れて、やれることしかプログラムに入っていないと思ってやりました。(6分間ではジャンプの調子が良くなったそうだが?)いろいろと注意はあったんですけど、注意をしすぎると思い切りがなくなるので、とにかくまっすぐ上に上がれば、先生が教えてきたジャンプは立てるんだからと言われて、基本的な一番重要な部分を意識しました。 (氷上で跳ねていたときの気持ちは?)全日本は苦手意識があったんですけど、ようやくこの演技ができたとうれしい気持ちでした。(4年間で成長した部分は?)技術的にもセカンドにトリプルをつけられるようになったところと、4年前は世界選手権など大きな舞台の経験がなかったので、良さも怖さも知ったうえで、知っているからこそ悪い部分もあるけど、いろいろと引き出しが引き出せるようになったところだと思います。よく『お前は引き出しの位置を間違える』と先生に言われていたので、そこは合ってきたのかなと思います。少しずつですけど、弱いなりにも精神的に受けれる部分が出てきたのかなと、 (長久保先生の涙は見た?)見ました。『よし!』と思いました(笑)。田村岳斗選手が五輪決めたとき以来だと思います、泣いたのは。『お前の演技ではなかなか泣けない』と言われていました(笑) 2013年12月23日 スポーツナビ ***** 直前まで全くジャンプの調子が戻らず、危機的状況だったという話が信じられない程の素晴らしい演技でした。 ジャンプが決まり、気持ちが入った時の明子選手の演技は、どんな技術もかなわないと思えるほどの感動があります。特にSPの「愛の賛歌」の最後のダブルアクセル(2A)のところは、音と着氷がぴったり合っていて、演奏もドラマチックで、見ていて毎回ゾクゾクさせられます。タンゴなどをカッコよく滑る明子選手も大好きなのですが、個人的には「喜び」を表現しながら滑る明子選手が一番好きかもしれません。 長久保先生も涙されてましたね。明子選手とずっと苦楽をともにしてきて、感激もひとしおだったのだろうと思います。「(全日本のタイトルは)いつかとらせてやりたい、という思いがあった」とお話されていましたし。 ただ、今回の点数の付き方については、採点する側にもそういう気持ちがあったんじゃないかな、と思わされるものが(個人的に)ありました。 優勝という結果は全く文句なしのものですし、明子選手個人への批判ではないことはご了承いただきたいのですが、本当にこれこそが神演技というものだったし表現や滑りは素晴らしいものがあったけれども、これまでの全日本の最高得点を超える215点という得点が理に叶ってるかと言われれば、うーん、と個人的には感じています。 全日本前から、五輪選考において真央選手と明子選手は確実視されていました。これまでの実績、今季の成績等を考えてもこの二人を外すという選択肢は、ファンを含めて世界中の誰の頭にも浮かばないものだったのではないでしょうか。 佳菜子ちゃんと知子ちゃんがどちらになるかは、今季の佳菜子ちゃんの試合運びが難航していたため微妙な情勢でしたが、佳菜子ちゃんがSPを完璧に滑りきった時点で、連盟の考えはほぼ決まっていたのではないかと推察します。 そうなると、女子は派遣選手はほぼ決まりなので、あとは順位は(関係者的には)男子程切羽詰まった状況ではない。だからここまで頑張ってきた明子選手に有終の美を、という(親心的な)意向がなかったとはいえない点の出方だったと思います。 真央選手が全ての技を完璧に決めても勝てる点数というか、採点をある程度準備していたのではないか、と、疑心暗鬼な私の頭にはちょっとよぎってしまうものがありました。 ジャッジに勢いで高い評価をつけさせてしまったとしても不思議ではないくらい、今大会の明子選手の演技は輝いていましたし、見るものをひきつける力を持っていました。世界的に見ても、国内選手権では高めに点数がつけられる傾向にあります。 ですが日本はバンクーバー前から、むしろ国際試合より厳しいのではないかと時に思えるようなジャッジングをしてきました。そして今大会において、真央選手と宮原知子選手への評価はどちらかといえば厳しいものだったと感じています。 その中で、これまでの最高点を更新するようなずば抜けた点が出たということには、少し首をひねるものがありました。 そのように感じた方は多かったようで、一時ツイッターが私の知る限り少し騒然とした感があります。 点を出さないにしても出し過ぎるにしても、やはりその演技に見合ったものでないと見る側には何かしらのフラストレーションが溜まるし、折角の明子選手の初優勝にケチがついてしまったようで、その点は非常に残念でした。明子選手のせいではないので余計に。 ただ、はっきり書いておきたいのは、もし万一日本スケート連盟にそのような「意向」があったとしても、明子選手が素晴らしい演技をしなければ成立しなかったということです。 もし明子選手が不本意な演技をしてしまったとしたら、いくらスケ連が親心を出そうとしてもそんな演技に破格の得点をつけることは出来なかったでしょう。なのでこれは間違いなく明子選手が自ら掴んだ勝利なのだ、ということははっきりしていると思います。心から祝福したいです。 ただ、ちょっとがっかりしたのが、長久保コーチが(余程嬉しかったのでしょうか)「五輪は楽しんで滑らせたい。成績は真央ちゃんにお任せして(笑)」というコメントをされていたことでした。 真央選手はバンクーバー五輪の時も、今の佳菜子ちゃんの年齢の19歳ながら日本中から、そして関係者からも金メダルを熱望され、普通の人間では耐えられない程の重圧にさらされていました。明子選手も今季を現役最後としていて、最後は自由に楽しく、できるだけ重圧から遠い所でやらせてあげたいという親心は理解しますが、真央選手もそれは同じなのです。 そして今季、全日本女王になったのは明子選手なのです。 今季全勝、常に200点を超える圧倒的な存在感を見せてきた浅田真央を排し、世界一過酷な代表争いといわれる全日本で優勝したのは明子選手です。 コーチがどう考えようとも、世界中の選手や関係者、ジャッジはそのように見るのです。 金メダルを含む「メダルを確実視されている日本女子」のエースとしてソチに入るのは鈴木明子なんですよ、と言いたくなりました。嬉しくて舞い上がってしまったのかもしれませんが、バンクーバー前にジャンプに苦しんでいる真央選手を見るに見かねて助言をして下さったほど、大変な状況をずっと知っている長久保コーチの発言としてはショックでした。 せめて身内は真央選手に、もうこれ以上の重圧や責任を負わせないであげてほしい、と思ってしまいました。 明子選手が3-3を成功させ、今大会と同じような演技が出来れば、メダルを手にするのは充分可能と考えます。これだけ3-3を跳ぶ女子が増えている状況だと今大会のように3-3なしでは難しい状況でしょうが、演技的には間違いなく会場を熱狂させ、観客全員を幸せにする力を持っている選手。そして一時的な不調からは抜けているようですし、このタイトルを大いに自信にして、是非ソチでは明子選手の大きな笑顔を見たいと思います。 本当におめでとうございます!! Akiko Suzuki 2013 Japanese Nationals SP -Hymne a l'amour FS -The Phantom of the Opera 2位は村上佳菜子選手!!よく頑張った!!!(涙) ***** 村上、山田コーチに感謝の2位「怒られながら支えてもらったおかげ」 以下は村上の演技後のコメント。 ■「先生たちに怒られながら支えてもらったおかげ」 「本当に始まったときはどうなるのかという気持ちしかなかったんですけど、本当にプレッシャーが懸かった最後という大会で、ここまでショートとフリーで良い演技ができたのは、もし五輪に選ばれたらすごく良い自信になったし、五輪でも怖がらずにできるんじゃないかなと思います。(ノーミスでできた要因は?)苦しい練習だと思います。本当に苦しかったので、家で号泣して『もうやめたい』と何度も思いました。だけどそこで逃げず、先生たちに怒られながら支えてもらったおかげで、ここまで良い演技ができたと思います。(それはいつごろ?)ロシア杯が終わって全日本選手権までの間です。 (どんな思いがこみあげている?)いまはまだフワフワした感じなんですけど、落ち着いて先生と話したときに、もっともっと喜びが込み上げてくるかなと。うれしいんですけど、いまはまだフワフワした感じがあります。(どれくらい練習した?)5時間とか6時間の練習で、何回も何回も曲をかけられて、何回も何回もジャンプを跳んで、何回も何回も怒られて、本当に苦しかったです。(どうして耐えられた?)やっぱり先生が怒ってくれたからですね。なんか褒められるのもうれしいんですけど、怒られたときのほうがパワーが出るので、先生はそれを知っているので、なかなか優しい言葉をかけてくれないんですけど、おかげで本当に逃げずにここまでやってこれました。いまは本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。 (どんなふうに怒られていた?)怒られすぎて忘れちゃったんですけど、『ここで逃げ出すの』とか『そんなんじゃ足りないよ』とか、本当にたくさんです。たぶん追い詰められたり、やばいと思ったときに力が沸いてくるんじゃないかと思います。(山田満知子先生は12年ぶりの五輪になるが?)本当にうれしいです。でも期待していい演技だったんじゃないかと思うので、先生とその舞台に行けるのはうれしいです」 2013年12月23日 スポーツナビ ***** SP終了後の号泣は会場の笑いを誘っていましたが(笑)本当に今季SPが体になじまず苦労していた姿を見ていただけに、みんな親戚のような気持で見守っていたので、あの泣き顔を見たとたんにこちらも安堵して笑いがこぼれた、という感じでした。 SPを「ヴァイオリン・ミューズ」に戻したのは大正解でしたね。今季はやはり五輪のある重要なシーズンだけに、世界的にもプログラムを前のものに戻したり、新しいものに換えたりする選手が目立ちます。本人が気持ちが入る、気分よく滑れるプログラムが一番です。 今季は本当に苦労しましたが、こうやって選手は成長していくんだな、というのを見せてもらったという感じがしました。 佳菜子ちゃんにはスケートの先生になるという夢があり、この若さで来シーズン現役続行するかどうかについてまだ確言はしておらず、今季で引退の可能性もあると言われています。ですが私はもう一度、五輪に出てほしいなと思いますね。 せっかくこんな素晴らしい、今後の彼女自身のスケート人生や人間的な成長にも大きな影響を与えるような貴重な経験をしたのだから、もう一度そこから大きく羽ばたいてほしいという気持ちがあります。 そして五輪に出たら、その演技がどんな結果であれ、もう一度出たくなるのではないかと期待しているんですが、どうでしょうね? 格闘の末五輪出場権をつかみ取った佳菜子ちゃんに、大きな拍手を送りたいと思います。ソチでもこれ以上に泣けるような(笑)試合ができますように。 Kanako Murakami 2013 Japanese Nationals SP -Violin Muse FS -Papa Can You Hear Me 浅田真央選手は今季初めて200点を割る199.50で3位となりました。 本人は口にはしませんが、腰痛を抱えていたとの話が出ています。 ***** ジャンプ不発で3位の真央「この悔しさを次の試合に」=全日本フィギュア フィギュアスケートのソチ五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権が23日、さいたまスーパーアリーナで行われ、女子フリースケーティングでは、前日のショートプログラム(SP)トップの浅田真央(中京大)は、トリプルアクセル2本に挑戦したが不発に終わり、フリー126.49点、総合199.50点で3位に終わった。 直前の練習でも両足着氷となったトリプルアクセル。「自分が目指しているレベルはアクセル2回」と浅田が語るように、こだわって挑戦したトリプルアクセルだったが、冒頭のトリプルアクセルはオーバーターン、続いてのアクセルは1回転となった。「自分がどうして跳べなかったか分からない」と演技後は不安を口にした。 しかし、浅田は前を向く。「この悔しさを次の試合にぶつけられるようにもう一度気持ちを切り替えて、この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたいです」。代表入りが濃厚のソチ五輪へ向けて残り時間は少ないが、「いまやっているプログラムを成功させることが最終的な目標」と、あくまで浅田は自身のプログラムの完成を目指す。浅田の理想の演技、その実現が五輪での金メダルに続くはずだ。 以下は浅田の演技後のコメント。 ■「この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたい」 「朝の公式練習から良いアクセルが跳べなくて、どこいったのかなという感じで本番に臨んだ感じです。(原因は?)自分がどうして跳べなかったか分からないです。今後成功させるためには、これから練習して確率を上げていくことが成功への道だと思います。(ソチに向けて戦略変える?)戦略もないです。自分がいまやっているプログラムを成功させることが最終的な目標です。(佐藤信夫コーチとお話したことは?)信夫先生はアクセルに関しては『いまのままでいい』と言っていました。自分もそのつもりでやりました。(挑戦することのほうが大事?)自分としてはこれが当たり前というふうにしたいので、チャレンジとかではなく、これが自分のベースのプログラムだと思っています。 (点数をつけるとしたら?)う~ん、今日は自分が目指しているレベルで臨むつもりだったんですけど、何個かミスをしてしまったので、得点でつけるとちょっと分からないですね。でも半分以下かなと。自分が目指しているレベルはアクセル2回なので、それが一番大きなパーセンテージを占めています。(次の試合までにどう立て直す?)もうやるだけですね。バンクーバーのときと同じようにいまの時点でベストを出せなかったことは何度もあるので、この悔しさを次の試合にぶつけられるようにもう一度気持ちを切り替えて、この試合よりもパワーアップした演技をするようにしたいです。 (トリプルアクセルがうまくいかなかったあと気持ちを切り替えられた?)アクセルが失敗しても次のエレメンツに集中していました。体力的にもそこまでパワフルでもなかったと思います。(頑張り続けられたのは)最後の最後まで滑り切ることがやることなので、練習してきたことを最後まで力を出すことが当たり前になっています」 2013年12月23日 スポーツナビ ***** 今季初戦から毎試合3回のトリプルアクセル(3A)を跳び続け、女子で唯一全日本の直前に行われたグランプリファイナルに出場し、疲労がピークになるタイミングだったということもあったと思います。少し体にキレがなかったように感じましたし、特にフリーはミスが多かったですね。 動画で見ると、皆で肩を組んで上っているというよりは、真央選手を二人が支えてやっと上らせている、という感じでした。腰痛は相当辛かったんじゃないでしょうか。 ですが真央選手も、そして信夫先生も、これまでの歩みには自信を持っているように見えますし、五輪までは少し時間がある。 真央選手に関しては、体を万全の状態にすることが一番ですね。そうすればおのずと力が出せると信じています。 もうあとは五輪本番。真央選手が満足して試合を終えられるように、それだけを願ってます。 Mao Asada 2013 Japanese Nationals SP -Nocturne FS -Piano Concerto No. 2 in C minor その2に続きます。
by toramomo0926
| 2014-01-25 15:50
| フィギュアスケート
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