どっちもどっち、なのにこの処遇の差
b0038294_13303340.jpg

このニュースを聞いたとき、最初は冗談(ガセ)かと思った。それくらいありえない内容だった。巨人の二岡(既婚・子供が去年誕生したばかり)と山本モナ(未婚だが不倫前歴有り)の組み合わせというのが意外すぎたから。しかも二岡は怪我のために二軍調整中の身、モナは以前の不倫騒動でキャスターを降板し、その後バラエティで盛り返してやっと報道番組のメインキャスターに返り咲いたばかりというタイミングだったからだ。



------------------------------------------
モナ不在…伊藤アナ「サキヨミ」で謝罪
 巨人・二岡智宏内野手(32)とのラブホ不倫騒動を起こして無期限謹慎処分となった山本モナ(32)がメーンキャスターとして出演予定だったフジテレビ系情報ニュース番組「サキヨミ」(日曜後10・0)が13日、モナ不在で生放送された。
 モナとコンビを組んでいた同局の伊藤利尋アナ(35)が番組冒頭、1人で登場し約2分にわたって謝罪。沈痛な表情で「今回の事態を受けまして、山本モナさん並びにオフィス北野より当面番組への出演を見合わせたいという申し入れがあり、番組もそれが妥当であると判断しました」と説明。
 次いで、「キャスターという大役を与えて頂きながら、軽率であり、おわびしたい」などというモナの直筆謝罪文を代読。伊藤アナは「先週高々に新番組『サキヨミ』スタートと宣言しておきながら、このようなことになってしまったことをとても恥ずかしくて申し訳ない。皆様の信頼を得る番組を作るために誠心誠意努力していきます」と深々と頭を下げた。
(2008年7月14日 07時32分 サンケイスポーツ)

山本モナ 謝罪文全文
『日頃より皆様には大変お世話になっております。

 さて、この度女性週刊誌で報じられた記事について釈明させていただきます。記事にあるように番組終了後、新宿のなじみの店に行った事も、そこで巨人軍の二岡さんとお会いしたのも事実です。

 皆で場所を変えて飲みなおそうという話になり、二岡さんと二人でタクシーに乗りました。バーで一緒だった二岡さんの知人の方達も一緒に移動するものと思っていましたので、とても戸惑いました。又、勢いでキスを迫られたりもしましたし、記事で書かれている様な肩を寄せ合う雰囲気ではまったくありませんでした。二岡さんは相当酔っていらっしゃった様なので、二岡さんの自宅方面の目黒に、向かってもらいました。その車中、二人で飲みなおそうと言われましたが、適当な場所が見当たらず、タクシーが着いたのが五反田のホテルの前でした。二岡さんに何度もホテルで飲みなおそうと言われ、お断りしましたが、路上で揉めるのも目立つと思いやむなく入りました。

 そこでは、本当にお酒を飲んだだけで、他には何もなかったと天に誓って申し上げます。

 しばらくして、私は二岡さんを残して先に出ました。

 しかしながら常識的に考えても、世間から不適切な関係という誤解を招く場所に入ったことは事実であり、軽率な行動であったと深く反省しております。今回このようなことで、多くの関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けしたことを心からお詫び申し上げます。また、今後このようなことが無いよう悔い改めたいと思います。』
------------------------------------------

スキャンダル記事としては絶好のタイミングでバッチリ撮られてしまったというのは、一部ネットのニュースで報じられているように「刺された(意図的なリークがあった)」というのもありえない話ではないが、事実としてホテルに入ったことを双方が認めているので、これは二人とも自業自得ということだろう。二人ともいい年してバカなことしたなあ、というのが素直なところだ。
特に山本モナには個人的に失望した。彼女を知ったのは最初の不倫騒動の時だったので印象的にはマイナススタートだったが、その後のバラエティでの彼女の発言等を見ていて徐々に好感を持つようになっていたからだ。酔っぱらっていたとはいえこんな大切な時期(=スキャンダルを狙われやすいと分かり切っている時期)に既婚男性とホテルに入ればこのような事態を招く可能性は充分にあると彼女自身も自覚していたはずである。彼女は謝罪文にて「軽率だった」と述べていたが、軽率というよりも愚かだとしか言いようがない。

「路上で揉めるのも目立つと思いやむなく(ホテルに)入りました」と謝罪文にあったが、見られて何故いけないのだろうか。気持ちはわからなくはないが自分は入るのを拒否しているのだから見られても(究極的には)問題はないはずで、今の彼女の立場を考えれば、たとえ「ホテル前で痴話ゲンカ」と報じられても入ったのを報じられるよりはマシである。入ればいくら「本当にお酒を飲んだだけで、他には何もなかったと天に誓って申し上げます」と主張しても(それが事実であったとしても)世間的には通らない。「同意の上」と見なされて当然である。これが「痴話ゲンカ」なら降板はなかっただろう。彼女はどんなことがあっても入ってはいけなかった。

そして二岡選手。
読売ジャイアンツの現選手会長であり、女性に絶大な人気がある彼のスター選手としての地位は今回の件でかなりのダメージを受けた。
何よりお子さんが生まれて1年という、今とても幸せな時期のはずの奥様の精神的なショックというのは計り知れず、本当にお気の毒だと思う。世間的に「二岡選手の妻」として顔が売れている訳ではないだろうが気持ち的には外も出歩けないし、TVも雑誌も見たくない心境だろう。
野球選手としての彼のイメージダウンについてあまり関心はないが、今回私が彼にがっかりしたのは、入ったのが「ラブホテル」であったこと、そしてモナの謝罪文が発表されたあと「事実と違う」などと一部記者等に申し立てたことである。
まず彼ほどのスター選手であるなら、このような場合シティホテルに行ってしかるべきであろう。それなら出入り口はたくさんあるし(早朝だったので正面しか開かなかったかもしれないが)、入るところを撮られても、ラブホ入りを押さえられるよりは如何様にも言い訳は可能である。ホテルのスタッフも秘密は守ってくれる。モナに対する「ホテルで飲み直そう」というワケのわからない主張もある程度筋が通るというものだ。
別に二岡の欲望が成就しようがしまいがどうでもいいのだが、もうちょっとモナに対しても、世間体的にも大人の男(しかも有名人)としての甲斐性を見せるというか、スマートに振る舞えなかったのだろうか。

更に彼の男としての小ささを感じたのが、モナの謝罪文に対して反論したことである。
確かに彼女の文章には自己を正当化しようという意志がかなり色濃く出ており、そのため彼女は更なる批判を受けている訳だが、二岡が「事実と違う」と申し立てていることは、本人には大事なことなのだろうが他の人には枝葉末節な、ささいな違いに過ぎない。
しかも不当に侮辱されたり罪を着せられたりしたわけではないのだし(レイプされたとか)、真相は本人達しかわからない事なのだから、こういう場合はコトの処理は女性の意志を尊重するべきで、男性は基本的に沈黙を守っていたほうがスマートというか、結果的に男を上げると思う。ホテルに入ったということ自体がでっちあげだというのであれば勿論全面否定するべきだが、ここは黙っていた方が良かった。結局彼については身の丈以上のことをしてしまったセコくて小さい男、という印象だけが残ってしまった気がする。

今回の件でどちらの肩も持つつもりはない。二岡は既婚者だし、モナはニュースキャスターとしての立場があった。どちらも同じように軽率だったと思う。ただ、こういう場合往々にして女性の方が社会的制裁が重くなる気がしてならない。
今回の場合も二岡は今も一軍昇格見送りとはいえ二軍の試合に出続けている。彼のプロ野球選手という地位は確保されているのだ。しばらくすれば一軍にも昇格するだろう。
モナの以前の不倫相手である細野氏についても、ある程度仕事に支障は出ただろうが、議員辞職等に追い込まれることはなかった。
その一方でモナは全番組を降板、CMなども打ち切りとなっていると思われ、自身も無期限の謹慎で職を失いかけている。
以前の内村光良と女子アナ(後に結婚)の場合も、内村の仕事は安泰な一方で女子アナは謹慎、一時社会的に抹殺された。
「ニュースを伝える立場」としては通常よりも更に自分を律しなければならない仕事ということもあるし、モナは2度目の失態なので同じ次元では語れないかもしないが、結果的には男性の方は精神的な辛さはあっても職は失わず、ほとぼりが冷めれば何もなかったように仕事ができる、というのはちょっと不公平な気がする。二岡選手に野球をやめろと言うつもりはないが、どうしてこうも仕事においての処遇が違うのかが単純に不思議だ。
モナが謹慎していて、何故二岡は通常通り試合に出られているのだろう?

どっちが悪い、とは言えない事柄なはずなのに、現在の処遇には大きな差がある。私は決してフェミニストではないけれど、やはりまだ男女の差というのはこういうところに残っているのかなあ、と感じた出来事だった。



Excite エキサイト : 芸能ニュース
Excite エキサイト : 芸能ニュース
Excite エキサイト : 芸能ニュース
Excite エキサイト : スポーツニュース
by toramomo0926 | 2008-07-15 13:32 | エンタメ


<< もう他国からの援助は必要ないですね 良い勝者になるには、よい敗者で... >>